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古事記物語 [文学 日本 Classic]


古事記物語 (岩波少年文庫 (508))

古事記物語 (岩波少年文庫 (508))

  • 作者: 福永 武彦
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2000/06/16
  • メディア: 単行本



岩波少年文庫『古事記物語』を読み終わった。こういった神話系の本はどうしてもストーリーが頭に入ってこない。なのでいつもだいたい途中で挫折して読まなくなってしまうのだが、今回は仕事の関係で一応全体に目を通す必要があるかと思い、全部に目を通した。

イザナミ・イザナギの物語、因幡の白兎の話、ヤマトタケルノミコトの話など興味深いものもいくつかあったが、いまいち話のつながりがなくよくわからないところが多かった。河出文庫で同じ作者の完訳本が出ているのでそちらをもう一度読みたいと思う。

読んだ感想としては、昔から日本人は小汚いやり方で色々なことをやってきたんだなあと思う。とにかく相手を倒すやり方がことごとく姑息。平家物語の、「壇ノ浦の戦い」で、一緒に乗っている船乗りを殺すことで戦いを有利に進めたり、といったこともそうだが、そうしたことが現代の日本にもつながっているのかなと少し思った。
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