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フーガ まとめ [バッハ オルガン曲 フーガ]

フーガ系の作品をまとめてみたい。

★★★★★★★★
#538 トッカータ
#540 トッカータ
#564 アダージョ
#565 トッカータ、 フーガ

★★★★★★★
#547 前奏曲 (ドレミ ミファソ ソラシ ド~)
#548 フーガ (ギターソロ)
#564 トッカータ

★★★★★★
#548 前奏曲 (楔)
#552 前奏曲 (クリスマス・ソング)
#564 フーガ
#574 フーガ ハ短調
#578 フーガ ト短調
#582 パッサカリア
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パッサカリアとフーガ BWV582 ハ短調 [バッハ オルガン曲 フーガ]


Bach: The Organ Works Helmut Walcha

Bach: The Organ Works Helmut Walcha

  • 出版社/メーカー: Archiv Produktion
  • 発売日: 2000/04/03
  • メディア: CD



パッサカリア
★★★★★★☆☆☆☆
パッサカリアとは変奏曲の一種らしい。この曲は20の変奏でなっているらしい。
重々しい葬送行進曲のような静かな主題で始まる。
第一主題はリズムをずらしたような面白い曲。
あとは、どこが切れ目なのかわからなくなってくる。とはいえ、主題が重々しい分、リズムを工夫することで変化をつけようとしているのがわかる。

フーガ
★★★★☆☆☆☆☆☆
パッサカリアに似た主題で曲は展開される。若干退屈。
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フーガ BWV574, 578, 579 [バッハ オルガン曲 フーガ]


Bach: The Organ Works Helmut Walcha

Bach: The Organ Works Helmut Walcha

  • 出版社/メーカー: Archiv Produktion
  • 発売日: 2000/04/03
  • メディア: CD



#574 ハ短調 「レグ・レンツィの主題による」
★★★★★★☆☆☆☆
陰りのあるそれでいて美しい主題から始まる曲。やはり主題のメロディが心に残るとそれなりに楽しく聴ける。


#578 ト短調 「小フーガ」
★★★★★★☆☆☆☆
こちらも暗いながらも愛らしい心惹かれる主題で、物思いに耽りながらゆったりと聴ける音楽になっている。


#579 ロ短調 「コレッリの主題による」
★★★★★☆☆☆☆☆
そこまで魅力的な主題ではないが、聴けなくはない。前二曲には少し劣る。
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トッカータ、アダージョとフーガ BWV564 [バッハ オルガン曲 フーガ]


Bach: The Organ Works Helmut Walcha

Bach: The Organ Works Helmut Walcha

  • 出版社/メーカー: Archiv Produktion
  • 発売日: 2000/04/03
  • メディア: CD



曲の名前が3つ並んでいるが、いわゆる3楽章構成の協奏曲のような感じになっている。

トッカータ
★★★★★★★☆☆☆
劇的な感じの前奏から入り、独奏楽器のソロのようなパートを経て、華やかな主題に入る。「タータラ、タータラ~」というリズムが心を前向きにワクワクさせてくれる。

アダージョ
★★★★★★★★☆☆
この曲の白眉。悲しげな憂いに満ちた美しいメロディが奏でられゆったりとした伴奏に支えられ曲が展開される。

フーガ
★★★★★★☆☆☆☆
落ち着いた感じの華やかな堂々としたフーガ。開放感のある曲。


全体として悪くない曲となっている。
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前奏曲とフーガ BWV551, 552 [バッハ オルガン曲 フーガ]


Bach: The Organ Works Helmut Walcha

Bach: The Organ Works Helmut Walcha

  • 出版社/メーカー: Archiv Produktion
  • 発売日: 2000/04/03
  • メディア: CD



#551 イ短調
前奏曲
★★★★★☆☆☆☆☆
やや緊張感のある憂いのある前奏のあと、「タッ、タラタラタラタッ」というリズムが繰り返される。最後に荘厳な後奏が入る。
一番初めに教会で聴いたときは「何んて良い曲なんだ!」と思ったがゆっくり聴くとそこまでではない。

フーガ
★★★★★☆☆☆☆☆
プレリュードに続けて演奏されるかのような感じではいる。こちらも憂いのある美しい曲だが普通。


#552 変ホ長調
前奏曲
★★★★★★☆☆☆☆
長大な曲。華やかな堂々とした前奏の後、クリスマス・ソングのような楽しげな美しい曲調となる。
そして長大なフーガが展開される。

フーガ
★★★★★☆☆☆☆☆
こちらも長大な曲。相変わらずクリスマスの雰囲気を持つが、もう少しクラシカルな荘厳な感じ。何にしろ少し長く、メロディもわかりづらい。
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前奏曲とフーガ BWV547, 548, 550 [バッハ オルガン曲 フーガ]


Bach: The Organ Works Helmut Walcha

Bach: The Organ Works Helmut Walcha

  • 出版社/メーカー: Archiv Produktion
  • 発売日: 2000/04/03
  • メディア: CD



#547 ハ長調
前奏曲
★★★★★★★☆☆☆
「ドレミ・ミファソ・ソラシ・ドー」という単なる音階のような主題を手を変え品を変え一曲の曲に仕上げてしまうバッハ、おそるべし。とても面白いドラマティックな曲。

フーガ
★★★★★☆☆☆☆☆
プレリュードで盛り上がった気持ちをクール・ダウンさせるような穏やかさに満ちた美しい曲。


#548 ホ短調
前奏曲
★★★★★★☆☆☆☆
「楔」と名付けられた曲。用いられているフーガの技法からこう名付けられているらしいが、私にはよくわからない。非常にドラマティックで、雄大な曲。途中静かになり可愛らしい音で曲が進んでいくのも良い。

フーガ
★★★★★★★☆☆☆
まさに、ギター・ソロといった感じの凄まじい曲。初めは悲劇的な主題が奏でられるが、その主題が終わると、凄まじいスピードと劇的さを有したカデンツァのようなパートに入る。その後音数が減って穏やかになるが、超絶技巧は続く。泣きのメロディが次々に繰り広げられる。どんどん荘厳さを増して行き最後は長調で明るく終わる。


#550 ト長調
前奏曲
★★★★☆☆☆☆☆☆
明るい曲だが普通の曲。

フーガ
★★★★☆☆☆☆☆☆
前奏曲の明るさを引きずった曲だがこちらも普通。
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前奏曲とフーガ BWV544~546 [バッハ オルガン曲 フーガ]


Bach: The Organ Works Helmut Walcha

Bach: The Organ Works Helmut Walcha

  • 出版社/メーカー: Archiv Produktion
  • 発売日: 2000/04/03
  • メディア: CD



#544 ロ短調
前奏曲
★★★☆☆☆☆☆☆☆
長く退屈。

フーガ
★★★☆☆☆☆☆☆☆
プレリュードに同じ。


#545 ハ長調
前奏曲
★★★★★☆☆☆☆☆
流麗な美しい曲。短い曲で締まった印象がある。

フーガ
★★★★☆☆☆☆☆☆
前向きさのある少し明るい曲。悪くはないがずっと聴いていると飽きる。

#546 ハ短調
前奏曲
★★★☆☆☆☆☆☆☆
長い、退屈。

フーガ
★★★☆☆☆☆☆☆☆
こちらも長く、退屈。
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前奏曲とフーガ BWV539, 541, 543 [バッハ オルガン曲 フーガ]


Bach: The Organ Works Helmut Walcha

Bach: The Organ Works Helmut Walcha

  • 出版社/メーカー: Archiv Produktion
  • 発売日: 2000/04/03
  • メディア: CD



#539 ニ短調
前奏曲
★★★★★☆☆☆☆☆
悲しみを湛えた、美しい前奏曲。戦死して帰ってきた死者達の列を静かに見守っているかのような曲。

フーガ
★★★★★☆☆☆☆☆
死者たちの葬式で演奏されるかのような、死者を悼む雰囲気に満ち満ちた曲。


#541 ト長調
前奏曲
★★★★☆☆☆☆☆☆
明るい華やかな曲。悪くはないが少し退屈。

フーガ
★★★★☆☆☆☆☆☆
ミドルテンポのフーガ。あまり特徴もなく普通。


#543 ヘ短調
前奏曲
★★★★★☆☆☆☆☆
どんどん下降していくメロディで気持ちがどんどん下向きになっていく曲。途中宇宙を彷徨うかのような混沌とした雰囲気になり。最後は何とか前向きになろうと盛り上がりを見せる。何にしろ終始暗い。

フーガ
★★★★☆☆☆☆☆☆
とにかく長い。あまり特徴もなく普通の曲。
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トッカータとフーガ BWV538, 540, 565 [バッハ オルガン曲 フーガ]


Bach: The Organ Works Helmut Walcha

Bach: The Organ Works Helmut Walcha

  • 出版社/メーカー: Archiv Produktion
  • 発売日: 2000/04/03
  • メディア: CD



ちなみにトッカータとは、元々「触る」という意味から来ているものらしく、オルガンの試し弾きみたいな感じが由来っぽく、その辺から「即興演奏」みたいな意味になったらしい。

BWV538 ドリア調
トッカータ
★★★★★★★★☆☆
ゲーム音楽の元祖のような曲。劇的な始まりから、哀愁を帯びたドラマティックな音楽へと展開し、遥かなる旅路へと出発するかのような音楽展開は感動的ですらある。即興でこのような演奏をされたらかなり感動的であったであろう。トッカータは全体的に長い曲が多いが、60、70年代のギタリストのギター・ソロがライブなんかだとひたすら長くなってしまうのと同じような感じで、観客の熱気と相まってどんどん音楽が膨らんでいったんだろうなあ、ということが想像できる。

フーガ
★★★★★☆☆☆☆☆
フーガらしい静かな単音のメロディでスタートし、その後音が重なり合いながらどんどん曲は進行していく。暗い感じで、そこまで楽しい曲ではないが一応聴ける。


BWV540 ヘ長調
トッカータ
★★★★★★★★☆☆
非常に明るく前向きな、前奏曲的な雰囲気を持った素晴らしい曲。「タラタラタラタラ」というリズムに乗せて、音が上がったり下がったりするはじめの部分は聴いていてとても楽しい。その後、曲が展開され、曲調が暗くなり、悲劇を感じさせる雰囲気に変わる。泣きのメロディがとても格好よく、主人公たちが困難にどう立ち向かおうか皆で話し合いながら前へと進んでいく様子が描かれているような音楽になる。最後はどこまでも上がって行きそうな感じの盛り上がりを見せ圧倒的な雰囲気で終わる。

フーガ
★★★★★☆☆☆☆☆
英雄たちが飛び立ってしまったあとの、空虚な感じと、彼らを心配する、王宮での様子を描いているかのような高貴で、不安で、それでいてどこか前向きな雰囲気のフーガ。


BWV565 ニ短調
トッカータ
★★★★★★★★☆☆
ベートーヴェンの「運命」交響曲と並び、最も有名なクラシックの出だしといっても良いのではないか。「運命」同様、はじめの部分が非常に有名だが、この出だしのあとの流れるような美しいスピード感のあるメロディも素晴らしい。

フーガ
★★★★★★★★☆☆
トッカータの雰囲気をそのまま残した、非常にドラマティックで泣きのメロディ満載の素晴らしいフーガ。途中静かな雰囲気に変わり、天井から天使が降ってきてお告げをするかのような部分も綺麗だ。そのお告げを受け、どうしようか皆で思い悩んでいるかのような混沌とした音世界がまた面白い。終わり近くにカデンツァのような部分が現れ最後は悲劇的な雰囲気で幕を閉じる。


全体的にトッカータが素晴らしく、バッハ音楽の中では楽しめる部類のものなのではないだろうか。

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幻想曲とフーガ BWV537, 542, 562 [バッハ オルガン曲 フーガ]


Bach: The Organ Works Helmut Walcha

Bach: The Organ Works Helmut Walcha

  • 出版社/メーカー: Archiv Produktion
  • 発売日: 2000/04/03
  • メディア: CD



#537 ハ短調
幻想曲
★★★☆☆☆☆☆☆☆
まさに幻想的な捉えどころのない曲。悲劇の物語の始まりを告げるような曲。

フーガ
★★★☆☆☆☆☆☆☆
こちらは悲劇の物語を語るような曲。若干客観的な語りのような感じ。何にしろ面白くはない。


#542 ト短調
幻想曲
★★★☆☆☆☆☆☆☆
悲劇の渦中にある若者がひたすら思い悩む内面を描いているような混沌とした作品。

フーガ
★★★★☆☆☆☆☆☆
幻想曲で描かれた若者の内面を客観的に語っているような曲。すこしは聴けるが退屈であることにあまり変わりはない。

#562 ハ短調
前奏曲
★★★★★☆☆☆☆☆
537で物語が始まり、542で思い悩み、最終的には苦難の末なくなってしまった若者を悼むかのような、宗教性にあふれた穏やかな敬虔な曲。

フーガは作られず未完成作品らしい。バッハのオルガン曲は何故か前奏曲や幻想曲よりもフーガの方が良いので、この前奏曲にどのようなフーガが付けられる予定だったのかかなり興味がある。
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前奏曲とフーガ BWV531~536 [バッハ オルガン曲 フーガ]


Bach: The Organ Works Helmut Walcha

Bach: The Organ Works Helmut Walcha

  • 出版社/メーカー: Archiv Produktion
  • 発売日: 2000/04/03
  • メディア: CD



#531 ハ長調
前奏曲
★★★☆☆☆☆☆☆☆
長調なのに、出だしから何故か長調に聞こえない。単調であまり面白くない。

フーガ
★★★★☆☆☆☆☆☆
「タタタタ タラタラ」という基本リズムがあり、それが繰り返される。若干クセになる感じ。前奏曲よりもフーガの方が聴きやすい。


#532 ニ長調
前奏曲
★★★★☆☆☆☆☆☆
これは、出だしは長調に聞こえ華やかな感じだが、第一主題が終わると短調になり激しい悲劇的な音楽になる。この後長調と短調を行ったり来たりして進行していく。

フーガ
★★★★★☆☆☆☆☆
これも531同様同じリズムが繰り返される。右手と左手が会話しているようで面白い。

#533 ホ短調
前奏曲
★★★☆☆☆☆☆☆☆
まさにオルガン曲といった趣の曲。悲劇性の強い感じでオルガン特有の音がよく出ている。

フーガ
★★★★☆☆☆☆☆☆
有名な「トッカータ」のようなメロディを持つ。「タッタラター」というリズムが繰り返される。


#534 ヘ短調
前奏曲
★★★★★☆☆☆☆☆
こちらも有名な「トッカータ」のような雰囲気。メロディが少しわかりやすくオルガン曲にしては聴きやすい。

フーガ
★★★★★☆☆☆☆☆
単純な主題で、それが次々に展開されていくのは面白い。大伽藍のような壮大な美しい曲。


#535 ト短調
前奏曲
★★★★☆☆☆☆☆☆
暗い静かな祈りのような曲。たまに鳴るペダルのベース音がいい味を出している。

フーガ
★★★★★☆☆☆☆☆
こちらも悲劇的なわかりやすい主題。それなりに面白い。


#536 イ長調
前奏曲
★★★★★☆☆☆☆☆
美しい、前奏曲らしい前奏曲。愛らしい音とメロディが良い。

フーガ
★★★★★☆☆☆☆☆
前奏曲の愛らしい雰囲気を残した曲。ドラマティックに曲が展開される。


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