「魔笛」序曲 K.620 [モーツァルト 管弦楽曲]
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2000/06/21
- メディア: CD
評価
★★★★★★☆☆☆☆
かなり不穏な雰囲気で始まり、夜がやってきて皆が寝静まったような静かな厳かな感じになる。その後曲は華やかになり進んでいくが、ファンファーレとともに不穏な空気が蘇ってくる。だんだん盛り上がっていき最後は力強くティンパニーも派手になって終わる。
終始スピード感のある楽しい曲。
「フィガロの結婚」序曲 K.492 [モーツァルト 管弦楽曲]
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2000/06/21
- メディア: CD
評価
★★★★★★★☆☆☆
そっとした出だしから、すぐに堂々としたモーツァルト特有の高貴な雰囲気が醸し出されるのだが、他の作品と違い、メロディが非常に立っており心地よい。第二主題のような雰囲気の変わる部分も短調気味で若干不穏な雰囲気を持っておりオペラの内容を暗示している。中間部の伸びやかな流れるような旋律も魅力的。段々と盛り上がってきて、再びはじめのメロディが提示されるあたりも格好良い。
かなりよく出来た序曲だと思う。
「コジ・ファン・トゥッテ」序曲 K588 [モーツァルト 管弦楽曲]
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2000/06/21
- メディア: CD
評価
★★★★★★☆☆☆☆
穏やか感じで始まる。オーボエの柔らかい音色のソロが印象的。その後も管楽器のソロが対話的に続き、それを弦が引き継ぐ。様々な音色を美しいメロディで楽しめる佳曲。
「ドン・ジョヴァンニ」序曲 K527 [モーツァルト 管弦楽曲]
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2000/06/21
- メディア: CD
評価
★★★★★★☆☆☆☆
非常に悲劇的な短調で始まるため、ほかの序曲よりも特徴的な感じがする。基本的にはドン・ジョバンニの結末を暗示してかこの悲劇的な雰囲気は序曲の最後まで続く。メロディも悪くはなくそれなりに楽しんで聴ける曲である。
「後宮からの逃走」序曲 K384 [モーツァルト 管弦楽曲]
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2000/06/21
- メディア: CD
評価
★★★★★☆☆☆☆☆
若干楽しげな、剣と剣がぶつかり合って小競り合いをしているかのような雰囲気で始まる。この音はどうやって出しているのだろうか？？？ その後美しい女性が一人思い悩んでいるかのようなしっとりとした美しい中間部が続き、最後は初めの小競り合いの曲となる。
聴いていて物語が浮かぶ(オペラを観たことがあるからかもしれないが・・・）楽しい曲。
「皇帝ティートの慈悲」序曲 K621 [モーツァルト 管弦楽曲]
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2000/06/21
- メディア: CD
評価
★★★★☆☆☆☆☆☆
この曲も重々しい雰囲気で始まる。その後若干耳に心地よい美しいメロディが流れ、曲は再び力を取り戻す。曲も後半になり再びゆったりとした美しいメロディが流れ、最後は結構盛り上がって終わる。
悪くはないが普通。
「イドメネオ」序曲 K366 [モーツァルト 管弦楽曲]
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2000/06/21
- メディア: CD
評価
★★★☆☆☆☆☆☆☆
結構重々しい不穏な空気で始まるが、すぐに明るい華やかな曲調となる。その後ゆったりとした不穏な空気が再び流れる。美しい伸びやかな音楽が流れたあとは、華やかな雰囲気と不穏な雰囲気が順々にやってきて、最後はこれ以上ない程そっと終わる。相当静かな雰囲気で舞台を始めたかったんだろうと思われる。
やはり単調で面白くはない。
「劇場支配人」序曲 K486 [モーツァルト 管弦楽曲]
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2000/06/21
- メディア: CD
評価
★★★★☆☆☆☆☆☆
初めは勇壮な感じで始まり、すぐに静かな雰囲気になる。その後不穏な空気が流れ出す。ティンパニーも活躍し少し激しい感じになり、その後華やかな雰囲気に戻っていき、広がりのあるたっぷりとしたメロディをはさみ、最後は派手に終わる。
少し物語を感じさせる曲となっている。
「ルチオ・シルラ」交響曲 K135 [モーツァルト 管弦楽曲]
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2000/06/21
- メディア: CD
第一楽章 アレグロ
★★★☆☆☆☆☆☆☆
結構重い感じで始まる。勢いはあり、後ろでファンファーレ風に管楽器も活躍する。途中のゆったりとした高貴な部分、淡々とした感じの部分などそれなりに聴ける部分もなくはないが、イマイチ、メロディが、パッとしない。
第二楽章 アンダンテ
★★★☆☆☆☆☆☆☆
ゆったりとした穏やかな楽章。特に特徴があるわけではなく差し障りのないメロディが続く。
第三楽章 アレグロ
★★★☆☆☆☆☆☆☆
再びスピード感を持って進むがやはりつまらない。
全体的に目立ったものがなくつまらない。
「牧人の王」序曲 K208 [モーツァルト 管弦楽曲]
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2000/06/21
- メディア: CD
評価
★★★☆☆☆☆☆☆☆
元気な普通の感じで始まる。途中若干短調気味のメロディが入り込み不穏な空気を醸し出すが、すぐに元気を取り戻し、広がりのある草原をイメージさせる綺麗なメロディとなる。そのまま終わる。
正直あまり面白くない。
「偽の女庭師」序曲 K196 [モーツァルト 管弦楽曲]
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2000/06/21
- メディア: CD
評価
★★★☆☆☆☆☆☆☆
スピード感のある美しい高貴な雰囲気で始まる。途中からゆったりとした舞踏会の音楽のような感じになる。それが終わると初めのメロディに戻るのかと思いきやそのままそっと終わる。舞台もその静かな雰囲気で始まるであろうことが想像される。
正直あまり面白くない。
