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ショスタコーヴィチ 歌曲 ブログトップ

Op.なし 私たちはキスをした [ショスタコーヴィチ 歌曲]

★★★★★☆☆☆☆☆
2分強の短い曲。
ゆったりとしたピアノ伴奏の上を、なめらかな息の長い穏やかな旋律が歌われる。
中間部はかなり激しくなるが、再び穏やかに美しくなめらかな旋律に戻り、最後は明るく静かに眠りにつくように終わる。
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Op.なし 10のロシア民謡 [ショスタコーヴィチ 歌曲]

合唱曲集

第一曲 「ドンの若者」
★★★★★☆☆☆☆☆
山賊が酒を飲みながらいきがっている感じ。

第二曲 「山の彼方、谷の彼方」
★★★★★☆☆☆☆☆
軽やかなピアノの前走に続いて、軽やかなメロディが歌われ、それを合唱が受ける。コロコロしたピアノと幸福感に満ちた合唱が綺麗。

第三曲 「剣の森から」
★★★★★☆☆☆☆☆
キレの良いピアノと、力強いソロと、囁くような合唱の対比が面白い曲。

第四曲 「暗い夜に黒雲」
★★★★★☆☆☆☆☆
穏やかな舟歌風のピアノ伴奏の上を、力強いソロ、ゆったりとした合唱が歌う。

第五曲 「カッコウが鳴いている。」
★★★★★★☆☆☆☆
音数の少ないピアノ伴奏。幻想的なメロディを女性が歌う。合唱がモヤのかかった感じを出す。
幻想的で美しい曲。

第六曲 「マッチ」
★★★★★★☆☆☆☆
繊細な単音のピアノ前奏の後、物悲しく美しいメロディが女性によって歌われ、合唱が悲劇感を盛り上げる。

第七曲 「松林」
★★★★★☆☆☆☆☆
軽やかで元気な短い曲。

第八曲 「父の園で」
★★★★★★☆☆☆☆
荘厳な合唱。途中のアルト?ソロがとても綺麗。

第九曲 「愛する人よ」
★★★★★★★☆☆☆
物悲しく美しい民謡風のメロディが、アルト?によって歌われる。ヴォカリーズの合唱も綺麗。

第十曲 「ロシアの歌」
★★★★★☆☆☆☆☆
力強いピアノで始まり、力強いバリトン?の歌が入り、そのあと合唱となる。

結構良い曲集。
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Op.なし 映画音楽から [ショスタコーヴィチ 歌曲]

第一曲 「Plan Song 1932」
★★★★★☆☆☆☆☆
行進曲風の元気の良いピアノと歌。

第二曲 「優しい女の子の歌 1956」
★★★★★★☆☆☆☆
物悲しく優しいメロディが女性のデュエットでピアノ伴奏の元歌われる。

第三曲 「夜明けが来ている 1948」
★★★★★★☆☆☆☆
希望に満ちた前向きなメロディが男性によって歌われる。

第四曲 「平和の歌 1949」
★★★★★★☆☆☆☆
こちらも希望に満ちた勇壮な感じの歌。
1番は男性が歌い始め女性がコーラスで入ってくる。
2番は逆になる。
3番は男性が再び歌い始める。最後は感動的に終わる。

悪くない。
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Op.なし 半形式主義的ラヨーク [ショスタコーヴィチ 歌曲]


★★★★★☆☆☆☆☆
少し跳ねた感じのリズムが、何度も繰り返される。
バスが低いメロディをソロで奏でる。
合唱が入ってきて盛り上がる。
再び単調な伴奏に戻るが、少し明るく前向きな感じになる。
段々と暗くなり、重くなっていく。
スピードが上がり明るくなっていく。
はじめのメロディに戻った後、楽しげに明るいメロディがやってくる。
楽しげなワルツの後、合唱との祭りの掛け合いのようになる。
再びワルツがやってきた後、暗く重くなる。
後半盛り上がりドラムもなり楽しげになる。
最後はピアノが軽やかにメロディを奏で楽しげに終わる。

20分近いが、悪くはない曲。
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Op.146 レビャートキン大尉の4つの詩 [ショスタコーヴィチ 歌曲]

第一曲 「レビャートキン大尉の恋」
★★☆☆☆☆☆☆☆☆
プロローグ:低く重い行進曲風のピアノ伴奏の後、語り的な歌が始まる。
理想的な完全さのミス・トゥーシナへ:ちょっと劇的になり、ピアノも暴れまわる。
あの人が足を折ったなら:暗く重い曲。最後はピアノがドラマティックになる。

第二曲 「ゴキブリ」
★★☆☆☆☆☆☆☆☆
低くゆったりとした単音で始まる。何かに怒りをぶつけるようなメロディが歌われる。

第三曲 「家庭教師嬢のための舞踏会」
★★☆☆☆☆☆☆☆☆
すさまじく激しい曲。オペラの語りのような歌。

第四曲 「輝く人格」
★★☆☆☆☆☆☆☆☆
力強いピアノ前奏で始まり、低く重いメロディが歌われる。


つまらん。
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Op.145 ミケランジェロの詩による組曲。 [ショスタコーヴィチ 歌曲]

1 真実
★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ほぼモノローグの語り。

2 朝
★★★☆☆☆☆☆☆☆☆
前曲よりは少しましだが、こちらも暗く面白くない。

3 愛
★★★☆☆☆☆☆☆☆☆
キラキラしたピアノの前奏で美しいメロディを期待するが歌はやっぱりつまらない。時々現れるピアノソロが幻想的で綺麗。

4 別れ
★★★★☆☆☆☆☆☆☆
静かで穏やかで多少メロディアス。

5 怒り
★★★★☆☆☆☆☆☆☆
激しく怒りをぶつける曲。

6 ダンテ
★★★☆☆☆☆☆☆☆☆
暗く重く悲劇的な曲。


7 追放者に
★★★☆☆☆☆☆☆☆☆
ひたすら暗く陰鬱な曲。

8 創造
★★★☆☆☆☆☆☆☆☆
激しい不協和音の伴奏で始まる。

9 夜
★★★☆☆☆☆☆☆☆☆
静かな伴奏。幻想的な歌。

10 死
★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
暗く陰鬱。単調なメロディ。

11 Bessmertie 不滅
★★★☆☆☆☆☆☆☆☆
ピアノが木琴のような音を奏でて始まる。歌は相変わらずモノローグ的だが、伴奏は楽しげ。

あまり面白くない曲集。

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Op.143 マリーナ・ツヴェターエワの詩による6つの歌曲 [ショスタコーヴィチ 歌曲]

第一曲 「私の詩」
★★★☆☆☆☆☆☆☆
はじめて十二音技法を用いた作品らしい。非常に現代的な響きの曲。最後はピアノが少し盛り上がるが、静かに終わる。

第二曲 「どこからこんな優しい気持ちがくるの?」
★★★★☆☆☆☆☆☆
不安げなメロディながら、詩は優しい愛の歌。ピアノは囁くような感じで優しい。

第三曲 「ハムレットと良心との対話」
★★★★☆☆☆☆☆☆
オフィーリアの死は自分のせいだったのではないか、と思い悩む歌。暗い。

第四曲 「詩人と皇帝」
★★★★☆☆☆☆☆☆
激しくドラマティック。

第五曲 「違う、太鼓を反逆の連隊の前で打ったのだ」
★★★☆☆☆☆☆☆☆
諧謔的な跳ねた感じの歌。後半は暗い。

第六曲 「アフマートワに」
★★★☆☆☆☆☆☆☆☆
暗い、長い。

暗く退屈な曲集。
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Op.128 春、春 [ショスタコーヴィチ 歌曲]


★★★☆☆☆☆☆☆☆
何かが舞っているようなピアノ伴奏の元、低く暗い歌が流れる。退屈。
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Op.127 アレクサンデル・ブロークの詩による7つのロマンス [ショスタコーヴィチ 歌曲]

第一曲 「オフィーリアの歌」
★★★★★★★☆☆☆
チェロの伴奏による、物悲しいオフィーリアの歌。素晴らしく美しい曲。

第二曲 「予言の鳥 ガマユーン」
★★★★☆☆☆☆☆☆
激しい叩きつけるようなピアノ伴奏に乗って激しいメロディが歌われる。後半は静かになるが暗い。

第三曲 「私たちは一緒だった。」
★★★★★★★☆☆☆
ヴァイオリンの伴奏による、のどかで伸びやかな美しい曲。中間部はヴァイオリンが若干超絶技巧的になり、歌も若干不穏な雰囲気になる。最後はヴァイオリンののどかな後奏で終わる。

第四曲 「街は眠る」
★★★★★☆☆☆☆☆
ピアノとチェロの伴奏。ゆったりとした穏やかな前奏で始まる。歌はアンニュイな感じで不穏なメロディ。

第五曲 「嵐」
★★★★★☆☆☆☆☆
ヴァイオリンとピアノの激しい伴奏で始まり、感情をぶつけるかのような激しい歌が続く。

第六曲 「秘密のしるし」
★★★★★☆☆☆☆☆
ヴァイオリンとチェロの伴奏で、物思いにふけっているかのような静かで悲しげな旋律が歌われる。5分以上の長い曲。

第七曲 「音楽」
★★★★☆☆☆☆☆☆
前曲の続きのような陰鬱な曲。ヴァイオリンの伴奏が基本だが、最後はチェロとピアノも入ってきて後奏を奏で終わる。

様々な伴奏形態があり綺麗なメロディの曲が多く、まあまあ聴きやすい。
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Op.123 自作全集への序文とその序文についての短い考察 [ショスタコーヴィチ 歌曲]


★★☆☆☆☆☆☆☆☆
ピアノの低い和音の連続の前奏で始まり、バスが語りに近いメロディを歌う。段々とピアノがドラマティックになっていく。行進曲風の伴奏に乗って、伸びやかなメロディが歌われるが、声が低いためやっぱり暗く重く聞こえる。
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Op.121 5つのロマンス [ショスタコーヴィチ 歌曲]

第一曲 「自筆証明」
★★☆☆☆☆☆☆☆☆
暗く重いピアノ伴奏で始まる。歌も重く暗い。語りのようなメロディがひたすら続く。

第二曲 「欲望を果たすのは難しい」
★★★★☆☆☆☆☆☆
ワルツのメロディで哀れ感たっぷりの嘆きのメロディが歌われる。1分程度の曲。

第三曲 「思慮深さ」
★★☆☆☆☆☆☆☆☆
重く、疲れて歩くような曲。とにかく暗い。1分半程度の曲。

第四曲 「イリンカと羊飼い」
★★★★☆☆☆☆☆☆
ピアノの愛らしく軽やかな跳ねるような伴奏に乗って、少し元気な歌が歌われる。後半はいきなり行進曲風になる。最後ははじめのメロディが回帰され明るく終わる。

第五曲 「誇張された喜び」
★★★☆☆☆☆☆☆☆
少し悲劇的な始まりだが、段々と荘厳な雰囲気となっていく。

バスの曲だけに重く暗い曲が多くあまり面白くない。
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Op.109 チョールヌイの詩による5つの風刺 [ショスタコーヴィチ 歌曲]

第一曲 「批評家に」
★★★☆☆☆☆☆☆☆
ピアノの単音の前奏で始まり、皮肉に満ちた現代的なメロディが歌われる。

第二曲 「春の目覚め」
★★★☆☆☆☆☆☆☆
前曲と似た前奏。若干語りのような半音階を多用したメロディ。後半ピアノが大活躍する。

第三曲 「子孫」
★★★☆☆☆☆☆☆☆
少し暗めのメロディ。ピアノが和音を三連符で奏でる。

第四曲 「勘違い」
★★★☆☆☆☆☆☆☆
ゆったりとしたポツポツした乾いた始まり。段々と悲しげにメロディアスに流れるような雰囲気となっていく。再びポツポツとした乾いた感じになり、最後は静かに終わる。

第五曲 「クロイツェル・ソナタ」
★★★☆☆☆☆☆☆☆
キンキンとしたヒステリックなメロディを持った歌で始まる。その後、ピアノがソロでベートーヴェンの「クロイツェル・ソナタ?」を眺めに奏でる。ドラマティックな歌が入ってくるが、最後は明るくなっていき終わる。

正直つまらない曲集。
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Op.100 スペインの歌 [ショスタコーヴィチ 歌曲]

第一曲 「さようなら、グラナダよ」
★★★★★☆☆☆☆☆
ゆったりとした哀愁漂うメロディ。ピアノもゆっくりと和音をそっと弾いている。

第二曲 「星」
★★★★★★☆☆☆☆
ズ~ッチャ、ズ~ッチャというリズムがずっと続く哀愁漂うメロディの心を沸き立たせる曲。

第三曲 「最初の出会い」
★★★★★★☆☆☆☆
悲しげで重い雰囲気と元気で前向きな雰囲気が順番に現れる。

第四曲 「ロンド」
★★★★★★☆☆☆☆
下降気味のギターをイメージさせるピアノ伴奏に乗って哀愁漂うメロディが歌われる。途中元気で明るいメロディが登場する。

第五曲 「黒い瞳の娘」
★★★★★★☆☆☆☆
どこか懐かしい優しい雰囲気のミドルテンポの曲。

第六曲 「夢・舟歌」
★★★★★★☆☆☆☆
舟歌のリズムに乗って静かに優しいメロディが歌われる。後半盛り上がりを見せ、最後は

スペインの哀愁漂うメロディが美しい曲集。
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Op.098 E.ドルマトフスキーの詩による5つのロマンス [ショスタコーヴィチ 歌曲]


第一曲 「巡り合いの日」
★★★★★★☆☆☆☆
ズンチャズンチャという素朴な伴奏に乗って前向きで分かりやすいメロディが歌われる。中間部は少しドラマティックで伴奏も難しそう。

第二曲 「告白の日」
★★★★★★☆☆☆☆
歌曲にしては珍しい軽やかなワルツ。優しいメロディで温かい雰囲気。

第三曲 「絶望の日」
★★★★★☆☆☆☆☆
題名通りの暗く重い曲。途中盛り上がりを見せるなど、そんなに退屈でもない。

第四曲 「喜びの日」
★★★★★★☆☆☆☆
題名通り、前向きで明るい曲。中間部で少し緊張感がある。最後は勇ましく終わる。

第五曲 「思い出の日」
★★★★★★☆☆☆☆
緊張感に満ちた美しい前奏で始まり、悲しげなメロディが歌われ、ピアノと対話風になる。後半ワルツ風リズムとなる。最後は明るく終わる。

結構わかりやすいメロディの曲が多い。
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Op.091 プーシキンの詩による4つのモノローグ [ショスタコーヴィチ 歌曲]

第一曲 「断章」
★★★☆☆☆☆☆☆☆
暗く重い結構長めのピアノの前奏で始まる。そのままバスが暗く重い旋律を歌う。

第二曲 「あなたにとって私はなんでしょう」
★★★☆☆☆☆☆☆☆
不協和音の伴奏に乗って苦しみに満ちた旋律が歌われる。

第三曲 「シベリアの鉱山の奥底で」
★★★☆☆☆☆☆☆☆
重くゆっくり歩くようなピアノの低音の伴奏の上を、苦しみに満ちた旋律が歌われる。

第四曲 「別れ」
★★★★☆☆☆☆☆☆
この曲集にあっては、少し明るく前向きな曲。若干ほの暗さが見える部分もある。

モノローグというだけあって、やはり暗くつまらない。
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Op.086 10のロシア民謡の編曲 [ショスタコーヴィチ 歌曲]

アカペラ合唱曲集

第一曲 「仲間たちよ、さあ行こう」
★★★★★☆☆☆☆☆
1分程度の曲。前向きな曲。

第二曲 「私ひとりではない」
★★★★★★☆☆☆☆
少し悲しげで優しい囁くような旋律。対位法的アレンジが綺麗。途中ドラマティックに盛り上がるが、最後は静かに終わる。

第三曲 「街へ」
★★★★★☆☆☆☆☆
1分程度の短く元気な曲。

第四曲 「囚われて送られる日に」
★★★★★★☆☆☆☆
悲しみに満ちた哀愁漂う美しいメロディの曲。「アアア~」という声による伴奏がとても綺麗。

第五曲 「死刑の戦士」
★★★★★★☆☆☆☆
バス?が低く重いメロディを呻くように歌って始まる。段々とほかのパートの声が重なってくる。女性が主体となっていくと、清麗な雰囲気となっていき天に召されていくかのような雰囲気になっていく。低→高となっていくアレンジによって美しい雰囲気となっている。

第六曲 「1月9日」
★★★★★★☆☆☆☆
7分を超える大曲。悲劇を物語るかのような途切れ途切れの始まり。女声合唱が入ってきて少し音楽が流れるようになる。途中劇的に盛り上がる。後半悲劇的な途切れ途切れの音楽となって行き、最後は静かに終わる。

第七曲 「つつ音もはやたえて」
★★★★☆☆☆☆☆☆
暗く息の長い旋律で始まる。暗いモノローグ的な旋律が続く。

第八曲 「彼らは勝利した」
★★★★★☆☆☆☆☆
久々に元気で1分弱の短い曲。

第九曲 「五月の歌」
★★★★★☆☆☆☆☆
天使たちの合唱のような明るく華やかな始まり。その後元気な跳ねるような旋律となる。

第十曲 「歌」
★★★★★☆☆☆☆☆
少し跳ねた感じの元気な始まり。段々ゆったりとなり最後は劇的に終わる。

悪くない合唱曲集。
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Op.086 4つの歌 [ショスタコーヴィチ 歌曲]

第一曲 「祖国」
★★★★★★☆☆☆☆
穏やかで心落ち着くメロディの曲。伸びやかな旋律が心に残る。

第二曲 「私を助けて」
★★★★★★☆☆☆☆
哀愁漂う悲しげなメロディで始まるが段々と明るく前向きになっていく。最後はほの暗く終わる。

第三曲 「愛するか、愛さないか」
★★★★★★☆☆☆☆
ピアノの美しいアルペジオで始まり、明るく伸びやかな美しいメロディが歌われる。

第四曲 「ララバイ」
★★★★★★☆☆☆☆
淡々としたアルペジオに優しく包み込むようなメロディが歌われる。

ショスタコーヴィチにしては珍しい、素朴で素直な優しいメロディが並ぶ曲集。
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Op.084 レールモントフの二つのロマンス [ショスタコーヴィチ 歌曲]

第一曲 「コーカサスの朝」
★★★★★☆☆☆☆☆
幻想的なピアノ伴奏で始まり、ためらいがちな歌が流れる。段々と盛り上がるが最後は消え入るように終わる。

第二曲 「バラード」
★★★☆☆☆☆☆☆☆
暗く重い始まり。おばあちゃんが怖い伝承話を孫に語って聞かせているかのようなメロディ。途中若干盛り上がりを見せるが基本暗い曲。長いしあまり面白くない。
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Op.079 ユダヤの民族詩より [ショスタコーヴィチ 歌曲]

第一曲 「死んだ赤ん坊を嘆く歌」
★★★★★☆☆☆☆☆
暗く重い前奏の後、女性二人のデュエットとなる。途中赤ん坊の名前を連呼する場面がある。メロディは綺麗。

第二曲 「ママと叔母さんを気遣う歌」
★★★★★☆☆☆☆☆
バイバイバイと歌う半音階を多用した少し不安げなデュエット曲。淡々としたピアノが良い味を出している。

第三曲 「子守歌」
★★★★☆☆☆☆☆☆
哀愁漂うピアノの前奏で始まる。淡々とした伴奏になり暗く重い歌となる。女性のソロ曲。

第四曲 「別離の前に」
★★★★☆☆☆☆☆☆
こちらも半音階の多い暗い曲。女性と男性のデュエット曲。

第五曲 「警告」
★★★★★☆☆☆☆☆
静かな美しいピアノ伴奏の後、同じようなメロディが歌われる。後半は少しおどけた感じになるが、最後は前奏と同じメロディが静かに奏でられる。女性のソロ曲。

第六曲 「捨てられた父親」
★★★☆☆☆☆☆☆☆
女性の低音の歌で始まる。ピアノも低音。男性が悲しみに満ちた嘆きの歌を歌う。
第七曲 「貧乏の歌」
★★★☆☆☆☆☆☆☆
かなり激しい語りのようなメロディ。男性のソロ曲。ピアノも結構暴れまわる。

第八曲 「冬」
★★★★★☆☆☆☆☆
暗く重い前奏で始まる。暗く淡々としたメロディを男性が歌う。後半女性ふたりがヴォカリーズで入ってくる。

第九曲 「良い暮らし」
★★★★★☆☆☆☆☆
ピアノ単音で淡々と始まりだんだん盛り上がり最後は明るく終わる。男性のソロ曲。

第十曲 「娘の歌」
★★★★★☆☆☆☆☆
跳ねた感じの少し諧謔的な女性のソロ曲。最後のピアノが格好良い。

第十一曲 「幸せ」
★★★★★☆☆☆☆☆
力強い前奏で始まり、女性がメロディを力強く歌い、最後は女性二人男性一人の歌となる。

悪くない曲集。
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Op.072 2つの歌 [ショスタコーヴィチ 歌曲]

第一曲 「ララバイ」
★★★★★★★☆☆☆
優しく穏やかな同じリズム・音型ピアノ伴奏に乗せて、安らぎと愛情に満ちたやさしい旋律が歌われる。

第二曲 「小さいランタンの歌」
★★★★★★★☆☆☆
こちらも同じ音型の、元気なリズムに乗せて、明るい旋律が歌われる。途中のピアノ間奏も格好良い。

どちらもメロディアスで良い曲。
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Op.062 イギリスの詩人による6つの歌 [ショスタコーヴィチ 歌曲]

第一曲 「息子へ」ローリー詩
★★★☆☆☆☆☆☆☆
暗い前奏の後、かなり低音のメロディが歌われる。ピアノも単音で伴奏をつけかなり不気味。

第二曲 「雪と雨の降る野原で」バーンズ詩
★★★★★☆☆☆☆☆
タターンタ、ターンタという独特の舟歌っぽいリズムの上を美しいメロディがうたわれるのだが、何しろ低音で暗く聞こえる。

第三曲 「マクファーソンの最後」バーンズ詩
★★★★☆☆☆☆☆☆
すこし諧謔的な明るい前奏。処刑される前の気持ちを語った歌らしい。

第四曲 「ジェニー」バーンズ詩
★★★★☆☆☆☆☆☆
跳ねた感じの乾いた曲。愛らしい前奏に始まり、軽やかな歌となるのだが、こちらも低音なので軽やかさがない。ジェニーはずぶ濡れという歌らしい。

第五曲 「ソネット66」シェイクスピア詩
★★★★☆☆☆☆☆☆
重く歩くようなピアノ前奏。「死にたい」と歌った歌らしい。

第六曲 「王様の出陣」
★★★☆☆☆☆☆☆☆
諧謔的な軽やかな前奏。歌も軽い感じ。1分弱の短い曲。

とにかく低音で聴いていて疲れる。もう一歩な曲集。
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Op.058 「リア王」より [ショスタコーヴィチ 歌曲]

第一曲 「コーディリアのバラッド」
★★★★★★★☆☆☆
和音による淡々としたピアノ伴奏に乗って、行進曲風の勇ましいメロディが歌われる。力強く格好良い曲。

第二曲 「道化のバラッド」
★★★★★★☆☆☆☆
まさに道化という感じの全10曲。
①軽い楽しげな曲。
②少しテンポの落ちた①に似たメロディの曲。レチタティーヴォ的な部分も多い。
③さらにテンポが落ちた少し不安げな短い曲。
④少しドラマティックなピアノ伴奏で始まる、Jazzっぽさが出た曲。
⑤暗く重く始まる。間が多い悲しげな曲。
⑥速く激しい曲。
⑦かなり風刺の効いたゆったりとした曲。
⑧この曲集にあっては少しメロディアスなゆったりとした曲。
⑨元気で激しく、人を煽るような曲。
⑩ゆったりと歩くような前奏で始まり、暗く重い歌が始まる。

悪くない。
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Op.046 プーシキンによる4つの歌 [ショスタコーヴィチ 歌曲]

第一曲 「復活」
★★★★☆☆☆☆☆☆
低く重い、大地の底から湧き上がってきたかのような歌。ピアノも音数少なく重い。

第二曲 「嫉妬した娘は」
★★★★☆☆☆☆☆☆
結構有名な詩らしく、多くの作曲家が取り上げているらしい。
コロコロしたピアノ前奏の後、歌が入る。半音階の不安的なメロディ。段々とゆっくりとなっていく。

第三曲 「胸騒ぎ」
★★★★★☆☆☆☆☆
ショスタコーヴィチにしては珍しい、美しいアルペジオのピアノ伴奏で始まる。歌も少しだけメロディアス。

第四曲 「詩の一節」
★★★★☆☆☆☆☆☆
重く悲しげな単旋律のピアノで始まる。段々と音が加わっていく。長めのピアノの前奏の後、苦しげなメロディが歌われる。

重い曲が多い。
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Op.032 「ハムレット」よりオフィーリアの歌 [ショスタコーヴィチ 歌曲]


★★★★★★☆☆☆☆
ハムレットに捨てられたオフィーリアの歌なのだが、とても明るく楽しげなメロディの曲。
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Op.021 日本の詩人による6つの歌 [ショスタコーヴィチ 歌曲]

第一曲 「恋」
★★★★★☆☆☆☆☆
高音の幻想的な前走の後、高音から段々と低音に下がっていく半音階的な不安定なメロディが歌われる。恋と題名がついているが、歌詞も曲も全くロマンティックではない。

第二曲 「辞世」
★★★★☆☆☆☆☆☆
題名が題名だけに、かなり低音のピアノと共に重く苦しそうな歌が流れる。

第三曲 「慎みなき眼差し」
★★★★☆☆☆☆☆☆
囁きかけるような歌。少し不気味。1分弱の短い曲。

第四曲 「最初で最後の機械」
★★★★☆☆☆☆☆☆
重いがメロディアスな前奏。暗く重いメロディが歌われる。恋人が死んでしまった歌?

第五曲 「望みなき愛」
★★★☆☆☆☆☆☆☆
暗い始まり。単音で前奏が奏でられる。歌も暗い。

第六曲 「死」
★★★☆☆☆☆☆☆☆
ピアノが短くなった後、アカペラっぽく歌が流れる。同じような感じが繰り返される。段々とピアノと声が重なるが不安げで暗い。

題名が暗い曲が多いだけに暗い曲集。
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Op.004 二つの寓話 [ショスタコーヴィチ 歌曲]

第一曲 「こおろぎと蟻」
★★★★★☆☆☆☆☆
高音の幻想的なピアノ前走の後、元気なソプラノの歌が始まる。多分これが遊んでいるこおろぎ。低音のゆったりとした声が応じる。多分これが働き蟻。再び明るく軽やかな歌となる。こおろぎが遊んでいる?低音が再び応じ、最後は軽やかに終わる。

第二曲 「ろばと夜ウグイス」
★★★★★☆☆☆☆☆
低音の元気な歌が流れる。結構諧謔的。その後美しい流れるようなメロディが流れる。これがウグイス?

二曲とも二つの対比的な生き物が対比的なメロディによって描写されており面白い。
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ギリシアの歌 [ショスタコーヴィチ 歌曲]

第一曲 「前へ」
★★★★★☆☆☆☆☆
力強いピアノの伴奏の後、バリトンが力強く息の長い旋律を歌う。戦闘へ向かうかのような雰囲気の悲壮感漂う力強い曲。

第二曲 「ペントサリス」
★★★★★★☆☆☆☆
軽やかだがどこか哀愁漂うピアノの前奏で始まり、異国情緒漂うなめらかな旋律が歌われる。悪くない。

第三曲 「ゾロンゴ」
★★★★★★☆☆☆☆
重く暗い前奏。少し民謡風の悲しみに満ちたゆったりとした旋律が歌われる。中間部の少し冷静な感じの部分も綺麗。

第四曲 「エラスの讃歌」
★★★★★★☆☆☆☆
勝利感に満ちた格好良く美しい曲。

悪くない曲集。
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