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ベートーヴェン 協奏曲 ブログトップ

ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス第二番 ヘ長調 [ベートーヴェン 協奏曲]

評価
★★★★★★★★★☆

恐らくベートーヴェンの「ロマンス」といったらこの曲を指すのであろう。ひたすら高貴なゆったりと踊れそうなメロディがソロ・ヴァイオリンによって奏でられ、それがオーケストラに引き継がれる最初の部分は感動的だ。

とにかく全編にわたってヴァイオリンが美しいメロディを奏で続ける。
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ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス第一番 ト長調 [ベートーヴェン 協奏曲]

評価
★★★★★★★★★☆

ベートーヴェンのロマンスとして知られる曲だが、有名なのは2番。
私の持っているCDでも、ヴァイオリン協奏曲の後に、2番が入って次に1番が続く。作曲されたのが2番が先というのもあるのかもしれないが。。。

ということで2番に比べて演奏機会は少ないようだが、素晴らしい名曲。
讃美歌を思わせる、神々しい穏やかな繊細なメロディがひたすら流れる。途中涙が出そうなほど泣きの美しいメロディが流れる。オケとソロ・ヴァイオリンの掛け合いもとても良い。
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ヴァイオリン協奏曲 [ベートーヴェン 協奏曲]


バッハ、ベートーベン:ヴァイオリン協奏曲集(2枚組)

バッハ、ベートーベン:ヴァイオリン協奏曲集(2枚組)

  • 出版社/メーカー: Brilliant Classics
  • 発売日: 2006/04/04
  • メディア: CD



評価
★★★★★★★★★☆

この曲も聴き飽きた感があり、最近ほとんど聞いていなかったが、この間この曲のピアノ協奏曲編曲版を聴き、改めてこの曲を聴くとメロディの美しさ、展開の美しさに感動した。

第一楽章 雄大な、どこまでも広がっていくような美しさを持った楽章。ヴァイオリンの音色も伸びやかで非常に良い。
第二楽章 そっと囁くようなオーケストラ伴奏の音に導かれ、ソロ・ヴァイオリンがこれもまた美しくそっと入ってきてメロディを奏でる。
第三楽章 ヴァイオリン独奏の印象的なメロディから入る。始まって4分くらいの泣きのメロディが非常に素晴らしい。

メロディの宝庫の素晴らしい曲だ。
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ピアノ協奏曲第五番 変ホ長調 皇帝 [ベートーヴェン 協奏曲]


皇帝*ピアノ協奏曲第5番変ホ長調

皇帝*ピアノ協奏曲第5番変ホ長調

  • 出版社/メーカー: マーキュリー・ミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 1991/04/25
  • メディア: CD



評価
★★★★★★★★★☆

古今のピアノ協奏曲の中でも一、二を争う人気曲。

第一楽章 ちょっとしたオケの和音のあとピアノが縦横無尽にピアノを響かせる。ピアノがいきなり派手に入ると思い込んでいたが、若干違った。そのあと、まさに英雄的な「皇帝」の凱旋行進のような雰囲気になる。ひたすら英雄的な楽章だと思っていたが、後半は非常に繊細になり、ピアノのオケの掛け合いも美しい。
第二楽章 映画音楽のような、ショパンのピアノ曲のようなロマンティックな名曲。

第三楽章 こちらも英雄的なひたすら清々しい格好良い曲。

若干聴き飽きてしまい、最近はほとんど聞いていなかったが改めて相当な名曲だと思った。
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ピアノ協奏曲第四番 ト長調 [ベートーヴェン 協奏曲]

評価
★★★★★★★★★☆

ショパンのバラードを思わせる、物語性に満ちた美しいドラマティックな曲。

第一楽章 ピアノ独奏から入る。そっとささやきかけるような、美しい始まり。それをオーケストラが追いかける。森の中で、段々と色々な生命体が起き出し、遂に光が差してくるといった感じの盛り上がりを見せる。ピアノ独奏も派手さはないが、とにかく美しい。
第二楽章 緩徐楽章とは思えない、悲劇的な激しい音楽をオケが奏でるが、すぐにピアノが静かなメロディを弾く。その後再び激しい音をオケが鳴らす。この辺の掛け合いも悪魔と対話をしている苦しむ主人公のような感じで、ドラマ性に満ちている。段々と二人の対話が進んでいき、主人公の心の葛藤がピアノによって語られる。最後は疲れて眠りに落ちる主人公といった感じか。
第三楽章 相棒のの動物にそっと起こされ目覚めた主人公は、昨晩の苦しみが嘘のようになくなっており、前向きに人生を生きていこうという様子が描かれている感じ。この楽章もとにかくピアノが美しい。


全編にわたってピアノが繊細で美しいメロディを奏で続ける。本当に物語性に満ちたオペラ、バレエのような作品になっている。
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ピアノ協奏曲第三番 ハ短調 [ベートーヴェン 協奏曲]


ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番&第4番

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番&第4番

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
  • 発売日: 2015/05/27
  • メディア: CD



評価
★★★★★★★★☆☆

ピアノ独奏で始まると思っていたが、聴いてみると全然違った。サン・サーンスのピアノ協奏曲と勘違いしていたのか?何にしろ印象的な名曲。

第一楽章 短調の甘美なメロディをオーケストラが奏でる。その後に流れる長調のメロディも涙を誘うくらいに美しい。同じ主題をピアノが奏でるのだがこれがまた美しい。
第二楽章 特徴的なメロディはないが、全体的に穏やかで心和む。

第三楽章 短調の最終楽章ということで華やかさはないが、綺麗なメロディがとても心に残る。中間部の静かになって行われるピアノとオケのやりとりが素晴らしい。

美しさに満ちた素晴らしい曲だと思う。

第一楽章
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ピアノ協奏曲第二番 変ロ長調 [ベートーヴェン 協奏曲]

評価
★★★★★☆☆☆☆☆

モーツァルトのピアノ協奏曲を思わせる優雅で特徴のあまりない曲。

第一楽章 長い序奏の後、ピアノが静かに入ってくる。印象的なメロディはない。
第二楽章 おだやかなオケの後で、また穏やかなピアノが流れる。
第三楽章 快活なロンド。

協奏曲のお手本のような作品だが、お手本のような作品だけにあまり面白くない。
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ピアノ協奏曲第一番 ハ長調 [ベートーヴェン 協奏曲]

評価
★★★★★★☆☆☆☆

第一楽章 そっと囁くようにオーケストラが入り、優美で優雅な音楽を奏でる。その後短調になる。この対比がとても美しい。ピアノが軽やかにメロディを奏でる。高貴な音楽がひたすら続く。
第二楽章 ゆったりとした緩徐楽章。子守歌のような曲。
第三楽章 ピアノの楽しい跳ねたようなリズムで始まる。それをオケが受けて楽しく返す。喜びに満ちた楽しい楽章。

宮廷音楽っぽく、メロディも立っており悪くはない。
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ピアノ協奏曲 二長調(ヴァイオリン協奏曲編曲) [ベートーヴェン 協奏曲]

評価
★★★★★★★★★☆

やはり、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲は、名曲だと思う。独奏楽器がヴァイオリンからピアノに変わっても、メロディの良さが引き立っており、オーケストラとの掛け合いも非常に楽しい。

第一楽章 独奏楽器がヴァイオリンからピアノに変わると、ヴァイオリンだとオケの弦楽器に隠れてしまっていた一つ一つの音が分かり、こんな風なことまで弾いていたんだというのが細かくわかり良かった。あのような速いパッセージでもピアノで弾けてしまうことに驚きを感じた。

第二楽章 ゆったりとした息の長い旋律はやはりヴァイオリンのようにはいかないのだなと感じた楽章。メロディが美しいのだが、ピアノだと若干途切れ途切れな感じになってしまう。

第三楽章 初めの印象的なメロディは、ずっとオーケストラの派手な音で始まると思い込んでいたが、ピアノソロから始まる。そこでヴァイオリン協奏曲の方も聴いてみたが、その通りだった。新たな発見だった。そしてこのような派手な雰囲気にはピアノがとても合うんだなと思った。

あまり期待していなかっただけに、かなり良かった。

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ピアノ協奏曲 Wo0.4 [ベートーヴェン 協奏曲]

評価
★★★★☆☆☆☆☆☆

ベートーヴェンが12~13歳で作曲した作品らしく、生前は発表されていない。オーケストラバートも、ピアノ譜しか存在していないらしい。

これも、三重協奏曲と同じく、しっかりと古典的な構成を取っている。
若い時の作品らしく、非常にモーツァルト的な響き・メロディを持っている。モーツァルトのピアノ協奏曲です、と紹介されたらおそらくそう思ってしまうであろう。

すばらしい作品ではないが、やはり現代音楽とは違いある程度楽しんでリラックスして聞くことが出来る。
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ピアノ、ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための協奏曲 ハ長調 [ベートーヴェン 協奏曲]

評価
★★★★★★☆☆☆☆

東京新聞の書評で、新保 祐司という人が、『ベートーヴェン 一曲一生』という本を出しているのに興味を惹かれた。
コロナ禍で、家にいる時間が多い中、ベートーヴェンを一日一曲聴いていこうと考え、それを文章化していったものらしい。自分もやってみようと思い、今日から始めた。
正直、交響曲、ピアノ協奏曲、ピアノソナタなどは聞き飽きている部分もあるし、誰もが知っているので、マイナーな曲から始めてみようと思った。

一日目は、ピアノ・ヴァイオリン・チェロと管弦楽のための協奏曲、俗にいう三重奏曲。
こんなに豪華な取り合わせなのに、ほとんど目・耳にする機会がない作品。ベートーヴェン中期の作品らしいが、凡庸でソリストが三人もいるので、演奏しづらいということだ。

聴いてみて、非常にしっかりとした作りで、協奏曲のセオリー通りである。
第一楽章は、ピアノから入るのかと思いきや、チェロとコントラバスによって非常に美しいのびのびとした第一主題が奏でられる。ヴァイオリン・ソナタのような感じで、弦楽器とピアノが同じメロディを順々に奏でるのも非常にわかりやすくて良い。
第二楽章も、そこまで心に残るメロディでもないが、ゆったりとした曲。
第三楽章で、結構ピアノが活躍する。躍動感のある面白い作品である。

確かに、傑作とはいいがたいのだろうが、非常に古典的でわかりやすく、BGMで流れていたら心地よい曲なのではないだろうか。
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