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Op.なし ジャズ組曲第二番(ステージ・オーケストラのための組曲) [ショスタコーヴィチ 交響詩]

01 マーチ
★★★★★★☆☆☆☆
元気なマーチ。

02 ダンスNo.1
★★★★★★☆☆☆☆
元気な前奏の後、絶対に踊れないだろう!というスピード感のある二拍子の曲となる。楽しい曲ではある。

03 ダンスNo.2
★★★★★★☆☆☆☆
軽やかな、今度は少し優雅に踊れそうな曲。

04 小さなポルカ
★★★★★★☆☆☆☆
愛らしい音の愛らしい曲。

05 叙情的なワルツ
★★★★★★★☆☆☆
仄暗い美しいワルツ。何故か最後は明るい。

06 ワルツNo.1
★★★★★★★☆☆☆
優美で優雅な美しいワルツ。

07 ワルツNo.2
★★★★★★★★☆☆
Jazz組曲No.1のワルツを転調したもの?

08 フィナーレ
★★★★★★☆☆☆☆
太鼓の音が鳴り響き壮麗な前奏が成り、楽しく可愛らしい雰囲気となる。

Jazzっぽくはないが楽しい曲。
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Op.なし ジャズ組曲第一番 [ショスタコーヴィチ 交響詩]

01 ワルツ
★★★★★★★★☆☆
非常に美しい旋律のワルツ。途中少し哀愁漂う感じになるところも良い。名曲。

02 ポルカ
★★★★★★☆☆☆☆
本当にJazzっぽい感じの軽い舞曲。

03 フォックストロット
★★★★★★☆☆☆☆
哀愁漂うメロディを持った美しい曲。

綺麗な旋律の確かにJazzっぽい曲。ショスタコーヴィチって器用な人だったんだなとわかる曲。
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Op.50a 「マキシム三部作」組曲 [ショスタコーヴィチ 交響詩]

01 Prologue
★★★★★★☆☆☆☆
運動会のようなバカ明るい雰囲気で始まる。後半は同じメロディをピアノ伴奏で女性が歌う。

02 Prelude
★★★★★★☆☆☆☆
堂々とした男声合唱。若干「ラ・マルセイエーズ」っぽいメロディ。最後は最高級に盛り上がる。

03 Attack
★★★★★☆☆☆☆☆
まさに題名通り戦闘の開始を告げるかのような激しい音楽で始まる。途中静かになり緊張感が出る。

04 Death of the old worker
★★★★★★★☆☆☆
悲劇的な前奏の後、物悲しいメロディをヴァイオリンが奏でる。同じメロディをオケが力強く奏でる。
少し穏やかになり管楽器がメロディを奏でハープも伴奏に入ってくる。死者の思い出回想シーン?
その後ヴァイオリンとオケの悲劇的なやりとりが続く。

05 Waltz
★★★★★★☆☆☆☆
明るく愛らしいワルツ。

06 Demo
★★★★★★☆☆☆☆
悲壮感漂う決然としたな行進曲。

07 Struggle at the Bariccade
★★★★★★☆☆☆☆
前曲に似た悠然とした曲。どこか諧謔的な感じもある。

08 Funeral March
★★★★★★☆☆☆☆
静かで瞑想的な葬送行進曲。メロディは綺麗。

09 Finale
★★★★★★☆☆☆☆
激しいファンファーレがなった後、勇ましい行進曲となる。最後は勝利感に満ちた壮大なフィナーレとなる。

聴きやすい。
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Op.30a 「黄金の丘」組曲 [ショスタコーヴィチ 交響詩]

01 Introduction 
★★★★★☆☆☆☆☆
堂々としたファンファーレが鳴り響いた後、少し雄大な音楽となる。

02 Waltz
★★★★★★★☆☆☆
物悲しい美しいメロディがギター(?)のような音色で奏でられ、段々とほかの楽器も入ってくる。途中ハープも入り幻想的になった後、力強く盛り上がる。その後様々なメロディを奏でる優雅なワルツとなる。

03 Fugue
★★★★★★☆☆☆☆
オルガンが壮麗な主題を奏でて始まる。途中オーケストラが入ってくる。ティンパニーの音が鳴り響き盛り上がった後再び静まりオルガンの穏やかな演奏となる。最後はオーケストラが盛り上げ終わる。

04 Intermezzo
★★★★★★☆☆☆☆
静かで穏やかな音楽。最後突然悲劇的に盛り上がる。

05 Funeral March
★★★★★☆☆☆☆☆
あんまり「葬送行進曲」っぽくない荒涼とした曲。後半少し悲劇的になる。

06 Finale
★★★★★☆☆☆☆☆
全曲からアタッカでなだれ込み悲劇的な力強いメロディを奏でる。

悪くはない。
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Op.なし バレエ組曲「お嬢さんとならず者」 [ショスタコーヴィチ 交響詩]

01 Introduction
★★★★★★★☆☆☆
非常に悲しげで悲劇的な始まり。
いったん静かになりチェロが悲しみに満ちた旋律を静かにソロで奏でる。ハープの伴奏に乗って美しい旋律が奏でられる。段々と重く悲劇的な雰囲気へと流れていく。後半は静かで穏やかな雰囲気へと変わっていき平和な感じになる。最後は悲劇的に終わる。

02 Street
★★★★★★☆☆☆☆
ごちゃごちゃとしたまさにそのへんの道で人々が行き交う様子を表したかの様な音楽。

03 The Hooligan
★★★★★★☆☆☆☆
生意気そうな人間をトランペット(?)の音がねちっこく表現しており、伴奏も激しい。後半のドラマティックな感じも良い。

04 The Lady
★★★★★★★☆☆☆
美しい女性が優雅に歩く様子が目に浮かぶ静かで綺麗なメロディの曲。最後に不穏な空気が流れる。

05 School
★★★★★★☆☆☆☆
楽しげで快活な曲。最後は相変わらず不穏な空気が流れる。

06 Prayer
★★★★★★☆☆☆☆
静かで少し不穏な感じの始まり。最後は霧の晴れていくような広がりのある音楽となる。

07 Tavern
★★★★★☆☆☆☆☆
ファンキーな感じで始まる。段々と静かになっていく。最後は淡々とした感じになりスピードが上がって行き盛り上がって終わる。

08 Visions
★★★★★★★☆☆☆
クラリネットの甘く息の長い穏やかな旋律で始まる。弦がメロディを引き取って優美な雰囲気となる。最後はホルンの音で終わる。うっとりするような美しい曲。

09 Scene
★★★★★☆☆☆☆☆
激しい戦いの場面のような始まり。後半は穏やかに静かになる。

10 Promenade in Park
★★★★★★★☆☆☆
二拍子のゆったりとした遊園地的な曲。音もメロディも愛らしい。後半は喧嘩のような場面になる。

11 Adagio
★★★★★★★★☆☆
ヴァイオリンのソロが優美極まる美しいメロディを奏でる。途中仄暗い雰囲気が混じり、盛り上がっていく。後半再びヴァイオリン・ソロになり美しいメロディが静かに奏でられる。

12 Fight
★★★★★☆☆☆☆☆
題名通りの激しい始まりの後、結構穏やかな小競り合いのような音楽となる。

13 Finale
★★★★★★☆☆☆☆
激しく始まり、叙情的な美しいメロディが続く。段々と盛り上がり悲劇的な雰囲気となっていく。後半仄暗い静かなメロディがヴァイオリンによって奏でられる。最後は悲劇的に終わる。

美しいメロディと楽しさの詰まった、まさに「お嬢さんとならず者」「美女と野獣」的なものが楽しめる名曲となっている。
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Op.137 映画音楽「リア王」 [ショスタコーヴィチ 交響詩]

シェイクスピアの『リア王』の映画音楽。

01 Fanfare 1
★★★★★☆☆☆☆☆
30秒足らずのファンファーレ。

02 Prelude and Cordelia's Ballad
★★★★★★☆☆☆☆
悲劇的な音楽がオケによって奏でられた後、ピアノ伴奏でコーディリアが悲しげな旋律を歌う。

03 Fanfare 2
★★★★★☆☆☆☆☆
短いファンファーレ。

04 Returning from the Hunt
★★★★★☆☆☆☆☆
明るく楽しげな曲。

05 Fanfare 3
★★★★★★☆☆☆☆
短いファンファーレ。

06 Ten Songs of the Fool
★★★★★☆☆☆☆☆
テーマ曲のようなものを挟みながら、軽妙で軽快な曲が並ぶ。中盤シリアスで激しい音楽になっていく。最後は静かに終わる。

07 Fanfare 4
★★★★★☆☆☆☆☆
短いファンファーレ。

08 Act 1 Finale
★★★★★☆☆☆☆☆
シリアスな始まり。太鼓の音が響き渡り悲劇性を強める。

09 The Approach of the Storm
★★★★★☆☆☆☆☆
太鼓の激しい音で始まる。悲劇的な音楽。

10 Scene on the Steppe
★★★★★☆☆☆☆☆
ゆったりとした歩くようなベースが印象的な曲。

11 Gloster's Blinding
★★★★★☆☆☆☆☆
太鼓の音が鳴りびびく激しく悲劇的な曲。

12 Military Camp
★★★★★☆☆☆☆☆
牧歌的なファンファーレが鳴り響き、ゆったりとした音楽となる。

13 Fanfare 5
★★★★★☆☆☆☆☆
短いファンファーレ。

14 March
★★★★★☆☆☆☆☆
少し諧謔的なマーチ。

15 Signal No.1 ~ No.5
★★★★★☆☆☆☆☆
滑稽な感じの曲。

16 Prelude The March of Time
★★★★★☆☆☆☆☆
シリアスな悲劇的な結末を暗示させるような曲。

17 Lear's Castle
★★★★★☆☆☆☆☆
暗く重い曲。

18 No.52 Moderato
★★★★★☆☆☆☆☆
堂々とした30秒程度の曲。

19 The Catastrophe begins
★★★★★☆☆☆☆☆
低い弦の音で始まる。題名通り「大惨事」を予想させる暗く重い始まり。段々と悲劇的に盛り上がっていく。

20 Signal No.6 ~ No.9
★★★★★☆☆☆☆☆
乾いた感じのファンファーレがなった後、おもちゃの楽器のような軽い音が鳴り響く。最後は乾いたファンファーレで終わる。

21 The Voice of Truth
★★★★★☆☆☆☆☆
再び悲劇的な雰囲気になる。もやっとした霧の中に迷い込んだような雰囲気。

22 Storm
★★★★★☆☆☆☆☆
悲劇がひたひたと迫ってくるような感じ。

23 After the Storm
★★★★★★☆☆☆☆
ヴォカリーズによる、天使たちの合唱のような混声合唱。最後は静かに終わる。

24 The Storm
★★★★★☆☆☆☆☆
静かに迫ってくるように始まる。段々と音が大きくなっていく。基本不穏。

25 Meal with Gonerill
★★★★★☆☆☆☆☆
フルートの静かな不穏な音で始まる。その後軽やかな音楽となるがどこか不穏。ハープの音も聞こえる。

26 Ending of the Tableau King Lear
★★★★★☆☆☆☆☆
再びフルートの静かな音楽。

27 Finale The Fool
★★★★★☆☆☆☆☆
最後は30秒程度の激しい音楽。

サウンドトラックとしては悪くない。
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Op.116a 組曲「ハムレット」 [ショスタコーヴィチ 交響詩]

シェイクスピアの有名な『ハムレット』の改作版。元は映画音楽だったものを組曲に改変。
01 Prelude
★★★★★★☆☆☆☆
悲劇的な始まり。様々なパーカッションの音が鳴り響いた後、弦の低音がハムレットの憂鬱を表しているかのような暗い音楽を奏でる。最後は安らぎのある和音で終わる。

02 The Ball At The Palace
★★★★★★☆☆☆☆
諧謔的な楽しい曲。プロコフィエフのバレエ曲っぽい。中盤はかなり盛り上がる。最後ははじめのテーマに戻って終わる。

03 The Ghost
★★★★★★☆☆☆☆
父親登場場面?おどろおどろしい短い曲。

04 In the Garden
★★★★★★☆☆☆☆
フルートの牧歌的な音で始まる。明るい中に不安感がある。
途中からヴァイオリンの哀愁漂う美しいメロディが入ってくる。
後半はあかるくのどかな音楽となる。
前半がハムレットで中盤がオフィーリア登場場面?後半がふたりの会話?

05 Hamlet & Ophelia
★★★★★★☆☆☆☆
悲しげで美しいメロディをヴァイオリンが奏でて始まる。
メロトロン?の音が幻想的に鳴り響く。
段々と不穏な空気が流れ出す。

06 Arrival Of the Actors
★★★★★☆☆☆☆☆
乾いた感じのファンファーレが鳴り響き、滑稽な感じの音楽となる。ハムレットの父を殺した「叔父と母」を演じる場面か?

07 Poisoning Scene
★★★★★☆☆☆☆☆
ハムレットがレイアティーズと決闘する前に、現王が毒を盛る場面?
力強い音楽の後、静かになり不穏な空気が流れる。
その後力強い音楽となる。決闘の場面?
7分近い長大な曲。

08 Duel & Death of Hamlet
★★★★★★☆☆☆☆
勇ましい音楽で始まり、最後は静かに沈痛に終わる。

ハムレットの内容に合った聴きやすい音楽。
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Op.115 ロシアとキルギスの民謡による序曲 [ショスタコーヴィチ 交響詩]

★★★★★★☆☆☆☆
雄大なロシアの大地を感じさせる序奏で始まる。
少し元気な第一主題。悪魔のダンスをイメージさせる野性的な第二主題。
牧歌的な部分を経て最後はきらびやかに終わる。

悪くはない。
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Op.111a 組曲「五日五夜」 [ショスタコーヴィチ 交響詩]

英米軍の空爆を避けてナチス・ドイツが隠したドレスデン美術館の絵画を、戦後ソ連軍が救出したというエピソードに基づいた映画らしい

01 Introduction
★★★★★★☆☆☆☆
暗く重く、不吉な雰囲気で始まる。段々と伸びやかに壮大になっていく。途中から不穏な空気が再び流れ出し、力強くなっていく。ピアノの音も聞こえる?ドラマティックで結構格好良い曲。

02 Dresden In Ruins
★★★★★★☆☆☆☆
華やかな、パーティーが始まるかのような雰囲気で始まる。段々と不穏な空気が流れ出し荒涼としてくる。軍隊が入ってきたかの様なファンファーレがところどころに聞こえる。最後は綺麗に終わる。

03 Liberated Dresden
★★★★★★☆☆☆☆
ゆったりとした壮大な雰囲気。太鼓が鳴り響き戦いの場面となり、勝利感に満ちた感動的な雰囲気となる。勝利を祝うパーティーが始まったかのような壮麗な音楽となり、最後はベートーヴェンの第9のメロディまで流れて終わる。

04 Interlude
★★★★★★☆☆☆☆
暗く始まるが、だんだん霧が晴れていくかのように明るくなっていく。行進曲風になった後、眠りにつくかのように静かに穏やかになっていく。

05 Finale
★★★★★★☆☆☆☆
穏やかな管楽器の音で始まる。段々と暗くなるが、徐々に明るく祝典的な雰囲気となる。後半悲劇的になり、死刑執行のような場面も出てくる。静かになった後、牧歌的な音楽が流れ、平和に終わる。

悪くない組曲。
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Op.097a 組曲「馬あぶ」 [ショスタコーヴィチ 交響詩]

19世紀、オーストリアに占領されていたイタリアが舞台。「馬あぶ」とは、イタリア独立運動のリーダー、アルトゥールのことらしい。彼は若い頃、仲間を裏切ったり、恋人に振られたり、育ての親だと思っていた聖職者が実の父親であることを知ったり、と色々大変なことを経験し、イタリアを去る。その後独立運動に復帰するが、敵に捉えられ銃殺される。

01 Overture
★★★★★★☆☆☆☆
かなり深刻な雰囲気で始まる。最後は若干悠々とした感じで終わる。数分程度の短い序曲。

02 Contradance
★★★★★★☆☆☆☆
バロック音楽を感じさせる美しくも哀愁漂う美しい舞曲。

03 Folk Feast
★★★★★★☆☆☆☆
軽やかで元気な曲。楽しげな様子が良く伝わってくる。

04 Interlude
★★★★★★☆☆☆☆
不気味な始まり。これからの悲劇を暗示しているような曲。

05 Waltz - Barrel Organ
★★★★★★★☆☆☆
鳥の声を模したような音で始まり、優雅で美しいワルツとなる。

06 Galop
★★★★★☆☆☆☆☆
軽やかな跳ねるような曲。

07 Intorduction
★★★★★★★☆☆☆
ハープのアルペジオ伴奏に乗って、美しい息の長い旋律が奏でられる。うっとりさせられる曲。

08 Romance
★★★★★★★★☆☆
全曲に引き続き非常に美しいメロディの哀愁漂う曲。

09 Intermezzo
★★★★★★★☆☆☆
物事を達観したような静かな音楽。静かで美しい旋律が続く。

10 Nocturne
★★★★★★★☆☆☆
悲劇的な前奏後、ヴァイオリンが物悲しい旋律を奏でる。中間部は少し明るく前向き。

11 Scene
★★★★★★★★☆☆
「白鳥の湖」を彷彿とさせる、壮大で悲しげで哀愁漂う美しい曲。

12 Finale
★★★★★★★☆☆☆
悲劇的で悠々としたフィナーレにふさわしい曲。若干最後が尻つぼみか・・・。

チャイコフスキーのバレエ組曲に劣らない素晴らしい名曲だと思う。

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Op.096 祝典序曲 [ショスタコーヴィチ 交響詩]

1947年10月革命30周年を記念して作曲されたらしいが発表されなかったらしい。

★★★★★★☆☆☆☆
華やかなファンファーレで始まる。
軽やかでスピード感のある主題が奏でられる。
その後伸びやかな旋律が弦によって奏でられる。
最後は華やかに終わる。

なんということもない曲だが確かに楽しく人気もあるらしい。

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Op.082 映画音楽「ベルリン陥落」 [ショスタコーヴィチ 交響詩]

 1917年、ロシア革命の年に生まれた鉄工所に勤務するアレクセイは優秀な工場労働者。彼には婚約者で小学校教諭のナターシャがいたものの、1941年6月22日のナチス・ドイツの独ソ不可侵条約破棄による侵攻により、ナターシャはナチスに拉致される。
 アレクセイはソビエト連邦赤軍に入隊。ヒトラーが服毒自殺を遂げ、陥落したベルリンで、アレクセイはナターシャと再会を果たし、スターリン首相の到着するベルリン飛行場へ飛び立つ。スターリン首相の前に歩み出るアレクセイとナターシャ。ナターシャはスターリンの前に赴き、手に接吻を受ける。

01 Prelude
★★★★★★★☆☆☆
力強いファンファーレで始まる。壮大で哀愁漂う美しいメロディ。

02 Riverside Scene
★★★★★★★☆☆☆
優雅で優美なおっとりとしたメロディで始まる。だんだんと盛り上がる。

03 Attack
★★★★★★☆☆☆☆
勝利感に満ちた堂々とした1分強の曲。

04 In the Garden
★★★★★★★☆☆☆
美しくゆったりとしたメロディで始まる。ヴォカリーズによる牧歌的で美しい合唱となる。

05 Storming of the Sleelov Heights
★★★★★★☆☆☆☆
まさに嵐が吹き荒れる感じ。パーカッションの音も鳴り響き悲劇的になっていく。悲劇的な音楽が続くが、最後は華やかに壮大に終わる。

06 In the destroyed Village
★★★★★★☆☆☆☆
暗く重く始まる。悲劇的で悲しげな旋律が続く。

07 Scene in the underground
★★★★★★☆☆☆☆
力強く劇的な音楽。

08 Finale
★★★★★★☆☆☆☆
力強いファンファーレで始まり、激しいドラムの音が鳴り響き、雄大な音楽と変化していく。

結構優美なメロディの多い聴きやすい映画音楽。
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Op.064 映画音楽「ゾーヤ」 [ショスタコーヴィチ 交響詩]

1941年、ドイツ軍がモスクワへと迫るなか、非正規軍に18歳で志願し、ドイツ軍が占領している村を焼き払ってドイツ兵を追い出そうとしたものの、最終的には捕まり、拷問され、絞首刑になった女性、ゾーヤ・コスモデミヤンスカヤの物語らしい。

01 Soja
★★★★★★☆☆☆☆
少し暗めのファンファーレで始まる。だんだんと太陽が登ってくるかのように明るくなっていき、合唱がさわやかな朝を告げるかのようなヴォカリーズで歌う。オケだけに壮大で田舎風の音楽となる。
少し落ち着いて優雅な田園風景を模したかのような音楽となる。再び壮大に盛り上がるが最後は静かに終わる。

02 Military Problem
★★★★★★☆☆☆☆
少し不穏な空気が流れるが、すぐに穏やかで美しいメロディとなる。後半は悲劇的に盛り上がって終わる。

03 Tragedy Of a Loss
★★★★★★☆☆☆☆
静かでゆったりとした悲しげなメロディが流れる。だんだんと暗く重く鎮魂歌風になっていく。最後はゆったりとした悲しげなメロディが回帰され終わる。

04 Here's Victory
★★★★★★★☆☆☆
華やかなファンファーレ風の始まり。祝祭感満点の心躍る曲。

05 Finale (Heroin's Immortality)
★★★★★★☆☆☆☆
穏やかでさわやかな朝をイメージさせる美しい始まり。ヴァイオリンがソロで美しく息の長い旋律を奏でる。後半は牧歌的に優美になっていく。最後は壮大に終わる。

悪くない。
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Op.039a バレエ音楽「明るい小川」 [ショスタコーヴィチ 交響詩]

共産主義の芸術家達が、農民たちと出会う話らしい。農民たちは初めはどう接していいか戸惑うが、だんだんと打ち解けるという話らしい。

01 ワルツ
★★★★★★★☆☆☆
物悲しい旋律で始まる。ワルツのリズムは心地よい。中間部は優美。最後は可愛らしく終わる。

02 ロシアのポピュラーダンス
★★★★★★☆☆☆☆
愛らしく楽しげな曲。メロディも綺麗。

03 ギャロップ
★★★★★★☆☆☆☆
運動会の始まりを告げるような音で始まり、元気で速い音楽となる。楽しげに終わる。

04 アダージョ
★★★★★★★☆☆☆
悲劇的な前奏の後、チェロの優しい伴奏に乗ってヴァイオリンが哀愁漂う息の長い旋律を奏でる。後半は夢見るような優しい旋律となる。

05 ピッチカート
★★★★★★☆☆☆☆
ピッチカートの短い愛らしい曲。

全体的に親しみやすいメロディが多く、とても愛らしいバレエ音楽。
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Op.027a バレエ音楽「ボルト」 [ショスタコーヴィチ 交響詩]

労働者レーンカ・グールバは、怠惰で大酒飲みのため、勤めていた工場から解雇され、そのことに対する復讐を企む。そんな折、若い見習労働者のゴーシュカが機械の中にねじ(ボルト)を差し込んで機械を壊してしまう。守衛達は、グールバの密告によって無関係な共産主義者の若者ボリスを捕らえる。やがて事態を理解したゴーシュカは罪を悔いて工場長らにすべてを告白する。ボリスは釈放され、陰謀を暴かれたグールバが代わって逮捕される、という話らしい。

01 Overture
★★★★★★☆☆☆☆
ドラムの派手な連打で始まり、管楽器が高らかにファンファーレを奏でる。緊張感に満ちた旋律を弦楽器が奏でた後、少し諧謔的な感じになる。最後はすこし悲劇的になり盛り上がるが、最後は静かになりドラムの音で終わる。

02 Polka
★★★★★★☆☆☆☆
軽やかで牧歌的な曲。

03 Variatio
★★★★★☆☆☆☆☆
力強い行進曲風の曲。

04 Tango
★★★★★★☆☆☆☆
嵐のような始まり。うねるような美しく哀愁漂う旋律が流れる。その後明るく楽しげなタンゴとなる。最後は盛り上がって終わる。

05 Intermezzo
★★★★★☆☆☆☆☆
激しいファンファーレの後、楽しげで優雅な雰囲気となる。中間部はゆったりとした牧歌的な感じとなる。最後は退場の音楽のような感じで明るく楽しげに終わる。

06 Finale
★★★★★★☆☆☆☆
激しく楽しげに始まるが、すぐに引いた感じになり壮大な雰囲気となる。最後は圧倒的な盛り上がりを見せて終わる。

バレエ音楽だけあり、非常に舞踏的な曲が多い。
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Op.026 映画音楽「ひとり」 [ショスタコーヴィチ 交響詩]

中央アジア(現カザフスタン)のアルタイを舞台に、新任教師エレーナ・クズミナが孤軍奮闘する物語らしい。クズミナ先生は、情熱と正義感で、貧しい子どもたちを非情な富農から全力で守り抜き、最後にソヴィエト政府まで動かしてしまうらしい。

01 March
★★★★★☆☆☆☆☆
ファンファーレがなり行進曲が元気に流れる。

02 How Beautiful Life will be
★★★★★☆☆☆☆☆
前曲の雰囲気を引き継いだ明るく楽しげな曲。男性の歌も流れる。

03 Stay With Us
★★★★★★☆☆☆☆
ロマンティックな美しいメロディで始まる。途中荒涼とした雰囲気となり、女性が一声発する。
その後ロマンティックな雰囲気に戻り女声合唱となり、ソロも美しいメロディを歌い、その後テノールも入ってくる。

04 March
★★★★★★☆☆☆☆
バカ明るい行進曲

05 Altay1
★★★★★★☆☆☆☆
アルタイという街にやってきた音楽なのだろう。何となく中央アジアの香りのする哀愁漂うメロディではじまる。段々と不穏な空気が流れてくる。

06 The Stepp
★★★★★☆☆☆☆☆
静かな悲しげな1分程度の曲。

07 Altay2
★★★★★☆☆☆☆☆
少し諧謔的な若干前向きな曲。

08 In Kuzumina's Hut
★★★★★☆☆☆☆☆
モヤっとした若干、シンセっぽい音で始まる。彼女の新しいみすぼらしい家を表しているのか?途中音楽がかわり、少し明るく少し諧謔的になる。最後はバカ明るく終わる。

09 Drehorgel
★★★★★☆☆☆☆☆
意味がよくわからない題名だが、とにかく少し綺麗な雰囲気の短い曲。「手回しオルガン」の意味?

10 In the school
★★★★★★☆☆☆☆
元気なパーカッションの音で始まり、朝を告げるかのような鐘の音やファンファーレの音が聞こえる。

11 Bay Takes the School-children
★★★★★☆☆☆☆☆
Bayという人がいるのかわからないが、とにかく不穏な空気が流れる曲。

12 Song With Memory
★★★★★★☆☆☆☆
悲しげな旋律で始まり、ソプラノが静かに悲しげに歌う。遠くの方からテノールの呑気な声が聞こえてきて明るくなる。再び悲しげな旋律で終わる。恋人との楽しかった思い出を悲しく回顧する歌?

13 The Village Elder is Sleep
★★★★★☆☆☆☆☆
おどろおどろしい中に、寝息を表すかのような「ほわ~~~~ん」という音がひたすらなる曲。面白くはある。

14 Kuzumina Comes Running
★★★★★☆☆☆☆☆
切羽詰った感じの音楽。急いでは立ち止まり、急いでは立ち止まりを繰り返す。

15 The Village Elder Drinks Tea
★★★★★★☆☆☆☆
軽く明るい音楽。

16 School Children
★★★★★☆☆☆☆☆
弦の低い響きで始まる。段々と諧謔的になる。

17 Vay1
★★★★★☆☆☆☆☆
乾いた感じの音楽。ベースが結構特徴的。

18 Vay2
★★★★★★☆☆☆☆
ドラマティックで緊張感に満ちた曲。

19 Vay3
★★★★★☆☆☆☆☆
ウィットに富んだ始まりだが、すぐに緊迫感が出る。

20 Storm Blowing Up
★★★★★☆☆☆☆☆
題名通り、風がピューピュー吹いている。

21 snowstorm
★★★★★☆☆☆☆☆
さらに激しく雪が吹きすさぶ。

22 Calm after the stom
★★★★★☆☆☆☆☆
荒涼とした寒々しい感じ。

23 Movement 6
★★★★★☆☆☆☆☆
寒々しさは残るのだが、どこか暖かな雰囲気がある。途中からかなり音数が減り、荒涼感が出てくる。

24 DC Aeroplane
★★★★★☆☆☆☆☆
ファンファーレが鳴り響いて始まる。旅立ち?30秒弱の曲。

25 School Children with Kuzumina
★★★★★☆☆☆☆☆
悲しげで哀愁漂うメロディ。別れの場面?

26 Nightmare
★★★★★☆☆☆☆☆
悪夢? 暗く悲しげで静かなメロディで始まる。明るく軽い音がパーカッションの軽い音とともに流れる。再び悲しげで静かなメロディに戻る。

27 Finale
★★★★★☆☆☆☆☆
おどろおどろしい音楽。ティンパニーも大活躍。

映像とともに聴いたら面白いだろうことは分かる。
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Op.022 バレエ組曲「黄金時代」 [ショスタコーヴィチ 交響詩]

工業博覧会「黄金時代」での、共産主義者とファシストの戦いを描いたバレエらしい。

Part1 序曲
★★★★★☆☆☆☆☆
少し諧謔的な始まり。優雅なワルツ、混沌とした感じを経て、諧謔的に終わる。

Part2 アダージョ
★★★★★★☆☆☆☆
静かな夜の風景を描いたような曲。途中ロマンティックに盛り上がる。ファシストの美女が踊る場面らしい。

Part3 ポルカ
★★★★★☆☆☆☆☆
木琴の音(?)で諧謔的に始まる。バカ明るいふざけた調子のメロディが流れる。

Part4 踊り ソヴィエトの踊り
★★★★★☆☆☆☆☆
共産党側の踊りを描いたものらしい。この曲もバカ明るい曲。

全体的に楽しげな雰囲気に満ちている。
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Op.018 映画音楽「新バビロン」組曲 [ショスタコーヴィチ 交響詩]

物語は「パリ・コミューン」時代の話らしい。「新バビロン」というデパートで働く女の子と、フランス政府軍の男が恋に落ちるが、革命派と政府派に分かれた二人は引き離され、女の子は処刑される、という物語らしい。

Part1 戦争
★★★★★★☆☆☆☆
チャップリンの初期映画のような、楽しげでちょっとユーモアのある主題。途中、優雅なワルツや少し悲しげな内向的なところもあり、10分くらいある曲だが楽しく聴ける。

Part2 パリ
★★★★★★☆☆☆☆
ごちゃごちゃとした前奏の後、少しウィットのある、都会的センスにあふれたワルツとなる。
途中「天国と地獄」メロディが出てきたりととにかく楽しい曲。

Part3 ラルゴ
★★★★★☆☆☆☆☆
暗く陰鬱に始まる。緊張感のある長い中間部を経て、後半少し牧歌的になり、最後は処刑に向かうかのような太鼓の音の連打で終わる。

Part4 アンダンテ
★★★★★★☆☆☆☆
15分近い大作。
荒涼とした始まり。段々と美しいメロディが浮かび上がってくるが、不穏な雰囲気ではある。
突然明るく牧歌的な雰囲気となる。中盤かなり攻撃的なスピード感ある感じになる。その後ファンファーレが鳴り響き明るく華やかになる。最後は荒涼と終わる。

Part5 アレグレット
★★★★★★★☆☆☆
民謡風のやさしい旋律で始まり、段々と子どもたちが遊んでいるかのような楽しげな音楽となる。華やかに高貴になっていく。ファンファーレがなった後、過去のクラシックの名曲がところどころ顔を出す。結構楽しい。

Part6 アダージョ
★★★★★★★☆☆☆
陰鬱で暗い雰囲気ではじまる。少し快活になった後、優雅で美しいワルツとなる。再び不穏な空気が流れた後、静かな夜の音楽となる。突然ピアノ・ソロとなり、民謡風の物悲しいメロディを静かに奏でる。オケが戻ってきて激しく混沌となり終わる。

Part7 アンダンテ 
★★★★★★☆☆☆☆
弦がキレのある緊張感のあるメロディを奏で始まる。一瞬明るくなるがすぐに不穏な空気が流れ出す。少し諧謔的な感じで、「ラ・マルセイエーズ」のメロディがパロディ化されて顔を出したりする。基本暗い。

Part8 
★★★★★★☆☆☆☆
前楽章の暗い雰囲気を引き継いで暗く始まる。悲壮感漂うメロディがひたすら流れ、最後は尻切れトンボ的に終わる。

悪くない曲。

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Op.なし ノヴォロシースクの鐘 [ショスタコーヴィチ 交響詩]

★★★★★★★☆☆☆
愛らしいピアノの前奏で始まる。
その後オケが静かに入ってきて美しいメロディを奏で、段々と盛り上がり壮大に終わる。
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