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道楽者のなりゆき 第二幕 [ストラヴィンスキー オペラ]


新ストラヴィンスキー・コンプリート・エディション

新ストラヴィンスキー・コンプリート・エディション

  • アーティスト: Various Artists
  • 出版社/メーカー: Deutsche Grammophon
  • 発売日: 2021/03/26
  • メディア: CD



ACT2
ストーリー
第一場:ロンドンのトムの家。
トムは都会の堕落した生活に倦み、幸福を求める。
ニックがやってきて、幸福になるために人は自由でなければならないといい、感情や良心から離れて自由な意志を通すために、醜女として有名なトルコ人ババとの結婚を勧める。
トムとニックは二重唱を歌う。

第二場:トムの家の前
アンはトムの家の前までやってくる。
そこは婚礼の行列の場で、トムが輿に乗ってやってくる。
トムはアンに去るように言い、口論になるが、そこへ輿のかげからババが顔を見せ、トムはアンに妻だと紹介する。
アンは走り去り、トムとババの婚礼がはじまる。ババがヴェールをぬぐと立派なヒゲが生えていた。

第三場:トムの家
ババはえんえんとしゃべりつづけ、トムは結婚を後悔する。
ババは怒って物を投げる。
トムはババをだまらせるためにかつらで顔をふさぐと、ババは動かなくなる。
トムが眠りについたところへニックがやってくる。
眠りからさめたトムは石をパンに変える機械の夢を見たことを語る。
ニックはトムが夢に見たとおりの機械を見せ、トムは大喜び。
ニックはトムに機械の大量生産の必要性を説く。

第一場
*歌を変えよう、おお、ロンドン
★★★★★☆☆☆☆☆
少し悲劇的に始まるが、その後はほのぼのとした雰囲気となり、呑気なメロディが歌われる。段々と不穏な感じになっていく。段々と悲劇性を増していくが、最後ははじめのほのぼのとした雰囲気が回帰される。

*旦那、あなたは一人ですか?
★★★☆☆☆☆☆☆☆
ニックとトムの対話。最後は諧謔的な伴奏に乗って緊張感のあるメロディが歌われる。

*私の話が語られる。
★★★★☆☆☆☆☆☆
笑い声で始まる。トムとニックの対話だが少しメロディアス。

第二場
*なんておかしなことでしょう。
★★★★★★★☆☆☆
悲劇的な始まり。しばらくオーケストラだけの演奏が続く。悲しげなメロディが心を打つ。ソプラノの切々とした悲しいメロディがとても綺麗。最後は結婚式の場面か、明るい曲となる。

*アン!ここだよ!
★★★☆☆☆☆☆☆☆
アンとトムの対話。

*これはじゃあわかっていたことなの?
★★★★★★☆☆☆☆
再びアンの切々とした歌になる。その後トムも入ってくる。もうひとり女性が歌う(トムの結婚相手?)トムの歌も悪くない。最後は少し悲しげな祝祭的な感じになり合唱が入ってくる。(結婚式の場面?)

第三場
*私の言ったとおり
★★★☆☆☆☆☆☆☆
明るく軽快に始まる。ババが軽妙に話し始める。トムとババの口論が始まり物の割れる音も聞こえる。最後は静かになり、トムがランラランと楽しげに歌って終わる。

*おお、ニック、すごく変な夢を見たよ。
★★★☆☆☆☆☆☆☆
ニックがやってくる?ニックとトムの軽快な対話。

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