室内楽器のための作品 [ストラヴィンスキー 室内楽曲]
室内楽小品 [ストラヴィンスキー 室内楽曲]
結婚 [ストラヴィンスキー バレエ]
第1部
第1場 花嫁の家出・おさげ髪
★★☆☆☆☆☆☆☆☆
いきなりピアノとソプラノの甲高い声で始まる。その後平坦な合唱が続く。男性の低い声も聞こえる。とにかく混沌。
第2場 花婿の家で
★★☆☆☆☆☆☆☆☆
男性の力強いスタッカート気味の合唱で始まる。とにかく大騒ぎ。ソロの対話が長く続く。再びの合唱。混沌状態が続く。
第3場 花嫁の出発
★★★☆☆☆☆☆☆☆
女声合唱で始まる。その後ソロが対話。混沌。荘厳な祈りの歌となる。再び激しい音楽となる。
第2部
第4場 結婚の祝宴
★★★☆☆☆☆☆☆☆
10分近い大作。とにかく大騒ぎ。途中対話となりすこし静かになる。バリトンの息の長いソロが長々と続き鐘の音が鳴り終わる。
正直つまらん
ミューズを率いるアポロ [ストラヴィンスキー バレエ]
第1場(プロローグ)
アポロの誕生 Naissance d'Apollon
★★★★★★☆☆☆☆
伸びやかで美しい弦の調べで始まる。段々と影が差し込み始める。段々スピードが上がって行き緊張感のある雰囲気となる。最後ははじめの伸びやかな主題が戻ってくるが少し力強い。
第2場
アポロのヴァリアシオン Variation d'Apollon — Apollon et les Muses
★★★★★★★☆☆☆
ヴァイオリンが哀愁漂う美しい旋律をソロで長めに奏でる。チェロがピッチカートで伴奏に加わりほかの楽器も段々と入ってくる。後半牧歌的になるが最後は悲しげに終わる。
パ・ダクシオン(アポロと3人のミューズ) Pas d'action — Apollon et les trois Muses
★★★★★★☆☆☆☆
力強く悲劇的な前奏で始まる。ゆったりとした舞踏会風の音楽が流れ出す。段々と優美になっていく。最後はチェロが少し悲しげにソロを奏で終わる。
カリオペの踊り Variation de Calliope (l'Alexandrin)
★★★★★☆☆☆☆☆
短かく間奏曲風。若干諧謔的。
ポリヒムニアの踊り Variation de Polymnie
★★★★★☆☆☆☆☆
軽やかで元気な曲。
テルプシコールの踊り Variation de Terpsichore
★★★★★☆☆☆☆☆
少し力強く始まり、諧謔的な感じになる。
アポロのヴァリアシオン Variation d'Apollon
★★★★★☆☆☆☆☆
力強く劇的に始まる。力強さの中に優美さが垣間見られる。
パ・ド・ドゥ Pas de deux — Apollon et Terpsichore
★★★★★★★☆☆☆
天上で舞踏会が開かれているようなとても美しい始まり。優美なダンスが始まる。
コーダ(アポロとミューズの踊り)Coda — Apollon et les Muses
★★★★★☆☆☆☆☆
力強く始まる。ちょっと混沌とした感じ。後半は若干Jazzっぽくもなる。
アポテオーズ Apothéose
★★★★★★☆☆☆☆
荘厳な雰囲気で始まる。最後は少し悲しげに終わる。
ピッチカートが結構多用されており、それが神々たちの優美さを表しているかのよう。弦だけでなの室内楽的響きでとても落ち着く曲。