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交響曲第四番 [シューマン 交響曲]


シューマン:交響曲全集

シューマン:交響曲全集

  • アーティスト: レナード・バーンスタイン
  • 出版社/メーカー: Universal Music
  • 発売日: 2005/11/16
  • メディア: CD



第一楽章
★★★★★★★★☆☆
シューマンの交響曲にしては珍しく、悲劇的な雰囲気で始まり、この何となく不穏な感じの序奏が結構長く続く。段々と明るさを帯び、力強い短い動機を積み重ねたかのような、ドイツ交響曲の伝統にそったような素晴らしい音楽が展開される。長調と短調のメリハリもよくとても聴きやすい楽章。

第二楽章
★★★★★★★★☆☆
若干憂いをおびた雰囲気のある部分に挟まれた、中間部の晴明な美しい音楽が印象的な、とても美しい緩徐楽章。

第三楽章
★★★★★★★☆☆☆
力強いメロディを持つ主題が朗々と奏でられた後、第二楽章の中間部同様、美しい晴明なメロディが奏でられる。これがもう一度繰り返されアタッカでそのまま最終楽章へと突入する。

第四楽章
★★★★★★★☆☆
もやっとした若干不穏な空気を持った序奏で始まる。段々と弦のトレモロによって霧が晴れていき救い主が現れたかのような雰囲気となり、ファンファーレも鳴り響き、力強い英雄的な主題が登場する。途中ベートーヴェン的な雄大さを持った素晴らしい雰囲気となり、最後は圧倒的な雰囲気で終わる。



全ての楽章が素晴らしいメロディと雰囲気を持った名曲。
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交響曲第三番 ライン [シューマン 交響曲]


シューマン:交響曲全集

シューマン:交響曲全集

  • アーティスト: レナード・バーンスタイン
  • 出版社/メーカー: Universal Music
  • 発売日: 2005/11/16
  • メディア: CD



第一楽章
★★★★★★★★☆☆
非常に勇壮な雰囲気で華々しく曲が開く。とても印象的な伸びやかなメロディ。その後も大自然を表したかのような壮大で美しいメロディが次々と現れる。

第二楽章
★★★★★★★☆☆☆
天から降りてきた天使と、大自然を飛び回る妖精たちが一緒に遊んでいるかのような軽やかで美しい楽章。

第三楽章
★★★★★★★☆☆☆
遊び疲れた天使と妖精が穏やかに眠りにつき、夢を見ている様子を描いているかのような、優雅で優しく美しい楽章。

第四楽章
★★★★★★☆☆☆☆
荘厳な雰囲気の少し悲しみを湛えた感じで曲は進む。ファンファーレの音とティンパニーの音で目覚めたように明るくなり、次の楽章へと流れ込む。

第五楽章
★★★★★☆☆☆☆☆
明るさに満ちた伸びやかな最終楽章。今までの楽章が良かっただけにちょっと残念な感じ。最後は堂々とした感じで華やかに終わる。
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交響曲第二番 [シューマン 交響曲]


シューマン:交響曲全集

シューマン:交響曲全集

  • アーティスト: レナード・バーンスタイン
  • 出版社/メーカー: Universal Music
  • 発売日: 2005/11/16
  • メディア: CD



第一楽章
★★★★★★★☆☆☆
夜明けの海の向こうから何かがゆっくりやってくるような、静かで荘厳な雰囲気で始まる。港に現れた船の悲劇を物語るような力強い主題が流れ、その後壮大な物語が語られていく。シェイクスピア劇に音楽を付けたかのような劇的な音楽。ハ長調らしく華々しく終わる。

第二楽章
★★★★★★☆☆☆☆
激しく力強い曲調と、美しく滑らかな曲調が交互に現れる舞踏的要素を持った楽しい楽章。最後はかなりのスピード感を持って終わる。

第三楽章
★★★★★☆☆☆☆☆
ロンド形式による、静かで穏やかな緩徐楽章。

第四楽章
★★★★★☆☆☆☆☆
堂々とした最終楽章だが、際立ったものはない。

第一楽章の物語的な雰囲気と力強い第二楽章は良いのに、段々と普通の曲になっていってしまうのが残念な感じの曲。
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交響曲第一番 春 [シューマン 交響曲]


シューマン:交響曲全集

シューマン:交響曲全集

  • アーティスト: レナード・バーンスタイン
  • 出版社/メーカー: Universal Music
  • 発売日: 2005/11/16
  • メディア: CD



第一楽章
★★★★★★☆☆☆☆
短いファンファーレの後、少し不安げな雰囲気が長く続いた後、ベートーヴェンの第七交響曲を彷彿とさせる力強い第一主題、牧歌的な流れるような第二主題が登場する。この二つの主題を中心に曲は進む。

第二楽章
★★★★★★☆☆☆☆
美しい雰囲気の緩徐楽章。

第三楽章
★★★★★★☆☆☆☆
力強い、まさにスケルツォといった感じの部分に挟まれ、舞踏的な優雅な雰囲気の部分がある。

第四楽章
★★★★★★★★☆☆
非常に壮麗なファンファーレ的な雰囲気で始まり。舞踏会のような美しい音楽が流れる。段々と力強さを増して行く。その後も魔女の踊りっぽいもの、王様の踊りっぽいものなど、様々な舞踏音楽が次々とながれる。まるでバレエのディベルティスマンのような楽しい最終楽章。

3楽章までは普通だが、最終楽章がとても印象的な曲。 

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