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フェリックスの手紙 [文学 海外 絵本]

『フェリックスの手紙』シリーズを次男としばらく読んでいて、遂に読み終わった。
これは長男と一緒にも読んだ本で、長男も次男もお気に入り。
ソフィーが小さい頃から大事にしているフェリックスといううさぎの人形がある日旅に出てしまい、旅先からソフィーに手紙を送ってくるというもの。物語の合間合間に、封筒に入った手紙があり、実際に封筒から手紙を出して読める形になっている。最後にはお土産も入っており、かなり凝った作りになっている。

主人公ソフィーの通う学校は恐らくシュタイナー教育学校。ソフィーが興味を持ったことを先生が取り上げそのままみんなでしらべ発表みたいな場面も多く出てくる。世界各地の地理や歴史を学べたり、差別について取り上げたりと、児童書にしてはかなり深いものとなっている。子供たちもこの本で世界の国々について色々と知ることができた。

この本は、ブロンズ新社から出版されていて、全部で7冊あるのだが、今や1、4巻以外は品切重版未定状態。良い本なのにもったいない。是非全巻復刊を願う。


フェリックスの手紙: 小さなウサギの世界旅行

フェリックスの手紙: 小さなウサギの世界旅行

  • 出版社/メーカー: ブロンズ新社
  • 発売日: 1994/09/20
  • メディア: 大型本




フェリックスの手紙 2

フェリックスの手紙 2

  • 出版社/メーカー: ブロンズ新社
  • 発売日: 1995/07/01
  • メディア: 大型本




フェリックスの手紙〈3〉―特別限定版

フェリックスの手紙〈3〉―特別限定版

  • 出版社/メーカー: ブロンズ新社
  • 発売日: 1999/03/01
  • メディア: 大型本




フェリックスの手紙〈4〉―サンタクロースとクリスマス旅行

フェリックスの手紙〈4〉―サンタクロースとクリスマス旅行

  • 出版社/メーカー: ブロンズ新社
  • 発売日: 1997/11/30
  • メディア: 大型本




フェリックスの手紙 5

フェリックスの手紙 5

  • 出版社/メーカー: ブロンズ新社
  • 発売日: 1999/11/01
  • メディア: 大型本




フェリックスの手紙 7

フェリックスの手紙 7

  • 出版社/メーカー: ブロンズ新社
  • 発売日: 2006/01/01
  • メディア: 大型本







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アインシュタイン 時をかけるネズミの大冒険 [文学 海外 絵本]


アインシュタイン: 時をかけるネズミの大冒険

アインシュタイン: 時をかけるネズミの大冒険

  • 出版社/メーカー: ブロンズ新社
  • 発売日: 2021/05/20
  • メディア: 大型本



科学の歴史をたどるネズミの絵本シリーズの最新刊であり四巻目の『アインシュタイン』を読み終わった。
今までとは、違いアインシュタイン本人が表紙に描かれている印象的な本。

大規模な遠くで行われるチーズ市に参加しようとしたネズミが、移動時間を考えなかったために、一日遅れでその場所についてしまい、「チーズ市に行きたい」という強い思いと何故一日ズレてしまったのかという疑問を出発点としてタイム・トラベルをする話。

現代のコンピューターの助けを借りて過去に戻ったネズミが、コンピューターのない過去から未来に戻る際に困ってしまい、その時の解決策として編み出した作戦がとても素敵だ。

今までの三冊よりも文字量がかなり多くなっており、読むのにそれなりのパワーが必要だった。

恒例の科学の歴史を説明したあとがき部分もかなりの分量だった。

このシリーズはまだまだ続くのだろうか?
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エジソン ネズミの海底大冒険 [文学 海外 絵本]


エジソン ネズミの海底大冒険

エジソン ネズミの海底大冒険

  • 出版社/メーカー: ブロンズ新社
  • 発売日: 2019/05/16
  • メディア: 大型本



一気に2.3巻を読んでしまった。今までは宙に向かっていたネズミが、今度は海の底へと向かう。
前2巻に出てきたネズミ、リンドバーグとアームストロングも違った形で登場する。

この本の最初に、ある本屋の場面が描かれるのだが、この絵が圧巻。置いてある本が海に関するものが何気なく並んでいるのだ。このページを見ているだけでも飽きない。ちょっとわかるだけでも
『モビー・ディック』メルヴィル
『地底旅行』ヴェルヌ
『宝島』スティーヴンソン
タイトルはわからないが、H・G・ウェルズの本。

話も結構複雑な構成になっており、今までと違い章立てもされている。エジソンの簡単な紹介も最後についている。文中の絵も相変わらずきれいだ。
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アームストロング 宙飛ぶネズミの大冒険 [文学 海外 絵本]


アームストロング: 宙飛ぶネズミの大冒険

アームストロング: 宙飛ぶネズミの大冒険

  • 出版社/メーカー: ブロンズ新社
  • 発売日: 2017/04/15
  • メディア: 大型本



前巻の『リンドバーグ』は宙を飛んで大西洋を渡ったネズミの話だった。この巻は、月に魅せられロケットを作って月に飛んでいった話。とにかく絵が綺麗でワクワクしてくる。絵だけのページが、前巻よりも多かった気がするが、その絵だけのページが言葉以上に雄弁で素晴らしい。

ネズミが月へ行くために試行錯誤を繰り返し、何度も失敗しても諦めない姿は感動的だ。児童書とは言え確かに良本だ。

前巻同様、「宇宙飛行のかんたんな歴史」が付録のように付いていてそれも興味深かった。
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リンドバーグ 空飛ぶネズミの大冒険 [文学 海外 絵本]


リンドバーグ: 空飛ぶネズミの大冒険

リンドバーグ: 空飛ぶネズミの大冒険

  • 出版社/メーカー: ブロンズ新社
  • 発売日: 2015/04/15
  • メディア: ハードカバー



図書館に、この絵本のシリーズで『エジソン』があるのは知っており子供も図書室で借りて読んでいたのだが、その時はあまり興味がなく手に取ることはなかった。

しかし先日本屋に行ったとき、オススメ本としてシリーズ4冊が並べて置いてあり、面白そうだなと思い早速図書館で借りてみた。

新しい「ネズミ捕り」が町にいっぱい置かれたことにより、町から自分以外のネズミがいなくなってしまって困った、図書館大好きネズミが、空飛ぶ飛行機を開発してアメリカに渡る話。

絵も可愛らしく、話もよくできていると思う。絵本の最後に、人類の飛行の歴史も簡単に紹介されており、確かに小学生高学年にオススメ出来る本だと思った。
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ワビシーネ農場のふしぎなガチョウ [文学 海外 絵本]


ワビシーネ農場のふしぎなガチョウ

ワビシーネ農場のふしぎなガチョウ

  • 出版社/メーカー: あすなろ書房
  • 発売日: 2021/07/04
  • メディア: 単行本



長男が学校の学級文庫で見つけて読んだらしく、初めて私に「この本面白いよ」と言ってメモまでして持って帰って勧めてくれた本。せっかく勧めてくれたので図書館で借りてみた。

ワビシーネ農場という寂れて今にもつぶれそうな農場に、金のガチョウが産まれる。この金のガチョウによって、宝くじがあたったり、競馬で大儲けしたり、とどんどん幸運が転がり込んでくる話。本当にただ幸運が舞い込んでくるだけの話なので深みは全くないが、平和でほんわかする話だった。
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