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様々な詩人による歌曲集 [ヴォルフ 歌曲]


Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

  • アーティスト: Wolf, Hugo
  • 出版社/メーカー: Warner Classics
  • 発売日: 2010/02/08
  • メディア: CD



1. Biterolf
★★★★★★☆☆☆☆
「ビーテロルフ」シェッフェル詩
しっとりとした優しく暖かい曲。

2. Uber Nacht
★★★★★☆☆☆☆☆
「一晩中」シュトルム詩
初めは暗く始まるが、途中からピアノのアルペジオの優雅な調べに乗って優しいメロディが歌われる。最後はまた暗くなり終わる。

3. Wo wird einst
★★★★★★☆☆☆☆
「旅に疲れたるものの憩いやいずこ」ハイネ詩
1曲目に近い雰囲気を持った優しく暖かさに満ちた曲。

4. Morgenstimmung
★★★★★☆☆☆☆☆
「朝の気分」ライニック詩
題名から想像されるような明るい曲ではなく、暗く沈んだ調子で始まる。段々盛り上がりクライマックスを途中で迎えるが、再び暗く沈鬱な感じになる。最後は再び盛り上がり、ピアノがドラマティックな後奏を弾いて終わる。

5. Lied des transferierten Zettel
★★★★★☆☆☆☆☆
「鳥づくしの歌」シェイクスピア(シュレーゲル訳)詩
ユーモアのあるメロディ並びにピアノ伴奏の曲。楽しくはあるが、曲としてはもう一歩か。

6. Gesellenlied
★★★★★☆☆☆☆☆
「職人の歌」ライニック詩
語り口調の曲。オペラの一場面のような曲。ピアノと歌の掛け合いが会話をしているようで楽しい。

7. Keine gleicht von alllen Schonen
★★★★★★☆☆☆☆
「どんなに美しいものも類なく」バイロン(ギルデマイスター訳)詩
この曲は結構多くの歌手が取り上げているらしく、高音を活かした美しいピアノ伴奏に乗せて、浮遊感のある微妙だが若干美しいメロディが歌われる。

8. Zur Ruh, zur Ruh
★★★★★★☆☆☆☆
「憩え、憩え」ケルナー詩
子守歌のような、非常にゆったりとした穏やかで美しい曲。かなり眠くなる曲。

それなりに穏やかで美しい旋律を持った作品が多い歌曲集。
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眠りなきものの太陽 [ヴォルフ 歌曲]


Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

  • アーティスト: Wolf, Hugo
  • 出版社/メーカー: Warner Classics
  • 発売日: 2010/02/08
  • メディア: CD



評価
★★★★☆☆☆☆☆☆
バイロンの詩。不気味な感じのメロディもリズムもイマイチよくわからない曲。
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ゴットフリート・ケラーの6つの詩 [ヴォルフ 歌曲]


Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

  • アーティスト: Wolf, Hugo
  • 出版社/メーカー: Warner Classics
  • 発売日: 2010/02/08
  • メディア: CD



1. Tretet ein,hoher Krieger
★★★★★☆☆☆☆☆
「お入りなさい、気高い戦士たち」
行進曲風の伴奏にのって、どこか物悲しいでも前向きなメロディが歌われる。

2. Singt mein Schatz wie ein Fink
★★★★★☆☆☆☆☆
「恋人はフィンクのように歌う」
妖精が歌っているかのような軽い浮遊感のある曲。

3. Du milchjunger Knabe
★★★★★☆☆☆☆☆
「乳飲み子よ」
穏やかなピアノ伴奏で始まる。こちらもどこか浮遊感のある不思議な雰囲気の曲。

4. Wandl’ ich in dem Morgentau
★★★★★★☆☆☆☆
「朝霧の中を、私はさまよう」
美しい滑らかなメロディの優しい曲。愛する相手のいない自分を嘆き悲しんでいる曲らしい。

5. Das Köhlerweib ist trunken
★★★★☆☆☆☆☆☆
「炭焼きの女房は酔っている」
題名ぴったりの酔っ払っている感たっぷりの激しく混沌とした雰囲気の曲。昔モテモテだったが、相手を選んでいるうちに変な男を捕まえてしまったことを皮肉っている歌らしい。

6. Wie glänzt der helle Mond
★★★★★★★☆☆☆
「明るい月の何と輝かしく」
ピアノの和音を連続して弾く伴奏の上を、冷たい夜をイメージさせるメロディが乗ってくる。途中からピアノが一気に低音に移動すると、かなり暖かい雰囲気になる。死を間近にした女性が自分の人生を振り返りながら、天国を思い浮かべる曲らしい。かなり面白く綺麗な曲。

全体的に普通ではあるが、メロディも綺麗なものが多く、ある程度聴きやすい曲集ではある。

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女性のための6つの歌 [ヴォルフ 歌曲]


Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

  • アーティスト: Wolf, Hugo
  • 出版社/メーカー: Warner Classics
  • 発売日: 2010/02/08
  • メディア: CD



1. Morgentau
★★★★★★★☆☆☆
「朝露」
ヴォルフにしては珍しすぎる、かなり正統的な美しいメロディ。途中若干陰りを帯びるメロディも綺麗。

2. Das Vöglein
★★★★★★★☆☆☆
「小鳥」
こちらも鳥がさえずりあうような様子が、ピアノの軽やかな音と綺麗なメロディで表されている。かなり聴きやすい佳曲。

3. Die Spinnerin
★★★★★☆☆☆☆☆
「糸紡ぎ娘」
バレエ「リーズの結婚」のリーズのように、母親に家に閉じ込められて糸紡ぎをやらされているが、外に出ていろんなことを楽しみたいと思っている女の子の歌。そうした感情がよく音楽で表されていると思う。

4. Wiegenlied im Sommer
★★★★★★☆☆☆☆
「夏の子守歌」
こちらもかなりわかりやすく優しいメロディ。ピアノのアルペジオも叙情豊かで綺麗。

5. Wiegenlied im Winter
★★★★★★☆☆☆☆
「冬の子守歌」
4とかなり近い雰囲気を持つが、どこか温もりを感じる作品。

6. Mausfallen-Sprüchlein
★★★★★☆☆☆☆☆
「ねずみとりの呪文」
途中カッコウの声を摸したかのようなメロディが出てくる面白い作品。メロディもそれなりに綺麗。

ヴォルフのデビュー作らしく、メロディもわかりやすくかなり聴きやすい曲集。
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ミケランジェロ歌曲集 [ヴォルフ 歌曲]


Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

  • アーティスト: Wolf, Hugo
  • 出版社/メーカー: Warner Classics
  • 発売日: 2010/02/08
  • メディア: CD



1. Wohl denk’ ich oft
★★★★★★☆☆☆☆
「しばしば私は考える」
暗い感じで始まり、段々感情が高まって行き、最後は華やかに終わる。ベートーヴェンの苦悩から歓喜へをテーマにしたような曲。

2. Alles endet,was entstehet.
★★★★☆☆☆☆☆☆
「生あるものはすべて滅びる」
こちらもかなり陰鬱とした雰囲気で始まる。そして盛り上がることなく陰鬱なまま終わる。ヴォルフにしては、珍しく5分を超える大作だが、ずっと暗いので退屈すぎる。

3. Fühlt meine Seele das ersehnte Licht
★★★★★☆☆☆☆☆
「私の魂は待望の神の光を感ずる」
こちらも暗い雰囲気で始まる。途中から長調に転じ、少し明るくテンポも上がる。中盤で感情の高まりを見せ盛り上がるも、後半再びゆっくりとした暗い雰囲気に戻る。最後に再び盛り上がりを見せ恐らく長調で終わる。こちらも5分近い大作で疲れる。

暗い曲が多くもう一歩な曲集。

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アイヒェンドルフ歌曲集 まとめ [ヴォルフ 歌曲]


Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

  • アーティスト: Wolf, Hugo
  • 出版社/メーカー: Warner Classics
  • 発売日: 2010/02/08
  • メディア: CD



★★★★★★★★
12. Heimweh 「郷愁」
18. Erwartung 「期待」

★★★★★★★
03. Verschwiegen Liebe「語らぬ愛」
19. Die Nacht  「夜」

★★★★★★
04. Das Ständchen「セレナード」
◎. In der Fremde I「見知らぬ土地で1」
◎. Nachruf「追悼の辞」

綺麗なメロディの曲も多く、普通の曲でも、ストーリーに合った音楽がつけられていて聴いていて楽しい曲も多かった。この曲集はかなり良いのではないだろうか。
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アイヒェンドルフ歌曲集 18~19 その他 [ヴォルフ 歌曲]


Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

  • アーティスト: Wolf, Hugo
  • 出版社/メーカー: Warner Classics
  • 発売日: 2010/02/08
  • メディア: CD



18. Erwartung
★★★★★★★★☆☆
「期待」
一拍目がイマイチわからない不思議なリズムの曲だが、どこか懐かしげで優しげで儚げな優しい曲。

19. Die Nacht  
★★★★★★★☆☆☆
「夜」
月夜を思わせる神秘的なピアノ前奏で始まる。歌も神秘的で美しいメロディ。

◎. In der Fremde I
★★★★★★☆☆☆☆
「見知らぬ土地で1」
優しいメロディでどことなく懐かしさを感じさせる曲。

◎. Nachruf
★★★★★★☆☆☆☆
「追悼の辞」
まさに、死者を優しく悼んでいるような安らぎに満ちた綺麗な曲。

この4曲はどれもメロディが優しく雰囲気も暖かく良い曲ばかりだった。
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アイヒェンドルフ歌曲集 12~17 [ヴォルフ 歌曲]


Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

  • アーティスト: Wolf, Hugo
  • 出版社/メーカー: Warner Classics
  • 発売日: 2010/02/08
  • メディア: CD



12. Heimweh
★★★★★★★★☆☆
「郷愁」
「タータラ~」と同じリズムの美しい伴奏に乗せて、まさに郷愁という雰囲気のやさしく懐かしいメロディが歌われる。最後もドラマティックでかなり聴きやすい名曲。

13. Der Scholar
★★★★★☆☆☆☆☆
「学生」
学生特有の、悩み多き感じ、それでいてどこか前向きな感じがよく表されている曲。悪くはない。

14. Der verzweifelte Liebhaber
★★★★★☆☆☆☆☆
「絶望した恋人」
様々なことに満たされていないことを嘆いている歌。かなり投げやりな感じの歌が面白い。若干シューベルトの「魔王」を彷彿とさせるドラマティックな雰囲気もある。

15. Unfall
★★★★★☆☆☆☆☆
「災難」
夜歩いていたら突然銃を突きつけられるという災難が降りかかり、何なんだ!と悩む感じが出ている曲。面白くはあるが・・・。

16. Liebesglück
★★★★★☆☆☆☆☆
「愛の喜び」
優しい愛の喜びというよりは、激しい愛の感情を爆発させた感じの、興奮した雰囲気たっぷりの曲。

17. Seemanns Abschied
★★★★★☆☆☆☆☆
「船乗りの別れ」
女性に振られた男の歌?とにかく混乱した感じ。ドラマティックではあるがもう一歩か。

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アイヒェンドルフ歌曲集 07~11 [ヴォルフ 歌曲]


Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

  • アーティスト: Wolf, Hugo
  • 出版社/メーカー: Warner Classics
  • 発売日: 2010/02/08
  • メディア: CD



07. Die Zigeunerin
★★★★★☆☆☆☆☆
「ジプシーの少女」
不穏な雰囲気で始まる、語り口調のメロディで妖しげな雰囲気たっぷりの曲。面白い曲ではある。小説の中の挿入詩らしい。

08. Nachtzauber
★★★★★☆☆☆☆☆
「夜の魔力」
前曲に引き続き怪しげな雰囲気。暗い雰囲気で、ピアノも低音を静かに淡々と鳴らし続けるのも何となく怖い。まさに題名通りの雰囲気の曲。

09. Der Schreckenberger
★★★★★☆☆☆☆☆
「ほら吹き大将」
題名通り、いかがわしい雰囲気の語り口調の曲。これも小説の挿入詩らしい。後半若干行進曲風になり盛り上がって終わる。

10. Der Glücksritter
★★★★★☆☆☆☆☆
「幸福を求める男」
前曲同様、いかがわしい雰囲気満載だが、こちらのほうが若干明るく、前向きな感じ。後奏がそれなりに楽しい。

11. Lieber alles
★★★★☆☆☆☆☆☆
「だれよりも好きな」
兵士、学生、詩人よりも騎士でいたい、という曲らしい。つまらない。
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アイヒェンドルフ歌曲集 01~06 [ヴォルフ 歌曲]


Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

  • アーティスト: Wolf, Hugo
  • 出版社/メーカー: Warner Classics
  • 発売日: 2010/02/08
  • メディア: CD



01. Der Freund
★★★★☆☆☆☆☆☆
「友人」
郷愁を誘うようなピアノの美しいアルペジオの上を、優しげだけど若干不安感のあるメロディが歌われる。途中何故か急に力強く激しくなる。そのまま力強く終わる。もう一歩。

02. Der Musikant
★★★★★☆☆☆☆☆
「音楽師」
こちらもコロコロ転がる美しいピアノ伴奏で始まる。軽く楽しい感じの曲で悪くはない。

03. Verschwiegen Liebe
★★★★★★★☆☆☆
「語らぬ愛」
高音を用いた繊細なピアノの前奏で始まる。非常にゆったりとしたヴォルフにしてはかなり美しくわかりやすいメロディで歌われる。後奏もかなり繊細で美しい。

04. Das Ständchen
★★★★★★☆☆☆☆
「セレナード」
印象的な舟歌的なリズムの上を、不安定ながらもそれなりに美しいメロディが歌われる。ピアノがかなり雄弁で面白い。

05. Der Soldat I
★★★★★☆☆☆☆☆
「兵士 その1」
兵士が威勢良く歩いているような伴奏の上を力強い語り口調の歌が歌われる。面白くはあるが普通。

06. Der Soldat II
★★★★★☆☆☆☆☆
「兵士 その2」
その1より、少し重々しい感じ。緊迫感がある。これも面白くはあるが普通。

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スペイン歌曲集 宗教的歌曲集 06~10 [ヴォルフ 歌曲]


Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

  • アーティスト: Wolf, Hugo
  • 出版社/メーカー: Warner Classics
  • 発売日: 2010/02/08
  • メディア: CD



06. Ach,des Knaben Augen
★★★★★★☆☆☆☆
「ああ、この子供の目は」
とても優しく慈愛に満ちた曲。ピアノもメロディも良い。子供はイエス・キリストを指しているっぽい。

07. Mühvoll komm ich und beladen
★★★★★☆☆☆☆☆
「私は罪をにない、御惠みを受け」
暗く荘厳な曲。悲痛な祈りの曲。聴いているのが辛いかんじの曲。

08. Ach,wie lang die Seel schlummert!
★★★★★☆☆☆☆☆
「ああ、何と長く魂はまどろむ」
この曲も重々しくゆっくり進む曲。かなり低音を用いたピアノ伴奏も印象的。とにかく暗くこちらも結構聴いていて辛い。

09. Herr,was trägt der Boden hier
★★★★★☆☆☆☆☆
「主よ、この地に何が実るのでしょうか」
こちらも暗く重々しい。

10. Wunden tra:gst du,meine Geliebter
★★★★★☆☆☆☆☆
「愛する者よ、あなたは傷を負った」
こちらも悲痛な感じの曲。ゆっくりと曲は進む。イエスの十字架の傷を歌っているのか。

どれも暗く重い。正直あまり聴きたい曲集ではない。
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スペイン歌曲集 宗教的歌曲集 01~05 [ヴォルフ 歌曲]


Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

  • アーティスト: Wolf, Hugo
  • 出版社/メーカー: Warner Classics
  • 発売日: 2010/02/08
  • メディア: CD



01. Nun bin ich dein
★★★★★☆☆☆☆☆
「今こそ私はあなたのもの」
マリアに対する賛歌らしい。罪を犯した自分の罪を告白している歌でもあるらしい。曲は美しくはあるのだが、ずっと語りを聞かされている感じで、メロディは印象的ではない。

02. Die du Gott gebarst,du Reine
★★★★★☆☆☆☆☆
「神を生みたまいし、汚れなきおとめよ」
前曲に似た雰囲気の荘厳で美しくはあるが、ずっと語りを聞いているかのような曲。マリア賛歌の曲。

03. Nun wandre,Maria
★★★★★☆☆☆☆☆
「いざ、さすらえマリア」
ベツレヘムへ向かう道で、マリアを励ましているヨセフの歌らしい。慈愛に満ちたとても暖かい曲。とはいえやはり語り的で、メロディが特徴的ではない。

04. Die ihr schwebt
★★★★★☆☆☆☆☆
「柘榴のこずえにただよう天使よ」
少し鐘の音が鳴り響くかのような明るい雰囲気で始まると思いきや、歌が始まると不安定な感じになる。ピアノは終始美しいのだが、歌が終始不安げ。

05. Führ mich,kind,nach Bethlehem!
★★★★★☆☆☆☆☆
「幼子よ、私をベツレヘムへ連れて行って」
まさに題名通り、イエス・キリストに救いを求めるような、悲壮感が漂いながらもどこか神々しい雰囲気の曲。この曲も何となく進んでいく。

どれも悪くはないのだが、やはり単調。ゆっくり聴いたり、BGMに流したり、何度も聴いたりしたい類の曲ではない。
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スペイン歌曲集 世俗的歌曲集 まとめ [ヴォルフ 歌曲]


Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

  • アーティスト: Wolf, Hugo
  • 出版社/メーカー: Warner Classics
  • 発売日: 2010/02/08
  • メディア: CD



★★★★★★★
05. Auf dem grünen Balkon mein Mädchen 「緑のバルコニーで」

★★★★★★
06. Wenn du zu den Blumen gehst「お前が花摘みに行くとき」
07. Wer sein holdes Lieb veloren 「やさしい恋人を失ったものは」
16. Bitt' Ihn,o Mutter 「あの人にお願いして、お母さん」

全体的に語り口調の曲が多く、個性的だが、音楽としてはもう一歩な感じの曲が多かった気がする。ピアノがかなり雄弁で個性的な曲が多かった気もする。上記四曲はどれもピアノ伴奏が美しかった。


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スペイン歌曲集 世俗的歌曲集 31~34 [ヴォルフ 歌曲]


Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

  • アーティスト: Wolf, Hugo
  • 出版社/メーカー: Warner Classics
  • 発売日: 2010/02/08
  • メディア: CD



31. Deine Mutter,süsses Kind
★★★★☆☆☆☆☆☆
「お前の母は、やさしい子よ」
なんとも捉えどころのない曲。もう一歩か。

32. Da nur Leid und Leidenschaft
★★★★★☆☆☆☆☆
「ただ苦しみと怒りだけ」
ベートーヴェンのピアノ・ソナタを彷彿とさせる劇的なピアノ伴奏と同じように劇的な歌。ピアノだけでも悪くはない。

33. Wehe der,die mir verstrickte Meinen Geliebten!
★★★★★☆☆☆☆☆
「私の恋人を虜にした女にわざわいあれ」
こちらも激情的でドラマティック。ピアノも結構活躍する曲。

34. Geh,Geliebter,geh jetzt
★★★★★☆☆☆☆☆
「去れ、愛する者よ、今すぐ」
ロミオとジュリエットの肉体関係を持った後の朝の様子を描いたかのような死。悲壮感と何となく清々しい感情が同居している曲。悪くはない。
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ゲーテ歌曲集 まとめ [ヴォルフ 歌曲]


Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

  • アーティスト: Wolf, Hugo
  • 出版社/メーカー: Warner Classics
  • 発売日: 2010/02/08
  • メディア: CD



★★★★★★★
28. Frühling übers Jahr 「めぐりくる春」
41. Als ich auf dem Euphrat schiffte
             「私がユーフラテスを船で渡ったとき」
50. Ganymed       「ガニュメデス」

★★★★★★
08. Philine「フィリーネ」
09. Mignon 「ミニヨン」
11. Der Rattenfänger 「ねずみ捕り男」
20. St. Nepomuks Vorabend 「聖ネポムクスの前夜祭」
24. Blumengruß 「花の挨拶」
25. Gleich und Gleich「似た者同士」
26. Die Spröde 「お澄まし娘」
29. Anakreons Grab 「アナクレオンの墓」
31. Königlich Gebet 「主の祈り」
33. Erschaffen und Beleben 「創造と生命を与えること」
40. Hochbeglückt in deiner Liebe「あなたの愛が幸せであるように」
49. Prometheus 「プロメテウス」
51. Grenzen der Menschheit 「人間の限界」

目立って良い曲は少ないが、さすがゲーテだけありそれなりに面白い作品が多かった。
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スペイン歌曲集 世俗的歌曲集 26~30 [ヴォルフ 歌曲]


Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

  • アーティスト: Wolf, Hugo
  • 出版社/メーカー: Warner Classics
  • 発売日: 2010/02/08
  • メディア: CD



26. Bedeckt mich mit Blumen
★★★★★☆☆☆☆☆
「花で私を覆って」
非常にゆったりとした曲。死にゆくものが私を花で覆ってくれ、と頼んでいる歌っぽい。悪くはない。

27. Und shla:fst du,mein Ma:dchen
★★★★★☆☆☆☆☆
「眠ったのか、私の乙女よ」
夜、恋人のもとにやってきた男の歌?歌詞同様、メロディも不思議な感じで、切迫感とぬくもりを同時に感じさせる不思議な曲。

28. Sie blasen zum Abmarsch
★★★★★☆☆☆☆☆
「出発のラッパはなる」
ファンファーレのような快活なピアノ伴奏に乗せて、勇ましいメロディが歌われる。恋人が戦争に行ってしまう悲しみを歌った曲。後半の悲しげなメロディが悪くない。

29. Weint nicht,ihr A:uglein!
★★★★★☆☆☆☆☆
「泣くな、お前の瞳よ」
緊迫感のある短いピアノ前奏のあと、暖かい雰囲気のメロディが歌われる。曲が展開していくにつれ歌も切迫した感じになる。ピアノと歌の絶妙なバランスが面白い。

30. Wer that deinem Fu:sllein weh?  
★★★★★☆☆☆☆☆
「お前の脚を痛めたのはだれ?」
この曲は、歌もピアノも初めから緊迫感がある。語り口調の歌に諧謔的なピアノが面白い。

全体的にピアノと歌が合っていないようで合っており、緊迫感とぬくもりが同居しているような面白い雰囲気の曲が多かった。
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スペイン歌曲集 世俗的歌曲集 21~25 [ヴォルフ 歌曲]


Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

  • アーティスト: Wolf, Hugo
  • 出版社/メーカー: Warner Classics
  • 発売日: 2010/02/08
  • メディア: CD



21. Alle gingen,Herz,zur Ruh'
★★★★☆☆☆☆☆☆
「心よ、すべては眠りにつき」
よくわからないが静まっている世の中で、自分の心は愛する人の所へ行こうとしていることを歌ったもの? ゆっくりとした重々しい曲。メロディは悪くはないが全体としてはもう一歩か。

22. Dereinst,dereinst,Gedanke mein
★★★★☆☆☆☆☆☆
「いつの日か、私を思い出して」
こちらもゆったりとした暗い曲。間の多い曲で想像力を掻き立てるが、もう一歩。

23. Tief im Herzen trag'ich Pein
★★★★☆☆☆☆☆☆
「心の奥深くわたしは苦悩を秘めて」
こちらも暗い。苦しい恋に悩んでいる歌?もう一歩。

24. Komm,o Tod,von Nacht umgeben
★★★★☆☆☆☆☆☆
「走れ、愛する者よ、今すぐ」
この曲も暗い。前三曲より若干救いがあるような明るさがあるかも。何にしろゆっくりで暗い。

25. Ob auch finstre Blicke glitten
★★★★★☆☆☆☆☆
「闇にひとすじの光が」
月夜をイメージさせる神秘的な美しい曲。ピアノも歌のメロディも悪くはない。愛する人をそっと想う歌?

こう聴くと、自分はゆっくりとした暗い曲(歌?)があまり好きではないらしい。
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スペイン歌曲集 世俗的歌曲集 16~20 [ヴォルフ 歌曲]


Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

  • アーティスト: Wolf, Hugo
  • 出版社/メーカー: Warner Classics
  • 発売日: 2010/02/08
  • メディア: CD



16. Bitt' Ihn,o Mutter
★★★★★★☆☆☆☆
「あの人にお願いして、お母さん」
さざ波のような美しいピアノ伴奏が、切迫感を演出している緊張感に満ちた曲。こういった雰囲気の曲にしてはメロディも綺麗で、ピアノ伴奏もそれだけで美しく結構良い曲。ストーカーめいた男に悩んでいる女の子の歌?

17. Liebe mir im Busen Zu:ndet einen Brand
★★★★★☆☆☆☆☆
「わが恋は胸のうちに」
前奏のピアノから非常に劇的な歌。常に高い緊張感で歌わなければならない曲で大変そう。

18. Schmerzliche Wonnen
★★★★★☆☆☆☆☆
「苦しい喜びとうれしい苦しみ」
オペラのアリアのような激しくドラマティックな曲。若干とらえどころがないか。

19. Trau' nicht der Liebe
★★★★☆☆☆☆☆☆
「愛を信じるな」
自分の元を去ろうとする男を引きとめようとしている女の歌らしい。メロディもわかりづらくただ語りが続くだけのような感じでもう一歩。

20. Ach,im Maien war's
★★★★★☆☆☆☆☆
「ああ、それは5月のことだった」
地下牢で、かつての自由な日々やこれからの自由を求める歌?。地下牢で歌っているとは思えないほど明るく伸びやかな曲。メロディもそれなりに綺麗。ピアノ伴奏も「タララッ」「タララッ」というのが繰り返され面白い。
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スペイン歌曲集 世俗的歌曲集 11~15 [ヴォルフ 歌曲]


Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

  • アーティスト: Wolf, Hugo
  • 出版社/メーカー: Warner Classics
  • 発売日: 2010/02/08
  • メディア: CD



11. Herz,verzage nicht geschwind
★★★★☆☆☆☆☆☆
「すぐに弱気になるんじゃないよ」
好きになってしまった女性、もしくは振られた女性に強がっている男の歌らしい。激しく吐き捨てる感じの歌。もう一歩。

12. Sagt,seid Ihr es,feiner Herr
★★★★★☆☆☆☆☆
「気高い主よ、お話ください」
お祭りっぽい、華やかな中に少し切迫感がある曲。躍動感があり楽しくはある。

13. Mögen alle bösen Zungen
★★★★★☆☆☆☆☆
「悪態のかぎりをつく」
前曲の雰囲気を引き継ぎながらも若干落ち着いた感じの曲。自分を愛してくれる人を愛するわ、と宣言している歌。

14. Köpfchen,Köpfchen,nicht gewimmert
★★★★☆☆☆☆☆☆
「プレチオーザの頭痛のためのおまじない」
終始不安定な感じの不思議な雰囲気の曲。最後は落ち着いて終わる。原詩は『ドン・キホーテ』の作者セルバンテスらしい。

15. Sagt ihm,das er zu mir komme
★★★★★☆☆☆☆☆
「わたしの所に来てくれるように、彼に告げて」
憂いのあるピアノ伴奏に乗せて、不安げなメロディが歌われる。悪くはない。
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スペイン歌曲集 世俗的歌曲集 06~10 [ヴォルフ 歌曲]


Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

  • アーティスト: Wolf, Hugo
  • 出版社/メーカー: Warner Classics
  • 発売日: 2010/02/08
  • メディア: CD



06. Wenn du zu den Blumen gehst
★★★★★★☆☆☆☆
「お前が花摘みに行くとき」
花畑と美しい女性が目の前に現れてくるかのような、穏やかで非常に綺麗なメロディを持った佳曲。

07. Wer sein holdes Lieb veloren
★★★★★★☆☆☆☆
「やさしい恋人を失ったものは」
何となく哀愁漂うメロディと不安感のある雰囲気を持った美しい曲。途中若干の感情の昂ぶりがある部分もアクセントになっていて良い。

08. Ich fuhr u:ber Meer
★★★★☆☆☆☆☆☆
「私は海を越えていった」
激しく、不安を煽るような始まり。うまくいかない人生を後悔している歌?何にしろあまり面白くない。

09. Blindes Schauen,dunkle Leuchte
★★★★☆☆☆☆☆☆
「盲人は見、闇は照らされ」
こちらもドラマティックで不協和音に満ちた曲。激しい曲調だが退屈。

10. Eide,so die Libe schwur
★★★★☆☆☆☆☆☆
「恋人は誓うといったけれど」
ドラマティックに始まり、淡々と語りのような歌に移っていく。段々メロディアスになっていく。語り的になったり、メロディアスになったり、ドラマティックになったりと様々に表情を変えるが、全体的につかみどころがなく、もう一歩。
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スペイン歌曲集 世俗的歌曲集 01~05 [ヴォルフ 歌曲]


Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

  • アーティスト: Wolf, Hugo
  • 出版社/メーカー: Warner Classics
  • 発売日: 2010/02/08
  • メディア: CD



01. Klinge,klinge,mein Pandero
★★★★★☆☆☆☆☆
「鳴り響け、私のパンデーロ」
ピアノの練習曲のような、速く動き回るピアノ伴奏に乗って、不安定な不思議なメロディが歌われる。ちなみにパンデーロとは、ブラジルのドラム楽器らしい。

02. In dem Schatten meiner Locken
★★★★★☆☆☆☆☆
「私の髪のかげに」
「タータランタン、タン、タン」という独特のリズムに乗せて、優しい語りかけるようなメロディが歌われる。巻き毛を梳かしながら恋人の寝顔を見ている女性の歌。

03. Seltsam ist Juanas Weise
★★★★☆☆☆☆☆☆
「風変わりな賢者、フアナ」
フアナという女の子に振り回される男の歌らしい。「タラララン」という拍子の頭に素早く入るピアノ伴奏が特徴的な曲。歌自体は対した感じではない。

04. Treibe nur mit Lieben Spott
★★★★☆☆☆☆☆☆
「恋をもてあそびなさい」
女の子にちょっかいを出したら肘鉄を食らった男の情けない歌らしい。語り口調でイマイチ。

05. Auf dem grünen Balkon mein Mädchen
★★★★★★★☆☆☆
「緑のバルコニーで」
穏やかな曲調で始まり、途中哀愁漂うメロディが登場。元のメロディに戻り、再び哀愁漂うメロディになり、最後は、転調を繰り返し、美しく終わる。かなりの名曲だと思う。
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ゲーテ歌曲集 その他 [ヴォルフ 歌曲]


Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

  • アーティスト: Wolf, Hugo
  • 出版社/メーカー: Warner Classics
  • 発売日: 2010/02/08
  • メディア: CD



○Beherzigung II
★★★★☆☆☆☆☆☆
「気がかり1」
タイトル通りの、気がかりなことに思い悩んでいる様子がうまく音楽で表せれている。語り口調でもう一歩。

○Beherzigung II
★★★★☆☆☆☆☆☆
「気がかり2」
1とは違った感じの気がかりな感じ。何かが心に引っかかっているんだけど、うまく言葉にできず苦しんでいる感じ。

○Wanderers Nachtlied
★★★★★☆☆☆☆☆
「さすらい人の夜の歌」
非常にゆっくりとした穏やかなピアノ伴奏で始まる。ゲーテの非常に有名な詩らしく、シューベルトも曲(D.224)をつけているらしい。広がりのある壮大なメロディ。ゆっくり過ぎてもう一歩か。

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ゲーテ歌曲集 48~51 [ヴォルフ 歌曲]


Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

  • アーティスト: Wolf, Hugo
  • 出版社/メーカー: Warner Classics
  • 発売日: 2010/02/08
  • メディア: CD



48. Nimmer will ich dich verlieren!
★★★★★☆☆☆☆☆
「もうおまえを逃がさない」
タイトル通りオペラの中で、怒っている人物のアリアのような曲。普通。

49. Prometheus
★★★★★★☆☆☆☆
「プロメテウス」
天界の火を盗んで人間界に与えたとされる神。そのイメージ通り力強くドラマティックな曲。

50. Ganymed
★★★★★★★☆☆☆
「ガニュメデス」
天国を描いたかのような、かなり高音を用いたピアノの美しい調べに乗って、優しく美しいメロディがそっと歌われる。ギリシア神話の美少年で、 トロイ王トロスの子らしい。 神々が天上に連れ去って、ゼウスの侍童にしたと言われているらしい。そんな感じの雰囲気の曲。

51. Grenzen der Menschheit
★★★★★★☆☆☆☆
「人間の限界」
7分を超える大作。かなり沈鬱な、ラフマニノフの曲を彷彿とさせる始まり。力強く前向きな曲だった「プロメテウス」、高音で美しかった「ガニュメデス」と比して、悲壮感漂う苦痛に満ちた「人間の限界」、非常にうまくそれぞれを音として表していてとても面白い三部作。
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ゲーテ歌曲集 40~41 [ヴォルフ 歌曲]


Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

  • アーティスト: Wolf, Hugo
  • 出版社/メーカー: Warner Classics
  • 発売日: 2010/02/08
  • メディア: CD



40. Hochbeglückt in deiner Liebe
★★★★★★☆☆☆☆
「あなたの愛が幸せであるように」
美しい旋律ではあるのだが、何となく切迫感のある、自分を去ってしまった恋人に、無理やり幸せを祈っているような雰囲気。

41. Als ich auf dem Euphrat schiffte
★★★★★★★☆☆☆
「私がユーフラテスを船で渡ったとき」
やさしいたゆたうようなピアノ伴奏に乗せて、これまた穏やかな美しいメロディが歌われる。同じリズムがずっと繰り返されるのもクセになりそうな曲。


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メーリケ歌曲集 番号順 まとめ [ヴォルフ 歌曲]


Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

  • アーティスト: Wolf, Hugo
  • 出版社/メーカー: Warner Classics
  • 発売日: 2010/02/08
  • メディア: CD



★★★★★★★★
06 Er ist's 春だ

★★★★★★★
28 Gebet 祈り
32 An die Geliebte 愛する人に
46 Gesang Weylas ヴァイラの歌

★★★★★★
07 Das verlassene Mägdlein 見捨てられた女
12 Verborgenheit 世をのがれて
15 Auf einer Wanderung 旅路
17 Der Gärtner 庭師
24 Im Frühling 春に
26 Karwoche 聖受難週間
27 Zum neuen Jahr 新しい年に
29 An den Schlaf 眠りに寄す
33 Peregrina I ペレグリーナ I
40 Der Jäger 狩人
00 Der König bei der Krönung 戴冠式に臨む王

メーリケ歌曲集が順番通りにCDに収録されていないことを知り頑張って並べ直した。
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メーリケ歌曲集 番号順 26~53 [ヴォルフ 歌曲]


Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

  • アーティスト: Wolf, Hugo
  • 出版社/メーカー: Warner Classics
  • 発売日: 2010/02/08
  • メディア: CD



26. Karwoche
★★★★★★☆☆☆☆
「聖受難週間」
敬虔な雰囲気で始まる。途中鳥の声を模したようなピアノのトレモロが美しい。その後の泣きのメロディが積み重ねられていく部分も綺麗。地味ではあるがしみじみとした美しさはある。

27. Zum neuen Jahr
★★★★★★☆☆☆☆
「新しい年に」
クリスマスソングのような、明るさと幸福感に満ちている。第二節で音程が下がるのも面白い。メロディも美しくピアノも活躍する。このメーリケ歌曲集の中ではかなり名曲と言える。

28. Gebet
★★★★★★★☆☆☆
「祈り」
こちらも一応神に向けられた詩らしい。前曲同様のゆったりとした暖かい雰囲気の曲。メロディもヴォルフにしてはわかりやすく美しい。

29. An den Schlaf
★★★★★★☆☆☆☆
「眠りに寄す」
子守歌のような穏やかな美しさがある。歌詞中にもあるが、「死≒眠」みたいな部分もあるので若干恐ろしげなメロディも登場しなくはないが、基本は美しい。

30. Neue Liebe
★★★★★☆☆☆☆☆
「新しい恋」
題名のような清々しさはなく、何となく雰囲気がずっと続く。最後一瞬カタルシスを得たように盛り上がる部分はあるが、再び影が指す。散漫な印象がある曲。

31. Wo find' ich Trost?
★★★★☆☆☆☆☆☆
「なぐさめはどこに」
こちらも5分近い長い曲。前曲同様暗く重い雰囲気で始まる。時々訪れる安らぎの瞬間のような部分は綺麗ではあるが、退屈。

32. An die Geliebte
★★★★★★★☆☆☆
「愛する人に」
ヴォルフとは思えないほど、美しく安らぎに満ちたメロディで始まる。情熱的な部分、少し不安げな部分と、次々に気分が変わり、最後は天に召されていくかのような清らかな雰囲気で終わる。

33. Peregrina I
★★★★★★☆☆☆☆
「ペレグリーナ その1」
静かに美しいメロディで始まる。後半少し熱を情熱的になった後、再び静けさを取り戻し終わる。

34. Peregrina Il
★★★★★☆☆☆☆☆
「ペレグリーナ その2」
その1と同じような雰囲気とメロディの伴奏で始まる。この2の方が若干怪しげな雰囲気がある。少し緊迫感がこちらのほうがあるか。

35. Frage und Antwort
★★★★☆☆☆☆☆☆
「問いと答え」
捉えどころのない何となく進んでいく曲。もう一歩か。

36. Lebewohl
★★★★☆☆☆☆☆☆
「さようなら」
悲しげな絶望的な雰囲気がある。この曲も捉えどころがなく今一歩。

37. Heimweh
★★★★☆☆☆☆☆☆
「郷愁」
暗い感じでひたすら続く。途中の小川を模したようなピアノのトレモロは綺麗ではある。全体的にちょっと退屈。

38. Lied vom Winde
★★★★★☆☆☆☆☆
「風に寄せる歌」
激しく吹き荒れる風を表しているかのような曲。途中しっとりとなるところもあり、それなりに綺麗な曲。

39. Dank'es,o Seele!
★★★★★☆☆☆☆☆
「思え、おお魂よ!」
不安げなピアノで始まる。囁くように歌が始まる。ピアノも歌にぴったり寄り添っているのが面白い。雰囲気がコロコロ変わる物語性の強い曲。曲の後半部分で不気味な生物が登場したような緊迫した場面も面白い。

40. Der Jäger
★★★★★★☆☆☆☆
「狩人」
性急な感じの切羽詰ったピアノと歌で始まる。喧嘩中でイライラしている男性の気持ちを歌っているらしい。途中、銃の音がピアノで模されている。

43. Lied eines Verliebten
★★★★★☆☆☆☆☆
「恋する者の歌」
緊張感と緊迫感のある雰囲気で始まる。激しく追い立てるようなピアノ伴奏が印象的な曲。

44. Der Feuerreiter
★★★★★☆☆☆☆☆
「火の戦士」
題名通りの激しい曲。ピアノも歌も激しい。火事のことを歌った曲らしい。5分を超える長い曲。途中火が消えたのか穏やかになり、静かな語り口調になる。何にしろこの曲も語りの曲。

45. Nixe Binsefuß
★★★★★☆☆☆☆☆
「葦の根の妖精」
本当に妖精が動き回って魔法をかけているかのような綺麗で楽しい曲。ピアノが終始動き回っているのが美しい。

46. Gesang Weylas
★★★★★★★☆☆☆
「ヴァイラの歌」
ハープの音を模したようなピアノが綺麗。ヴァイラとは女神らしく、シューベルトのアヴェ・マリアをイメージさせる曲でもある。とにかく美しいメロディが印象的な曲。

47. Die Geister am Mummelsee
★★★★☆☆☆☆☆☆
「ムンメル湖の妖怪」
怪しげな生物が登場してきたかのような、不穏な空気&行進曲風に始まる。後半部分にピアノが高音で綺麗な雰囲気を作り出す時もあるが、基本的には半音階を駆使した怪しげな雰囲気が全編を支配する。こちらも物語性が強く面白くはあるが、純粋に音楽として楽しめるかという微妙。

48. Störchenbotschaft
★★★★☆☆☆☆☆☆
「コウノトリの知らせ」
吟遊詩人が物語を語っているような雰囲気の曲。これも物語に合った曲が付けられているのだろうが、ドイツ語で歌われると歌詞の意味が直接的には体に入ってこないし、よくわからない。ドイツ語が理解できる人が聴くと楽しい曲なのかもしれない。

49. Zur Warnung
★★★★☆☆☆☆☆☆
「いましめに」
こちらも暗い始まり。酒飲み、二日酔いを戒める曲らしい。語りっぽいメロディではじまり、途中からスピード感のある楽しい感じになる。最後は再び語りっぽくなり終わる。面白くはあるが、音楽としてはもう一歩。

50. Auftrag
★★★★☆☆☆☆☆☆
「命令」
畳み掛けるように言葉がひたすら重ねられる曲。語り口調でもう一歩。好きな女の子の気持ちを手紙で知ろうとする曲らしい。

51. Bei einer Trauung
★★★★☆☆☆☆☆☆
「ある婚礼にのぞんで」
自分の好きな女性が、政略結婚などで持って行かれてしまった男性の悲恋の歌か。とにかく暗い。

52. Selbstgeständniss
★★★★☆☆☆☆☆☆
「告白」
自分の悲しく辛い人生を語る曲。短く単調。

53. Abschied
★★★★★☆☆☆☆☆
「別れ」
語り口調の淡々としたメロディで始まる。ピアノも淡々と始まるが段々とスピードを増し、歌が感情を爆発させる。ピアノも激しさを増して行き、途中から突然優雅なワルツになる。これもスピード感を増して行き最後はワルツが思いもよらない盛り上がりを見せ終わる。結構名高い名曲として知られているらしいが、やはり私はこういう語り系の歌はあまり好きではない。

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メーリケ歌曲集 番号順 01~25 [ヴォルフ 歌曲]


Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

  • アーティスト: Wolf, Hugo
  • 出版社/メーカー: Warner Classics
  • 発売日: 2010/02/08
  • メディア: CD



01. Der Genesenen an die Hoffnung
★★★★★☆☆☆☆☆
「希望の復活」
これ以上ない程暗く始まる。段々と明かりが差すように明るくなっていく。絶望と希望が行ったり来たりする様子がうまく音楽で表現されている。繊細な優しいメロディが心地よい。

02. Der Knabe und das Immelein
★★★★★☆☆☆☆☆
「少年と蜜蜂」
優しい声とピアノで始まる。ピアノのトリルが恐らく蜜蜂を表しているのであろう。結構綺麗な曲。
段々スピードを上げていって明るくなるあたりが面白い。

04. Jägerlied
★★★★★☆☆☆☆☆
「狩人の歌」
短いが確かに狩りに行く様子を歌っているような生き生きとした曲。

05. Der Tambour
★★★★★☆☆☆☆☆
「鼓手」
前曲をさらに勇ましくした感じ。こちらのほうが物語性に富んでいる。小太鼓を摸したピアノが面白くはある。

06. Er ist's
★★★★★★★★☆☆
「春だ」
春が来た喜びをピアノも歌もよく表している明るく前向きで美しいメロディを持った曲。かなりの名曲。

07. Das verlassene Mägdlein
★★★★★★☆☆☆☆
「見捨てられた女」
とても寂しげで悲しげな美しいメロディで始まる。途中不安げなメロディになるが、基本はなめらかで綺麗なメロディが歌われる。

08. Begegnung
★★★★★☆☆☆☆☆
「めぐりあい」
慌ただしい感じの始まり。歌詞を見ると昨夜の嵐を表しているのか。ピアノ曲としては面白いかもしれない。

09. Nimmersatte Liebe
★★★★★☆☆☆☆☆
「つきることのない愛」
ゆったりとした伸びやかな旋律で始まる。途中リズミカルな感じになり、再びゆったりと語り口調になる。最後はゆったりとした伸びやかな旋律に戻る。有名な曲らしいがもう一歩。

10. Fussreise
★★★★★☆☆☆☆☆
「散歩」
勇ましい、これから戦場に赴くような自分を鼓舞させているようなイメージの曲。途中若干悲しげな雰囲気が指すのもアクセントになっている。

11. An eine Äolsharfe
★★★★☆☆☆☆☆☆
「エオリアン・ハープに寄せて」
ヴォルフの歌曲にしてはかなり長く5分を軽く超える曲。名曲とされているらしいが、ドイツ語が直接体に入ってこない私としてはイマイチ。何となくヴォルフにしては美しい旋律がひたすら流れているだけという感じ。

12. Verborgenheit
★★★★★★☆☆☆☆
「世をのがれて」
世間の喧騒を避けることを望んでいる人の歌。穏やかな美しい旋律を持つ。途中哀愁漂うメロディも登場する。中間部をすぎ感情が高まり、最後はしっとり終わる。

13. In der Frühe
★★★★☆☆☆☆☆☆
「朝早く」
題名から想像される明るく爽やかな感じは全くない。暗く重々しい雰囲気。最後は少し敬虔な感じになって終わる。

15. Auf einer Wanderung
★★★★★★☆☆☆☆
「旅路」
一転して軽やかな、前向きな雰囲気を持った曲。間奏のピアノのオクターブ奏法も迫力があって良い。巧みに転調を繰り返し軽やかに美しく終わる。

16. Elfenlied
★★★★★☆☆☆☆☆
「妖精の歌」
妖精という言葉からは程遠い、力強い始まり。その後軽い感じの妖精の動きを模したようなピアノと歌が流れる。その後不安定で神秘的な雰囲気になる。その後楽しいいたずらっぽい雰囲気になる。面白い曲ではあるが、歌として素晴らしいかというともう一歩。

17. Der Gärtner
★★★★★★☆☆☆☆
「庭師」
明るく、跳ねた感じの印象的なリズムの伴奏に乗って、美しい息の長い旋律が歌われる。中間部の若干哀愁漂うメロディを交ぜた伸びやかな部分も悪くない。

18. Zitronenfalter im April
★★★★★☆☆☆☆☆
「四月の黄色い蝶」
ピアノが高音で恐らく蝶が軽やかに飛んでいる様子を描いているのだろう。歌は優しく語りかけるように歌われる。悪くはない曲。

19. Um Mitternacht
★★★★★☆☆☆☆☆
「真夜中に」
暗~い雰囲気で始まる。どこか神秘性も帯びた感じ。途中から若干長調性を帯び何となく明るくなる。基本的には静かな重苦しい雰囲気で曲は進む。

20. Auf eine Christblume I
★★★★☆☆☆☆☆☆
「クリスマスローズに1」
この曲も吟遊詩人が物語を語っているような曲。雰囲気は基本ゆったりとした感じなので聴きやすくはあるが、かなり長く若干退屈。

21. Auf eine Christblume II
★★★★★☆☆☆☆☆
「クリスマスローズに2」
ピアノの高音の優しい音が印象的な曲。悪くはないがそこまで良い曲でもないか。

22. Seufzer
★★★★☆☆☆☆☆☆
「ためいき」
悲劇的なピアノで始まる。かなり暗いゆったりとした曲。「ためいき」というより「嘆き」という感じの曲。

23. Auf ein altes Bild
★★★★★★☆☆☆☆
「古い絵に」
イエスを描いた絵に関する詩に付けられた曲。とても暖かい雰囲気でしっとりとした曲。優しくゆったりとしたメロディが心が穏やかになる。

24. Im Frühling
★★★★★★☆☆☆☆
「春に」
「タラララ~ラ」という音型がずっと続き、その上で優しい旋律が歌われる。しみじみとした優しい佳曲。

25. Schlafendes Jesuskind
★★★★★☆☆☆☆☆
「眠れる幼な子イエス」
題名通りの雰囲気の曲。賛美歌的な美しさがある。ゆったりとした心落ち着く曲ではあるが、目立ったメロディもなく、ピアノ伴奏も普通か。
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ゲーテ歌曲集 35~38 [ヴォルフ 歌曲]


Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

  • アーティスト: Wolf, Hugo
  • 出版社/メーカー: Warner Classics
  • 発売日: 2010/02/08
  • メディア: CD



34. Ob der Koran von Ewigkeit sei?
★★★★☆☆☆☆☆☆
「コーランが永遠のものならば」
おどろおどろしいメロディとピアノ伴奏で始まる。その後緩やかに曲は進んでいくが、段々盛り上がって行き最後は力強く終わる。

35. Trunken müssen wir alle sein!
★★★★★☆☆☆☆☆
「みんなで酒を飲もう」
力強く乾杯しているような圧倒的な雰囲気であっという間に終わる曲。格好よくはある。

36. So lang man nüchtern ist
★★★★★☆☆☆☆☆
「人はしらふであるかぎり」
少し哀愁漂う悲しげな旋律で進む。ショパンの「英雄」の中間部を若干彷彿とさせる雰囲気。この曲もそれなりに格好よくはある。

37. Sie haben wegen der Trunkenheit
★★★★☆☆☆☆☆☆
「彼らは酔ったためだ」
結構静かな曲。自分が酔っ払っていると皆が自分を責める、と嘆く曲。

38. Was in der Schenke waren heute
★★★★★☆☆☆☆☆
「今日、この酒場で何がいったい」
何かに追い立てられているような緊迫感のある激しい曲。結構この曲も格好よくはある。

酒場での様子を描いた力強く緊迫感のある曲が多く、結構楽しめた。
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ゲーテ歌曲集 32~34 [ヴォルフ 歌曲]


Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

  • アーティスト: Wolf, Hugo
  • 出版社/メーカー: Warner Classics
  • 発売日: 2010/02/08
  • メディア: CD



32. Phänomen
★★★★★☆☆☆☆☆
「現象」
ゆったりとした淡々とした曲。

33. Erschaffen und Beleben
★★★★★★☆☆☆☆
「創造と生命を与えること」
低い音と高い音を順番に「ダンタン、ダンタン」と同じリズムで刻む印象的な伴奏の上を、朗々としたそれなりに美しいメロディが歌われる。最後はピアノも華やかになり、終わる。

34. Ob der Koran von Ewigkeit sei?
★★★★☆☆☆☆☆☆
「コーランが永遠のものならば」
おどろおどろしいメロディとピアノ伴奏で始まる。その後緩やかに曲は進んでいくが、段々盛り上がって行き最後は力強く終わる。

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ゲーテ歌曲集 28~31 [ヴォルフ 歌曲]


Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

Hugo Wolf - The 150th Anniversary Edition

  • アーティスト: Wolf, Hugo
  • 出版社/メーカー: Warner Classics
  • 発売日: 2010/02/08
  • メディア: CD



28. Frühling übers Jahr
★★★★★★★☆☆☆
「めぐりくる春」
題名通り、季節が巡っている様子を「タンタラタッタ」という独特のリズムのピアノが表し、春の喜びを美しいメロディが表している。佳曲。

29. Anakreons Grab  
★★★★★★☆☆☆☆
「アナクレオンの墓」
しっとりとした歌に、音数を非常に抑えたピアノ伴奏が絡む美しい曲。アナクレオンとは古代ギリシアの詩人らしい。この詩人に託して芸術の素晴らしさを訴えた詩なのか?静かな穏やかな曲。

30. Dank des Paria
★★★★★☆☆☆☆☆
「パーリアの感謝」
「パーリア」とは、インドのカースト制殿最下層の層。その人々の祈りを歌っている。荘厳で苦しみに満ちた曲。

31. Königlich Gebet
★★★★★★☆☆☆☆
「主の祈り」
こちらも荘厳さにと神々しさに満ちた曲。堂々として良い。
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