SSブログ

ナイチンゲール(夜泣き鶯) [ストラヴィンスキー オペラ]


新ストラヴィンスキー・コンプリート・エディション

新ストラヴィンスキー・コンプリート・エディション

  • アーティスト: Various Artists
  • 出版社/メーカー: Deutsche Grammophon
  • 発売日: 2021/03/26
  • メディア: CD




ACT1 森の夜明け
★★★★★★☆☆☆☆
題名通りもやっとした感じで始まる。東洋風の笛の音が流れてくる。まさしく「船乗りの歌」という感じの哀愁漂う揺れる感じの歌が流れる。そこへナイチンゲールが優しく登場。フルートとハープの音が綺麗。若干東洋風。ソプラノがナイチンゲールの美しい歌を歌う。とても綺麗。
不穏な空気が流れ出しナイチンゲールも不安げ。そこに男たちが登場しナイチンゲールと対話。
最後はナイチンゲールが幻想的に歌い去っていく。船乗りの悲しげな歌で終わる。

ストーリー
夜明け前の海辺。漁師が船に乗って、ナイチンゲールと歌う。
そこへ都から従者・僧侶・料理人らがきてナイチンゲールを探す。ナイチンゲールを見つけ出し宮廷に誘う。ナイチンゲールは自然の中にいたいのだが、皇帝のたっての願いとわかりついていく。

ACT2 中国皇帝の宮廷
1.明かりを明かりを
★★★☆☆☆☆☆☆☆
大騒ぎしているだけ。

2.中国の行進
★★★☆☆☆☆☆☆☆
ピッチカートの音が鳴り響く。調子っぱずれの行進曲。後半はどんちゃん騒ぎ。

3.ナイチンゲールの歌
★★★★★★☆☆☆☆
ピアノの音で始まり、ナイチンゲールが異国情緒漂うメロディを歌う。後半はかなり静かで悲しげ。ほぼアカペラ。

4.寵臣たち
★★★☆☆☆☆☆☆☆
男たちの調子っぱずれの重唱。

5.3人の日本人
★★★☆☆☆☆☆☆☆
男たちの重唱による自己紹介?

6.機械仕掛けのナイチンゲール
★★★☆☆☆☆☆☆☆
ギイギイした音がなり、東洋風のメロディが静かに流れる。

7.幕
★★★☆☆☆☆☆☆☆
静かで何となく悲しげな音楽が流れる。漁師が悲しげな旋律を歌い終わる。

ストーリー
皇帝のいる宮殿は大騒ぎ。皇帝の前でナイチンゲールはは歌い、皇帝は感動。
そこへ日本からの3人の使者が登場。日本の皇帝からの贈り物として機械仕掛けのうぐいすを献上する。機械のうぐいすが歌う間、本物のナイチンゲールはこっそり宮殿から去る。皇帝はナイチンゲールがいなくなったことに気づき不機嫌になる。
舞台の外で、死が近づいていることを漁師は歌う。

ACT2 中国皇帝の病室
1.前奏曲
★★★★☆☆☆☆☆
悲劇的な始まり。暗く重い雰囲気が続く。

2.宮殿の病室
★★★★★☆☆☆☆☆
暗く悲しげな女声合唱。皇帝の苦しく悲しげな旋律が続く。

3.ナイチンゲールの帰還
★★★★★☆☆☆☆☆
半音階を駆使した結構難しそうな旋律をナイチンゲールが歌う。

4.厳かな行進
★★★★★☆☆☆☆
題名通り。

5.皇帝の回復。
★★★★☆☆☆☆☆
ハープの短い前奏の後船乗りが静かに歌う。

ストーリー
皇帝は病気が重く、死神がベッドの横にすわり、幽霊が皇帝の善行や悪行を歌う。
そこへ夜鳴きうぐいすが帰ってきて歌い、死神と幽霊は去る。
廷臣が皇帝の寝室にやってくるが、皇帝が完全に健康を取り戻したのをみて驚いて平伏。
幕が落ちた後、漁師が再び舞台の外で歌う。

短いし旋律もそこまでわかりづらいものではないので生で見ればそれなりに楽しめるのではないか。
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。