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交響曲 第九番 ホ短調 新世界より [ドヴォルザーク 交響曲]


9 Symphonies

9 Symphonies

  • 出版社/メーカー: Deutsche Grammophon
  • 発売日: 1999/11/09
  • メディア: CD



第一楽章
★★★★★★★★★☆
不穏な空気を醸し出す、若干悲劇的ながらどこかワクワクするような長めの序奏の後、広大な宇宙をイメージさせる第一主題がホルンによって朗々と奏でられる。第二主題はゆったりとした平和な感じ。展開部も壮大な漢字で格好よい。穏やかな平和な雰囲気が戻ってきた後だんだんと盛り上がり、壮大に終わる。

第二楽章
★★★★★★★★★☆
もやっとした序奏の後、ティンパニーが鳴り響き、「家路」として有名な郷愁を誘う美しいメロディがイングリッシュ・ホルンによって奏でられる。続いて第一主題を少し変化させたような若干悲しみを帯びた旋律が弦によって奏でられ、再び第一主題が少し変化をもって奏でられる。展開部は物悲しい内省的で幻想的な雰囲気となる。草原で鳥たちがささやきあうような感じになった後、第一楽章のメロディが登場する。
最後は第一主題が回帰され終わる。

第三楽章
★★★★★★★★★☆
壮大な宇宙を感じさせる力強い始まり。穏やかな大草原をイメージさせる牧歌的なメロディが続くが、すぐに宇宙的な雰囲気に戻る。少し優雅で牧歌的な中間部の後、宇宙的ー大草原ー宇宙が回帰され最後は華やかにファンファーレが鳴り響き終わる。

第四楽章
★★★★★★★★★☆
汽車が出発するような段々と迫ってくる感じの序奏を経て、英雄的な悲壮な感じの第一主題が奏でられる。第二主題はすこし悲しげだけれども穏やかな雰囲気。第一主題のメロディ、第二楽章のメロディなどを色々と織り交ぜながら曲は進んでいく。平和な展開部を経て、ファンファーレが鳴り響き平和な雰囲気が一度訪れるが、その後盛り上がり華やかに明るく終わる。

美しいメロディに彩られた格好良い曲。世界中で何度も演奏されるのが分かる超名曲。
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交響曲 第八番 ト長調 [ドヴォルザーク 交響曲]


9 Symphonies

9 Symphonies

  • 出版社/メーカー: Deutsche Grammophon
  • 発売日: 1999/11/09
  • メディア: CD



第一楽章
★★★★★★★☆☆☆
重厚感のある弦による序奏の後、鳥の声を模したようなフルートの音が鳴り響き、明るく伸びやかな第一主題となる。第二主題は短調による美しい旋律。壮大な雰囲気ととなり、終わる。

第二楽章
★★★★★★★☆☆☆
若干悲しげな美しいゆったりとした旋律を弦が奏でて始まる。森の中で何かと何かが対話しているかのような部分を経て、少し盛り上がる。中間部は少し明るい牧歌的な感じとなる。後半大自然を模したような美しく広がりのある雰囲気となり、最後は

第三楽章
★★★★★★★☆☆☆
物悲しく美しい旋律のワルツで始まる。その後すこし明るく楽しげなワルツが流れる。物悲しいワルツに戻った後、ガチャガチャした楽しげな雰囲気になり終わる。

第四楽章
★★★★★★★☆☆☆
華やかなファンファーレが鳴り響き、ティンパニーが静かになった後、伸びやかで美しい主題をチェロが奏でる。その後18の変奏曲となるのだが、変奏曲だとわからないくらい変化に富んだ、厳格な対位法を用いた感じだとか、やさしく語るような感じだとか、英雄的な感じだとかが出てきて全く飽きさせない。

各楽章個性がたっていてかなり聴きやすい。「新世界より」とは違った楽しみ方のできる交響曲ではある。
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交響曲 第七番 ニ短調 [ドヴォルザーク 交響曲]


9 Symphonies

9 Symphonies

  • 出版社/メーカー: Deutsche Grammophon
  • 発売日: 1999/11/09
  • メディア: CD



第一楽章
★★★★★★★☆☆☆
ティンパニーの音と共に、悲劇的なメロディが奏でられ悲痛な第一主題が奏でられる。第二主題は穏やかだが、段々と明るく盛り上がっていく。一度落ち着いて物悲しいメロディの展開部が始まる。再現部を経て静かに終わる。

第二楽章
★★★★★★☆☆☆☆
穏やかでやさしい緩徐楽章。夢見るような旋律が流れる。
ホルンのファンファーレ風の牧歌的なメロディが流れた後、壮大な雰囲気となる。最後は静かに終わる。

第三楽章
★★★★★★☆☆☆☆
若さあふれる前向きな雰囲気始まるが、段々と悲劇性を帯びてくる。悲しげな中にどこか決然とした感じがある。中間部は穏やかで平和。最後は決然とした雰囲気に戻り、盛り上がって終わる。

第四楽章
★★★★★★☆☆☆☆
悲劇性の強い重い始まり。第二主題は軽やかで牧歌的な感じ。もやっとした展開部を経て、主題が回帰され、悲劇的に盛り上がって終わる。

第一楽章は悪くないが、あとは普通。
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交響曲 第六番 ニ長調 [ドヴォルザーク 交響曲]


9 Symphonies

9 Symphonies

  • 出版社/メーカー: Deutsche Grammophon
  • 発売日: 1999/11/09
  • メディア: CD



第一楽章
★★★★★☆☆☆☆☆
牧歌的な美しい旋律で始まる。段々と力強さを増して行き、高貴で優雅な雰囲気となる。
長大な展開部、再現部を経て終わる。冗長。

第二楽章
★★★★★☆☆☆☆☆
物悲しげな優しい主題。暗く重い旋律、夢見るようなやさしい旋律が挟まれるロンド形式。後半盛り上がるが、最後は消え入るように終わる。綺麗ではあるが、若干退屈。

第三楽章
★★★★★★★☆☆☆
心躍るような激しい雰囲気で始まる。激しく襲いかかるような部分と、少し優雅ななめらかな部分の対比が非常に格好よい。中間部の牧歌的な平和な雰囲気も悪くない。初演時何度もアンコールがかかったのも分かる楽章。

第四楽章
★★★★★★★☆☆☆
穏やかに叙情的に始まり段々と盛り上がっていく。力強く短いパッセージが何度も繰り返される。力強い部分と穏やかな部分の対比が面白い。最後は堂々と盛り上がって終わる。

後半の二楽章は悪くない。
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交響曲 第五番 ヘ長調 [ドヴォルザーク 交響曲]


9 Symphonies

9 Symphonies

  • 出版社/メーカー: Deutsche Grammophon
  • 発売日: 1999/11/09
  • メディア: CD



第一楽章
★★★★★★☆☆☆☆
のどかな牧歌的な雰囲気で始まる。段々と英雄的な雰囲気になっていく。再び牧歌的な雰囲気に戻り、静かに終わる。

第二楽章
★★★★★★☆☆☆☆
暗く重く物悲しい旋律で始まる。中間部は優しく夢見るような旋律。再び物悲しい旋律が回帰され静かに終わる。

第三楽章
★★★★★★☆☆☆☆
不安定な和音で始まる。主題に入るとワクワクした感じの明るく楽しげな雰囲気となる。若干哀愁漂う美しいメロディが心に残る。

第四楽章
★★★★★★☆☆☆☆
悲劇的な雰囲気で始まるが、主題に入ると明るく前向きになる。第二主題はゆったりとしたリラックスした雰囲気。英雄的な展開部を経て、第一主題、第二主題が回帰され、最後は異様な盛り上がりを見せて終わる。

悪くはない。
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交響曲 第四番 ニ短調 [ドヴォルザーク 交響曲]


9 Symphonies

9 Symphonies

  • 出版社/メーカー: Deutsche Grammophon
  • 発売日: 1999/11/09
  • メディア: CD



第一楽章
★★★★★★☆☆☆☆
ゆったりとした優雅な始まり。宮廷音楽のような高貴な響きがある。
第二主題は若干悲劇的な響きがある。
展開部は優雅だが物悲しいメロディ。最後は優雅な第一主題に戻り、劇的に終わる。

第二楽章
★★★★★★☆☆☆☆
管楽器ののどかな音色でゆったりと始まる。壮大で息の長い旋律が奏でられる。

第三楽章
★★★★★★★☆☆☆
力強く始まる。ベートーヴェンのスケルツォ楽章を彷彿とさせる。かなり格好よい雰囲気。
中盤は若干行進曲風。その後力強く英雄的な主題が戻ってくる。

第四楽章
★★★★★★☆☆☆☆
少し跳ねた感じで始まる。少し優雅で伸びやかな雰囲気になり、盛り上がっていく。最後も力強く終わる。

悪くはない。
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交響曲 第三番 変ホ長調 [ドヴォルザーク 交響曲]


9 Symphonies

9 Symphonies

  • 出版社/メーカー: Deutsche Grammophon
  • 発売日: 1999/11/09
  • メディア: CD



第一楽章
★★★★★★☆☆☆☆
広がりのある優美な始まり。段々と力強さを増していく。「タ~タララララララ~」という主題が何度も所々に顔を出すのが面白い。

第二楽章
★★★★★★☆☆☆☆
物悲しいすすり泣くような始まり。その後も悲しげな描写が音楽で綴られる。
中盤、少し明るく爽やかな森を歩いているかのような雰囲気となる。ハープの音と弦の低音が綺麗。
再び物悲しい雰囲気に戻るが、最後は明るく終わる。

第三楽章
★★★★★★☆☆☆☆
壮大で軽快に始まる。ロンド形式で間に高貴で伸びやかなメロディが挟まれる。

全体的に聴きやすく締まった印象の曲。悪くはない。
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交響曲 第二番 変ロ長調 [ドヴォルザーク 交響曲]


9 Symphonies

9 Symphonies

  • 出版社/メーカー: Deutsche Grammophon
  • 発売日: 1999/11/09
  • メディア: CD



第一楽章
★★★★★☆☆☆☆☆
平和で穏やかな第一主題。オペラの出だしのような物語性のある雰囲気。第二主題は若干悲しげな雰囲気も入るが、基本牧歌的な感じ。

第二楽章
★★★★★★☆☆☆☆
緩徐楽章。幻想的な竹林を連想させる始まり。物悲しいメロディが奏でられる。流麗で静かな雰囲気で進む。中盤から少し英雄的な壮大な雰囲気へと変わっていく。再び穏やかな雰囲気となるが、最後ティンパニーが鳴り響き豪雨のような雰囲気となる。

第三楽章
★★★★★☆☆☆☆☆
静かに始まるが、そのうち牧歌的なミドルテンポの優雅な雰囲気となる。

第四楽章
★★★★★★☆☆☆☆
英雄的な勇壮な始まり。第二主題もゆったりとして優しい。全体的に勇壮な雰囲気の最終楽章。

悪くはないが胸に残るメロディはあまりない。
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交響曲 第一番 ハ短調 「ズロニツェの鐘」 [ドヴォルザーク 交響曲]


9 Symphonies

9 Symphonies

  • 出版社/メーカー: Deutsche Grammophon
  • 発売日: 1999/11/09
  • メディア: CD



第一楽章
★★★★★☆☆☆☆☆
まるで映画音楽のような、壮大で悲しげな長大な第一主題。
優しく広がりのある第二主題。その後も、壮大な音楽が展開される。
劇的で悪くはないのだが、若干冗長。

第二楽章
★★★★★☆☆☆☆☆
緩徐楽章。静かな、夜の闇を感じさせる始まり。非常にゆったりとした息の長い旋律が管楽器により静かに奏でられ、弦楽器がそれを受けて穏やかにメロディを奏でる。
時々高貴な雰囲気となるが、基本静かな感じ。若干冗長。

第三楽章
★★★★★★☆☆☆☆
ドヴォルザークらしい、民族色豊かな舞曲に始まり、中間部、高貴な雰囲気になった後、再びはじめの舞曲に戻る。

第四楽章
★★★★★☆☆☆☆☆
壮大で広がりのある楽章。基本ずっと同じ感じの雰囲気。広々とした草原をイメージさせる楽章。

全体的に悪くはないが、あまり特徴的でなくやや冗長な曲。


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