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Op.057 ピアノ五重奏曲 [ショスタコーヴィチ 室内楽曲]


Shostakovich: Piano Quintet, Piano Trio No.2

Shostakovich: Piano Quintet, Piano Trio No.2

  • 出版社/メーカー: Octavia Japan
  • 発売日: 1995/09/19
  • メディア: CD



第一楽章 Prelude Lento
★★★★★★★☆☆☆
悲しみに満ちた美しいピアノソロで始まり、その後弦が同じ主題を奏でる。ピアノと音が重なった後、少し生真面目な感じの第二主題が登場する。

第二楽章 Fugue Adagio
★★★★★★☆☆☆☆
内省的なフーガで始まるが、段々と感情的高まりを見せる。とても静かで美しいメロディ。最後は静かに静かに消え入るように終わる。

第三楽章 Scherzo Allegretto
★★★★★★★☆☆☆
躍動感に満ちた楽しい主題で始まる。少しエキゾチックなメロディが入ってくる。最後は明るく楽しいメロディに戻り終わる。

第四楽章 Intermezzo Lento
★★★★★★★☆☆☆
ゆったりとした牧歌的なメロディをヴァイオリンが奏で、チェロ?がピッチカートで伴奏を奏でる。段々と荒涼としてくるが最後は暖かく終わる。

第五楽章 Finale Allegretto
★★★★★★★☆☆☆
ゆったりとしたピアノの前奏で始まり、温かいメロディが弦によって奏でられる。段々と堂々としてくる。中間部は少し不穏な空気が流れうrが、最後は穏やかに、楽しく眠りにつくように終わる。

確かに良い曲だと思う。

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Op.006 ピアノ三重奏曲第二番 [ショスタコーヴィチ 室内楽曲]


Shostakovich: Piano Quintet, Piano Trio No.2

Shostakovich: Piano Quintet, Piano Trio No.2

  • 出版社/メーカー: Octavia Japan
  • 発売日: 1995/09/19
  • メディア: CD



第一楽章 アンダンテ
★★★★★★☆☆☆☆
チェロの静かなハーモニスクで始まり、ヴァイオリンが静かに絡んでくる。ピアノも低音で入ってきて、フーガのような厳かな雰囲気を形成する。段々と音が重なり、ハーモニーを奏で始める。
弦のこ気味の良いスタッカート気味の伴奏に乗ってピアノが哀愁漂うメロディを奏でる。これが第一主題?その後激しい第二主題が弦楽器によって奏でられる。展開部は大草原をイメージさせる広がりのある雰囲気。最後は激しく終わる。

第二楽章 アレグロ
★★★★★☆☆☆☆☆
快活で激しいスケルツォ楽章。あまり特徴的なメロディはなく、楽器がバトルしている感じ。

第三楽章 ラルゴ
★★★★★★★☆☆☆
ピアノの荘厳な和音による前奏で始まる。その後、哀愁漂う美しいメロディをチェロが奏で、ヴァイオリンも入ってきて美しいハーモニーを奏でる。

第四楽章 アレグレット
★★★★★★★☆☆☆
一転してこ気味良いピアノの前奏で始まり、弦楽器がピッチカートで楽しげに入ってくる。その後諧謔的なメロディが流れる。ドラマティックに盛り上がった後、ピアノが美しい波のようなメロディを奏でロマンティックになっていく。諧謔的な雰囲気が戻り、最後はピアノの荘厳な音で終わるという、対称的な構造を持った最終楽章。

各楽章の個性が立っている結構良い曲。
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チェロ・ソナタ [ショスタコーヴィチ 室内楽曲]


Shostakovich:Cello Sonata Op40

Shostakovich:Cello Sonata Op40

  • 出版社/メーカー: Calliope France
  • 発売日: 2003/05/13
  • メディア: CD



第一楽章
★★★★★★★☆☆☆
緊張感のあるピアノの前奏で始まり、息の長い憂いのある美しい第一主題がチェロにより奏でられ段々と盛り上がる。第二主題はピアノが悲しみと孤独を吐露しているのをチェロが優しく慰めるかのような親密な雰囲気となる。展開部は今までの情感的な感じが一転して、乾いた荒涼とした雰囲気となる。美しい憂いのある旋律が流れた後、ピアノが低音の上昇していく音階をひたすら奏で、チェロがためらいがちにメロディを奏でる。

第二楽章
★★★★★★★★☆☆
チェロの情熱的な音で始まり、ピアノがすぐに情熱的な和音を奏でる。3分半に凝縮された情感たっぷりの美しい南米を思わせる楽章。

第三楽章
★★★★★★☆☆☆☆
静かで陰鬱な緩徐楽章。途中少し感情的な盛り上がりを見せ、映画音楽っぽくなっていく。最後は静かに終わる。

第四楽章
★★★★★★★☆☆☆
跳ねた感じのピアノで始まり、諧謔的で民謡風のメロディをチェロが奏でる。その後力強く情熱的な雰囲気となっていく。最後は美しい旋律をピアノが奏でチェロがピッチカートで伴奏をし、情熱的に終わる。

かなりエキゾチックなメロディが散りばめられた、現代のチェロ・ソナタの名曲と言える。
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ヴァイオリン・ソナタ [ショスタコーヴィチ 室内楽曲]


Shostakovich: Violin Sonata, Viola Sonata

Shostakovich: Violin Sonata, Viola Sonata

  • 出版社/メーカー: Elektra / Wea
  • 発売日: 1992/10/06
  • メディア: CD



第一楽章
★★★☆☆☆☆☆☆☆
ピアノのなぞなぞのような前奏の後、半音階的な不気味な重音による第一主題が流れる。陰鬱な第二主題の後、こ気味良い諧謔的な展開部となる。とにかく不気味で暗い。最後は行進曲風になり元気に終わる。

第二楽章
★★★☆☆☆☆☆☆☆
激しく元気に始まる。ヴァイオリンの弦を弾く音も聞こえ、嵐があれ回っているかのような楽章。ロンド形式らしいが全くわからない。後半ピアノも荒れまわり機械的な音を出し始める。最後は激しく勇ましく終わる。

第三楽章
★★★☆☆☆☆☆☆☆
ピアノの低音で始まり、悲劇的な前奏が奏でられる。
ピッチカートで、ためらいがちな主題がピアノのポツポツとした音と共に奏でられる。
この後、長大な変奏曲となる。色々と趣向を凝らしているのだろうが主題がつまらないのでつまらない。ピッチカートの音を合図に激しく東洋風なメロディとなり、元気の終わるかと思いきや静かに終わる。
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ヴィオラ・ソナタ [ショスタコーヴィチ 室内楽曲]


Shostakovich: Violin Sonata, Viola Sonata

Shostakovich: Violin Sonata, Viola Sonata

  • 出版社/メーカー: Elektra / Wea
  • 発売日: 1992/10/06
  • メディア: CD



第一楽章
★★★☆☆☆☆☆☆☆
ピッチカートの現代的メロディで始まる。ピアノが静かに暗く入ってくる。陰鬱な第一主題。第二主題はすこし諧謔的なキンキンした感じ。静かで不気味な展開部。最後は暗く重い主題が回帰され終わる。

第二楽章
★★★☆☆☆☆☆☆☆
こ気味良い和音の連続による伴奏に乗って軽やかなメロディが流れる。中間部は暗く陰鬱。最後は軽やかに終わる。

第三楽章
★★★☆☆☆☆☆☆☆
暗く重く始まる。ショスタコーヴィチの全15曲交響曲全てからメロディが引用されているらしい。
ピアノが少し流れのある伴奏を始めると、暗く悲しげなメロディが流れる。少しベートーヴェンの月光の第一楽章のメロディに似た音型が登場する。
突然美しいメロディが登場し、息の長い旋律を奏でる。
最後は暗く終わる。

何度も聴きたい曲ではない。
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