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Op.006 ピアノ三重奏曲第二番 [ショスタコーヴィチ 室内楽曲]


Shostakovich: Piano Quintet, Piano Trio No.2

Shostakovich: Piano Quintet, Piano Trio No.2

  • 出版社/メーカー: Octavia Japan
  • 発売日: 1995/09/19
  • メディア: CD



第一楽章 アンダンテ
★★★★★★☆☆☆☆
チェロの静かなハーモニスクで始まり、ヴァイオリンが静かに絡んでくる。ピアノも低音で入ってきて、フーガのような厳かな雰囲気を形成する。段々と音が重なり、ハーモニーを奏で始める。
弦のこ気味の良いスタッカート気味の伴奏に乗ってピアノが哀愁漂うメロディを奏でる。これが第一主題?その後激しい第二主題が弦楽器によって奏でられる。展開部は大草原をイメージさせる広がりのある雰囲気。最後は激しく終わる。

第二楽章 アレグロ
★★★★★☆☆☆☆☆
快活で激しいスケルツォ楽章。あまり特徴的なメロディはなく、楽器がバトルしている感じ。

第三楽章 ラルゴ
★★★★★★★☆☆☆
ピアノの荘厳な和音による前奏で始まる。その後、哀愁漂う美しいメロディをチェロが奏で、ヴァイオリンも入ってきて美しいハーモニーを奏でる。

第四楽章 アレグレット
★★★★★★★☆☆☆
一転してこ気味良いピアノの前奏で始まり、弦楽器がピッチカートで楽しげに入ってくる。その後諧謔的なメロディが流れる。ドラマティックに盛り上がった後、ピアノが美しい波のようなメロディを奏でロマンティックになっていく。諧謔的な雰囲気が戻り、最後はピアノの荘厳な音で終わるという、対称的な構造を持った最終楽章。

各楽章の個性が立っている結構良い曲。
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