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まんが バレエびっくり!ヒストリー [漫画]


バレエの歴史と物語がまるわかり! まんが バレエ びっくり! ヒストリー (エトワール・コミックス)

バレエの歴史と物語がまるわかり! まんが バレエ びっくり! ヒストリー (エトワール・コミックス)

  • 作者: くりた 陸
  • 出版社/メーカー: 新書館
  • 発売日: 2020/12/01
  • メディア: コミック



子どもの本を探して本屋を歩いていたら見つけた本。
漫画なので非常に読みやすい。

バレエが、イタリアで生まれフランスへわたり、フランスで廃れロシアで開花したことがわかりやすく伝えられており、その過程で活躍した伝説的バレエ・ダンサーも紹介されている。

後半はマニアックな、「ライモンダ」「エスメラルダ」「シルヴィア」「海賊」「パキータ」「パリの炎」「ラ・バヤデール」などの作品も紹介されている。

有名作品はある程度知っていて、バレエのことがさらに詳しく知りたい人には格好の本だと言える。
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宮沢賢治 コミック版世界の伝記 [漫画]


宮沢賢治 (コミック版世界の伝記)

宮沢賢治 (コミック版世界の伝記)

  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2012/03/01
  • メディア: 単行本



宮沢賢治の『セロ弾きのゴーシュ』は私の小学校1,2年生時の愛読書だった。この本しか読んでいなかったといっても過言ではないくらい読んでいた。そして、『よだかの星』も小学校高学年、中学校でひたすら読んだ。

この伝記を読んでみて、やはり心優しく、しかも厳しいながらも愛情深い両親に育てられたことがわかった。そして、妹や弟にも非常に愛されていたこともわかった。

先にも書いたのだが、この繊細で優しい面が非常にシューベルトに通じる気がする。宮沢賢治の作品を読みながらシューベルト作品を聴くと、(逆か・・・)とても合う気がする。

なんにせよ、このシリーズは情報量が少ないので、もっと知りたくなる。そう言う意味では、こどもの好奇心を刺激する良いホントも言えるのかもしれない。
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嘉納治五郎 コミック版世界の伝記 [漫画]


嘉納治五郎 (コミック版世界の伝記)

嘉納治五郎 (コミック版世界の伝記)

  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2018/11/17
  • メディア: 単行本



以前小峰書店の嘉納治五郎の伝記を読んだが、この漫画で改めて読んでみた。やはり漫画は情報量が少なく、何となく残念な感じだった。

とはいえ、彼が柔道というよりは、日本の教育全体の発展のために力を尽くしたのだなということがわかり、改めて素晴らしい人だったことがわかった。

「精力善用」「自他共栄」自分の力を他者や社会のために用いようというその姿勢が本当に素晴らしいと思う。

権力についている人々、ビジネスを動かしている人々が、みなこの思想を持って生きてくれれば世界はもっと良い方向へ変わるのになあと思ってしまう。

入門書としては良いのではないだろうか。
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新渡戸稲造 コミック版世界の伝記 [漫画]


新渡戸稲造 (世界の伝記 コミック版 44)

新渡戸稲造 (世界の伝記 コミック版 44)

  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2019/05/15
  • メディア: 単行本



妻が、嘉納治五郎にはまっており、その自伝をクリスマスにプレゼントしようと思い、このポプラ社のコミック版世界の伝記シリーズの『嘉納治五郎』『新渡戸稲造』『宮沢賢治』を贈った。
漫画なら読むかと思ったが、やはり忙しいらしく、あまり読まないので、先に私がこの新渡戸稲造の電気を読んだ。

相当な努力をしたんだろうけれでも、漢学・国学・洋学を学び、さらに農学・英文学と様々な分野を積極的に学び、海外に留学し、日本と海外のかけ橋になろうと、Bushidoを英語で記すなど、本当に頭の良い人だったのだろうと思う。

そして、国際連盟に関わったり、国際知的協力委員会を作ったり、と世界平和のために尽くしたというのも初めてしり、とても感銘を受けた。

さらに東京大学の學長として、狭い世間に閉じこもらないことを学生たちに告げ、積極的に庶民にも教育を普及させようと努力したものの、頭の固い人々の抵抗にあった、というエピソードを読み、昔から今まで100年近く経とうが、内向きの保守的な日本の構造は変わらないんだな、ということを改めて思い知らされた。

内村鑑三といい、新渡戸稲造といい、北海道大学の初期の学生たちは本当に素晴らしい人々ばかりだったのだなあ、と思う。クラーク博士の哲学が彼らにちゃんと伝わっていたことがよくわかる。

とても良い本だった。
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この世界の片隅に [漫画]


この世界の片隅に コミック 全3巻完結セット (アクションコミックス)

この世界の片隅に コミック 全3巻完結セット (アクションコミックス)

  • 作者: こうの 史代
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2009/04/28
  • メディア: コミック



漫画はほとんど読まない。
家には漫画がほとんどない。

あるのは
①『あさきゆめみし』 大きさの違う2セット
②『ベルサイユのばら』
③『オルフェウスの窓』
④『くるねこ』
⑤『風の谷のナウシカ』
くらいだろうか。ほかにもちょこちょこ日本の古典もの、世界の古典ものが若干あるくらい。
正直、漫画をあまり買う気にならないし、読む気にもならない。

そんななか、去年『四月は君の嘘』が自分の中でヒットしていて、買いたくてしょうがなく、妻に相談したら、「そんなもんいらん」と言われ、そのうちに、妻の友人で漫画が大好きな人から全巻借りてきてくれた。この本は本当にすばらしく、音楽がやりたくなったし、戻れるものなら若い頃に戻って本気で音楽に取り組んで、こんな素敵な出会いがしたい、と思ったくらいだ。

そして、今年この漫画『この世界の片隅に』が自分の中でヒットしていた。そのことをちょっと妻に話すと、誕生日(2月)プレゼントに買ってくれた。

とはいえ、やはり漫画は自分の中で読む優先度が低く、夏休みまでほとんど読まなかった。
そして、今回、様々な重い本が一段落し、体調が悪く、家でゴロゴロしていたこの2日間で一気に読んだ。

正直、初めは人間関係がわからなかったり、色々な出来事のつながりがわからなかったり、したのだが、最後の方では、主人公とその旦那さんの、そして家族のお互いを思いやる素晴らしい静かな愛情に心が洗われてしまった。

突飛なもの、激しいもの、とっつきやすいもの、がもてはやされるこのご時世、こんなテンポの遅い、なんでもない日常を描いた作品が日本でヒットしていることが信じられない。

ヒットしなければ決して出会わなかった作品であるので、ヒットしたのはとても良かったと思うのだが、これを読んだり、観て良いと感じた人は、自分の日々の生活をみなおし、穏やかな生活を送って欲しいものだ。

日本が、すこしでも、穏やかで、平和で、平凡で、日々同じことを繰り返すことの大切さを、大事にしてくれる社会になってくれることを心から祈る。

とっても温かい素敵な漫画だった。
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角川まんが学習シリーズ 日本の歴史 [漫画]


角川まんが学習シリーズ 日本の歴史 2017特典つき全15巻+別巻1冊セット

角川まんが学習シリーズ 日本の歴史 2017特典つき全15巻+別巻1冊セット

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2016/10/20
  • メディア: 単行本



中学・高校時代、「日本史」が大嫌いだった。常に学年ビリだった。物語性が薄く、同じような人の名前ばかり出てくるので全く覚えられず、興味も持てなかった。

古典で平安時代の文学を読んだり、司馬遼太郎作品を読んだり、さまざまな文学作品に触れるうちにそれなりに日本史に興味を持つようになった(30歳くらい)。そして、木下順二の『子午線の祀り』を読み、国語の先生たちと『平家物語』の話などをするうちに、やはりある程度日本の歴史を知っておかなくてはと思い、一念発起して、この2月、自分の誕生日プレゼントとして、この角川マンガ学習シリーズを購入して読んだ。

日本史は日本史で、物語がありロマンがあるのだなあ、とわかったが、やはり、いまいち面白くは無かった。とはいえ、天皇と時の権力者たちの関係がある程度見えたり、明治・大正時代の流れがわかり、勉強になった。

また、時間があれば、様々な日本史文献を読んでみたいとは思う。

A PEANUTS BOOK featuring SNOOPY 19 [漫画]


A peanuts book featuring Snoopy (19)

A peanuts book featuring Snoopy (19)

  • 作者: チャールズ M.シュルツ
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1997/11
  • メディア: 新書



Rerunが犬を飼いたくてSnoopyに頼んで兄のSpikeを紹介してもらい、Spikeは砂漠を出てRerunのもとへ来るのだが、RerunはSpikeが気に入らないらしく、そのまま帰ることになってしまう。Poor Spike・・・。

この巻は1996年くらいのものを多く収録しているのだが、1996年4月27日にLucyがCharlieに自分の電話番号とFax番号とE-mailアドレスを教えていたのが、結構びっくりだった。私が大学に入った1997年にはまだ日本では、E-mailというのは一般的ではなかったするのだが、アメリカでは一般的だったということなのだろうか。

A PEANUTS BOOK featuring SNOOPY 18 [漫画]


A peanuts book featuring Snoopy (18)

A peanuts book featuring Snoopy (18)

  • 作者: チャールズ M.シュルツ
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1997/06
  • メディア: 新書



スヌーピー・タウンというスヌーピーグッズを売っている店で、スヌーピーがうさぎと抱き合っているぬいぐるみが昔あった(今もあるのか?)。このうさぎは何なんだ、と思っていたのだが、ようやくこの巻でその疑問が解決された。

このうさぎは実はBeatrix Potter作のPeter Rabbitらしい。Mr. McGregorの野菜畑で色々食べている間に見つかってしまい、逃げている最中に服を落としてきてしまうのだが、この服を案山子に着せられてしまう。
これにより精神的苦痛を受けたということで、Snoopy扮する弁護士が2ドルの賠償金を要求するのだが、結局負けてしまう。

ほのぼのとして面白かった。

A PEANUTS BOOK featuring SNOOPY 17 [漫画]


A peanuts book featuring Snoopy (17)

A peanuts book featuring Snoopy (17)

  • 作者: チャールズ M.シュルツ
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1997/02
  • メディア: 新書



Peanuts17巻を読み終わった。
Rerunがビー玉遊びに熱中し出すのだが、見知らぬ悪ガキに騙されビー玉を全部取られてしまう。それに激怒したCharlieがその悪ガキJoe Agateにビー玉勝負を挑み、ことごとくビー玉を奪い返してしまう箇所が素晴らしかった。
友人の弟が困っていることに心を寄せ、相手のところに行くだけでも素晴らしいのに、見事にビー玉を取り戻すあたりも素晴らしい。いつも格好悪いCharlieが最高に格好良い瞬間だった。
そしてこの巻ではひたすらRerunがSnoopyを遊びにさそうのだが、その様子が非常に愛らしくよかった。

A PEANUTS BOOK featuring SNOOPY 16 [漫画]


A peanuts book featuring Snoopy (16)

A peanuts book featuring Snoopy (16)

  • 作者: チャールズ M.シュルツ
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1996/11
  • メディア: 新書



Peanuts16巻を読み終わった。
p108に一度だけOlafとAndyが出てきた。その会話がうちの猫に聞かせたい内容だった。
Andy: You know, Olaf, I think we should do more than just eat and sleep.
Andy: They say life is short.
Olaf: It is?
「人生短いらしいよ」というAndyの言葉に対して「そうなの?」というOlafのおとぼけ感が、うちの飼い猫Guinnessを彷彿とさせて微笑ましかった。
さらにこの巻でRerunがかなり登場する。
兄と姉のLucyとRinusが有益なことを色々教えてあげるのだが、「Why?」という言葉を発し、なぜそんなことをやらなければならないのかを問いただす。普通は、小さい子がいろいろ知りたくて、「Why?」を連発して大人が困るという形が多い中、それを反転させ、上の子たちが押し付けてくることに対し、「Why?」と聞き返させることで、大人の子供に対する接し方を反省させているのではないか。
次の話も面白い。
Lucy: Okay, Rerun, I'm going to read you this story, and if you say, "Why" I'm gonna pound you!
Rerun: How come?
「Whyと言ったらぶつわよ」という姉に対して「How come?(どうして)」という違う表現で返すRerun。素晴らしい。
さらにこの巻には、CharlieやPattyが不安で夜眠れないという話が多く出てくる。これは1994年の7月から12月くらいに掲載されたものが載っているのだが、アメリカは当時精神的に病んでいる人が多かったのだろうか。



A PEANUTS BOOK featuring SNOOPY 15 [漫画]


A peanuts book featuring Snoopy (15)

A peanuts book featuring Snoopy (15)

  • 作者: チャールズ M.シュルツ
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1996/07
  • メディア: 新書



Peanuts15巻を読み終わった。
5巻以来、久しぶりにOlafが登場した。肺炎で入院したSnoopyを、Andy, Spike, Olafの3匹がお見舞いに来るという設定だ。3匹の会話がとても微笑ましい。
そして、Charlieの野球チームでも歴史的な出来事が起こる。今までエラーばかりしていたLucyが何とフライをキャッチするのだ。1994年4月21日の出来事だ。
そしてMarcieとPattyは相変わらず面白い会話をしてくれている。
Marcie: I wonder how the composer could write something so beautiful.
Marcie: I wonder how the violinist can remember all those notes.
Patty: I wonder how they change those light bulbs way up there in the ceiling.
Marcieが作曲家や演奏家の素晴らしさに感嘆しているのに対し、Pattyは高い天井にある電球をどうやって変えるのかを疑問に思っているのだ。私もコンサート会場にいくといつも疑問に思っていたことなので、電車の中で読んでいたにもかかわらず声を出して笑ってしまった。

とにかく色々面白い話が多い巻だった。

A PEANUTS BOOK featuring SNOOPY 14 [漫画]


A peanuts book featuring Snoopy (14)

A peanuts book featuring Snoopy (14)

  • 作者: チャールズ M.シュルツ
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1996/03
  • メディア: 新書



Peanuts14巻を読み終わった。
SnoopyがFlying Aceという第一次世界大戦の飛行戦士に扮しMarcie, Lucy, Patty, Schroederの家を渡り歩き、色々しでかす話が面白かった。

A PEANUTS BOOK featuring SNOOPY 13 [漫画]


A peanuts book featuring Snoopy (13)

A peanuts book featuring Snoopy (13)

  • 作者: チャールズ M.シュルツ
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1994/12
  • メディア: 新書



13巻を読み終わった。
この巻でチャーリーが歴史的なことを2度やってのける。
常に負けばかりであったチャーリーの野球チームなのだが、1993年3月30日と1993年7月2日に何と勝つのだ。
しかもCharlie Brownのサヨナラホームランで。
しかもしかも2度目は2ストライクを取られたあと、雨で試合が中断されたあと、ランニングホームランを打つのだ。
ちなみに打たれたピッチャーはRoyanne(ロイアン)という女の子だ。

A PEANUTS BOOK featuring SNOOPY 12 [漫画]


A peanuts book featuring Snoopy (12)

A peanuts book featuring Snoopy (12)

  • 作者: チャールズ M.シュルツ
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1994/10
  • メディア: 新書



Peanuts12巻を読み終わった。
Linusの弟Rerunが登場する場面が増えてきた。Linusに似て頭が良く、かなり可愛い。
姉Lucyが数が数えられるようになったRerunに数を答えさせようと自分の指を何本か立て、何本に見えるかを聞くのだが、その答えが最高だ。

Lucy:Rerun, I hear you're getting pretty good with your numbers...
Lucy:Let's have a little test... Tell me what you see...
Rerun:Fingers!

確かに「指」だよね。そして違う日に次のように答えている。

Lucy:Okay, Rerun, Let's work on our counting again.
Lucy:Now, how many fingers do you see?
Rerun:All but the thumb..

あくまでLucyの期待する答えを返そうとしないRerun。
かなり面白かった。

A PEANUTS BOOK featuring SNOOPY 11 [漫画]


A peanuts book featuring Snoopy (11)

A peanuts book featuring Snoopy (11)

  • 作者: チャールズ M.シュルツ
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1992/12
  • メディア: 新書



Peanuts11巻を読み終わった。
SnoopyがLucyとLinusの家に数日預けられるエピソードが面白かった。
普段はCharlieに対してCoolな態度を取っているSnoopyもすごく寂しそうで、不安な様子がとても可愛らしかった。

A PEANUTS BOOK featuring SNOOPY 10 [漫画]


A peanuts book featuring Snoopy (10)

A peanuts book featuring Snoopy (10)

  • 作者: チャールズ M.シュルツ
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1992/09
  • メディア: 新書



A PEANUTS BOOK 10巻は全体的にはそんなにおもしろいものはなかった。しかしひとつだけ最高に素敵なものがあったので紹介したい。Peppermint PattyとMarcieの会話だ。

Patty: Hey Marcie! It's a beautiful summer day!
Patty: Come out, and we'll waste it away doing nothing... Then we can look back upon it, and regret it for the rest of our lives!
Marcie: This was a good idea, sir.

PattyがMarcieの家を訪れ、Marcieに素敵な日だから遊びに行こうとさそう。その誘い文句が素敵すぎる。
「何もしないで素敵な日を無駄に過ごそう」というのである。二人で木に寝そべりながらMarcieが「素晴らしいアイデアでしたね」と言う。
これはWinnie the Poohの思想にも通じる。とかく忙しい毎日の中で全ての行動に意味付けをしようとしてしまうこの世の中、Pattyのような心の余裕が欲しいなあ、と感じた一篇でした。

A PEANUTS BOOK featuring SNOOPY 9 [漫画]


A peanuts book featuring Snoopy (9)

A peanuts book featuring Snoopy (9)

  • 作者: チャールズ M.シュルツ
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1992/06
  • メディア: 新書



Peanuts9巻を読み終わった。結構彼らの世界観に慣れてきて、かなり楽しめるようになってきた。
Peggy JeanとRed Haired Girl、二人に対する恋で揺れ動くCharlie Brownがかなり可愛かった。「ふたりの人を同時に愛することは出来ないのだろうか」という問いは、実は多くの人が持っているものなのではないだろうか。これを大人の社会を描いた物語でやってしまうとドロドロしてしまうが、子供の社会で描き出すことで、そしてまったく違う視点から物事を考えるSnoopyを対置することでさわやかなものにしている。
SnoopyがMarcieの家で毎晩Root Bearを飲む話も結構面白かった。

A PEANUTS BOOK featuring SNOOPY 8 [漫画]


A peanuts book featuring Snoopy (8)

A peanuts book featuring Snoopy (8)

  • 作者: チャールズ M.シュルツ
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1992/03
  • メディア: 新書



Peanuts8巻を読み終わった。

この巻も結構面白いものが多かった。
Summer CampでCharlie Brownが知り合う可愛らしい女の子Peggy Jeanとのやり取りがなんとも微笑ましい。恋し始めた頃の初々しさが伝わってくる。
Pigpenの生徒会長立候補の話も面白かった。
親からオールAを取るようにというプレッシャーをかけられたMarcieが、Charlieの家に逃げ込む話も、かなり現実的で素敵な話だった。

A PEANUTS BOOK featuring SNOOPY 7 [漫画]


A peanuts book featuring Snoopy (7)

A peanuts book featuring Snoopy (7)

  • 作者: チャールズ M.シュルツ
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1991/12
  • メディア: 新書



Peanuts7巻を読み終わった。
1コマの作品が結構面白く、映画館のチケット売り場に並ぶキャラクター達のシリーズがとにかく興味深い。スヌーピーとライナスの毛布の取り合いも結構楽しめる。チャーリーの膝の上で眠るスヌーピーはこころがほっとする。
結構この巻は楽しめた。

A PEANUTS BOOK featuring SNOOPY 6 [漫画]


A peanuts book featuring Snoopy (6)

A peanuts book featuring Snoopy (6)

  • 作者: チャールズ M.シュルツ
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1991/09
  • メディア: 新書



Peanutsの6巻を読み終わった。
最後の方で、Charlie BrownがSnoopyを幸せにするために、学校を退学しようとするストーリーが出てきて、結構泣けるとともに笑えた。
他にはあまり面白いエピソードはなかった。

A PEANUTS BOOK featuring SNOOPY 5 [漫画]


A peanuts book featuring Snoopy (5)

A peanuts book featuring Snoopy (5)

  • 作者: チャールズ M.シュルツ
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1991/07
  • メディア: 新書



Peanuts5巻を読み終わった。この巻ではじめてSnoopyの弟オラフが出てくる。私のブログのタイトルもこのキャラクターから取っている。
彼らの街で醜犬コンクールが行われることになり、良い犬がいないか、ということになりSnoopyに白羽の矢が立つ。Snoopyは自分の兄弟のかつてとった写真を観て、Olafが醜いことに気がつき、彼を呼び寄せる。
覆いを被って現れたOlafは最終的に醜犬コンクールで優勝。景品はほとんどLucyが手にし、Olafは骨1年分だけしか手に入らない。かわいそうなOlaf・・・。
この巻にも野球の場面が結構出てくるのだが、野球話は結構退屈だ。

A PEANUTS BOOK featuring SNOOPY 4 [漫画]


A peanuts book featuring Snoopy (4)

A peanuts book featuring Snoopy (4)

  • 作者: チャールズ M.シュルツ
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1991/03
  • メディア: 新書



Peanuts4巻を読み終わった。結構同じパターンが目立ってきた。スヌーピーが小説を書き投書する作品が結構多く収録されていた。
Sallyがかなり良い味を出すようになってきた。



A PEANUTS BOOK featuring SNOOPY 3 [漫画]


A peanuts book featuring Snoopy (3)

A peanuts book featuring Snoopy (3)

  • 作者: チャールズ M.シュルツ
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1990/12
  • メディア: 新書



PEANUTS三巻を読み終わった。1988年に入ったあたりから、コマ数が4コマから3コマや2コマ、場合によっては1コマになったりするなど、変化が見られた巻だった。
Snoopyが入院するエピソードが何日にも亘って取り上げられるなど、長い期間に渡ってエピソードが継続的に語られるようになってきた巻である。
LinusとLydiaの関係性に変化が見られ、Linusが一方的にLydiaを好きで、それを相手にしない感じだったのが、Lydiaも若干Linusに気のある素振りを見せるようになってきたのが面白かった。
かなりCharlie Brownの妹Sallyが良い味を出すようになってきて、彼女のやる気のなさが非常に面白い。
Franklinのおじいちゃんも登場はしないのだが、かなり良い味を出している。

A PEANUTS BOOK featuring SNOOPY 2 [漫画]


A peanuts book featuring Snoopy (2)

A peanuts book featuring Snoopy (2)

  • 作者: チャールズ M.シュルツ
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1990/09
  • メディア: 新書



Peanutsの二巻が読み終わった。
この巻は、Charlie Brownが野球をするものが多かった。4月から10月の漫画なので、ちょうどシーズンなのかもしれない。
そしてやはり面白いのは、Peppermint PattyとMarcieのやりとり。教室のやりとりだけではなく、Charlie Brownをめぐる恋のやりとりも面白い。ふたりが、夏休み中、子供たちに水泳を教えにいく漫画も非常に面白かった。

A PEANUTS BOOK featuring SNOOPY 1 [漫画]


A peanuts book featuring Snoopy (1)

A peanuts book featuring Snoopy (1)

  • 作者: チャールズ M.シュルツ
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1990/09
  • メディア: 新書



小学生の時からSnoopyが大好きで、いろいろグッズを集めてきた。洋服もSnoopyの洋服をいっぱい着ていた。
社会人になりお金に余裕が出てきてSnoopyのぬいぐるみも買い集めるようになった。そうこうしているうちに、角川書店から出ているA PEANUTS BOOK featuring SNOOPYという全26巻の本も買い揃えたのだが、いままでほとんど読んでいなかった。
今年は、かなり難しい本を読む予定なので、
行き:硬い本(和書、洋書)
帰り:Snoopyの本
という感じで読み進めようと思っている。
そして早速第1巻が読み終わった。このシリーズはCompleteなわけではなく、1986年9月から平日に新聞に掲載された作品を収録している。
キャラクターたちも現在市場に出回っているイメージとほぼ同じなので、読んでいてあまり違和感はない。
4コマ漫画なので、すごく深い内容なわけでも、考えさせるようなものでもないが、気軽に読めて、クスッと笑える内容となっている。
やはりPeppermint PattyとMarcieの、おばかさんと優等生の噛み合っていない会話が素敵だ。そしてSnoopyの兄、Spikeも結構登場するのには驚いた。