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交響曲まとめ [ベートーヴェン 交響曲]

交響曲をまとめてみたい。

★★★★★★★★★
第5番、第6番、第7番、第9番

★★★★★★★
第3番、第4番

★★★★★★
第1番、第2番、第8番

こう見ると、やはり交響曲は名曲が多いと思う。そして、後半は名曲ぞろいだ。
昔から思っていたが、今回聞き直しても、やはり「英雄」は私にとってはもう一歩。


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交響曲第九番 二短調 合唱付き [ベートーヴェン 交響曲]





評価
★★★★★★★★★☆

ベートーヴェン最後の交響曲。

第一楽章 弦楽器のもやっとした雰囲気で始まり、管楽器が持続音をひたすら奏で、そのあと劇的な主題が大音量で流れる。そのあと、スピード感のあるメロディが流れ曲は、宇宙的な広がりを見せながら進んでいく。
第二楽章 こちらも金属的な音が流れた後、ティンパニーが鋭くなる。緊張感に満ちたスケルツォ楽章。途中非常に美しいメロディも挟まれる。

第三楽章 天国的なアダージョ楽章。とにかく美しい。最後は第四楽章への布石となるようなドラマティックな盛り上がりを見せる。

第四楽章 説明不要の合唱楽章。第一楽章~第三楽章を回帰したあと、ソリストたちが掛け合いをした後、感動的な合唱となる。途中フーガ的な部分もあり、天国を思わせる部分もあり、とにかく素晴らしい。

確かに人類が生んだ最高の芸術といえる。
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交響曲第八番 ヘ長調 [ベートーヴェン 交響曲]


ベートーヴェン:交響曲第7番、第8番

ベートーヴェン:交響曲第7番、第8番

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2014/10/08
  • メディア: CD



評価
★★★★★★☆☆☆☆

ベートーヴェンは第七番よりも、こちらの第八番のほうが自信作だったようだが、私はやはり第七番のほうが良いとは思う。

第一楽章 序奏なく、華やかな第一主題が奏でられる。その後も広がりのある、壮大なメロディが続く。
第二楽章 可愛らしいリズムを刻んだ始まり。とても愛らしい楽章。

第三楽章 一転して、力強い楽章となっている。メヌエットらしいが、そんな雰囲気ではない気がする。
第四楽章 遠くから音楽が聞こえてきて、遂に自分のところに到達し、素晴らしい音楽を目の前で奏でてくれているという感じの曲。こちらも広がりに満ちた美しい楽章。

全体的に派手さはないが、確かに美しい曲ではある。

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交響曲第七番 イ長調 [ベートーヴェン 交響曲]


ベートーヴェン:交響曲第7番、第8番

ベートーヴェン:交響曲第7番、第8番

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2014/10/08
  • メディア: CD



評価
★★★★★★★★★☆

漫画&アニメ『のだめカンタービレ』でかなり有名になった曲。確かに格好良い。

第一楽章 和音が力強く鳴らされたあと、ゆっくりとした荘厳な長い序奏のあと、よく知られた和やかだけれどどこか力強さを感じさせる印象的な第一主題が奏でられる。この主題が色々と形や音色を変えて奏させる。いつまでも聴いていたい素晴らしいメロディ。

第二楽章 陰鬱ながらもどこか前向きな行進曲のようなメロディから始まる。歌曲にも編曲される美しさももっている。第二主題との対比も印象的。

第三楽章 第二楽章と対照的に明るく楽しげな楽章。こちらも二つの主題の対比がとても心地よく非常に楽しい楽章となっている。

第四楽章 こちらも有名な、力強くメロディが印象的な素敵な楽章。

どこを切り取っても美しいメロディに溢れた楽しい曲。
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交響曲第六番 ヘ長調 田園 [ベートーヴェン 交響曲]


ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」

ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2014/10/08
  • メディア: CD



評価
★★★★★★★★★☆

やっぱり素晴らしい名曲。田園という名にふさわしい、音楽が終始展開される。

第一楽章 「田舎に到着したときの愉快な感情の目覚め」
 ヴァイオリン・ソナタ「スプリング」に並んで、出だしの多くの人が聞いたことのある、美しくどこか懐かしさの漂うメロディで始まる。本当に「目覚め」という言葉にふさわしい音楽。
第二楽章 「小川のほとりの情景」
 穏やかで、安らぎに満ちた音楽が終始流れる。
第三楽章 「田舎の人々の楽しい集い」
 楽しく、踊りたくなるような音楽。途中の表紙が変わって力強くなる中間部も魅力あふれるメロディで構成されている。
第四楽章 「雷雨、嵐」
 不穏な雰囲気で始まり、まさに「嵐」が吹き荒れる。ベートーヴェンは本当に様々なものを音で表現するのがうまいと思う。
第五楽章 「牧歌 嵐の後の喜ばしい感謝の気持ち」
 穏やかな、メロディが戻り、大雨のあとに、まさに空から光がそっとさす様子が音によってとても美しく表現されている。

何度も聴いても飽きない、素晴らしい名曲だ。
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交響曲第五番 ハ短調 運命 [ベートーヴェン 交響曲]


ベートーヴェン:交響曲第1番、第5番「運命」

ベートーヴェン:交響曲第1番、第5番「運命」

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2014/10/08
  • メディア: CD



評価
★★★★★★★★★☆

出だしの「ジャジャジャジャ~ン」があまりにも有名なため、聴き飽きた感もあるのだが、ピアノ・ソナタ「月光」同様、有名な部分以外が素晴らしい名曲。

第一楽章 有名な出だしのあと、流れるような美しい旋律が登場する。力強さと優しさが交互に現れ全く飽きずに聴ける。
第二楽章 こちらも勇壮・雄大さと優美さの対比が非常に素晴らしい。耳に残るメロディに溢れている。
第三楽章 こちらもメロディアスな力強さに溢れたスケルツォ楽章。第四楽章に続けて突入していく。

第四楽章 まさに、「英雄」的な壮大さと爽快感に溢れた楽章。三番ではなく、こちらを「英雄」となづけても違和感がなかったのではないかと思う。どこまでも広がっていくように曲が展開し圧倒的なフィナーレを迎える。
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交響曲第四番 変ロ長調 [ベートーヴェン 交響曲]


ベートーヴェン: 交響曲 第2番・第4番

ベートーヴェン: 交響曲 第2番・第4番

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2007/04/11
  • メディア: CD



評価
★★★★★★★☆☆☆

「英雄」と「運命」という二大有名曲に挟まれた曲のため、語られることが少ないがかなりの名曲だと思う。

第一楽章 交響詩のような、物語のはじまりのような、不安げな序奏から始まる。主題は明るく、力強く、魅力に溢れたメロディを持っており、その雰囲気のままこの楽章は終わる。
第二楽章 アダージョ楽章で、かなり息の長い旋律が続く。管楽器がとても印象的で美しく心安らぐ楽章となっている。
第三楽章 活発で楽しい楽章。非常にベートーヴェンらしい曲となっている。

第四楽章 最終楽章にふさわしい、堂々とした朗々とした音楽が展開される。

全体的にメロディが際立っており、とても聴きやすい。
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交響曲第三番 変ホ長調 英雄 [ベートーヴェン 交響曲]


ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」

ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2014/10/08
  • メディア: CD



評価
★★★★★★★☆☆☆

ナポレオンに捧げる曲として作ったが、ナポレオンが皇帝に即位することに激怒し、表紙を破り捨てたことで有名な作品。

第一楽章 和音が力強く奏されたあと、主題が流れる。この楽章は有名ではあるのかもしれないが、メロディがそんなに印象的なわけではなく、個人的には聴いていてそこまで面白くない。
第二楽章 俗に葬送行進曲と呼ばれている。同作曲家によるピアノ・ソナタ第12番の二楽章や、ショパンのピアノ・ソナタ三楽章ほど、葬送行進曲っぽくない。結構長いが、そこまで暗くどんよりした感じではないので、そこまで飽きずに聴ける。
第三楽章 スケルツオ楽章。力強い美しいメロディが流れる。この楽章からフィナーレに向かってどんどん進んでいく。
第四楽章 この曲の白眉。荘厳さ、美しさ、力強さ、すべてが揃った素晴らしい楽章。

正直、二楽章までは普通の交響曲という感じだが、三楽章以降がベートーヴェンらしい、格好良さと美しさが出てきて良い曲と思える。あまりにも、有名な曲なので、気構えて聴いてしまい、かえって名曲度が落ちてしまっているのかもしれない。
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交響曲第二番 二長調 [ベートーヴェン 交響曲]


ベートーヴェン: 交響曲 第2番・第4番

ベートーヴェン: 交響曲 第2番・第4番

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2007/04/11
  • メディア: CD



評価
★★★★★★☆☆☆☆

第一楽章 出だしが格好良い。そのあと、短調になり、不安な雰囲気で音楽が進むところが魅力的。そして、第9のようなメロディが流れ、ようやく序奏が終わり、本格的に第一主題が流れる。流動的でスピード感があり聴いていて飽きない。

第二楽章 この曲の白眉。高貴で美しいメロディから始まる。弦と管のやりとりが楽しい。とても穏やかで幸せな気持ちになれる。

第三楽章 まさに「スケルツォ」といった感じの楽章。短いが前向きに進む感じが良い。

第四楽章 明るく堂々とした最終楽章。最後も派手に終わる。

これぞ交響曲というかんじの曲となっている。
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交響曲第一番 ハ長調 [ベートーヴェン 交響曲]


ベートーヴェン:交響曲第1番、第5番「運命」

ベートーヴェン:交響曲第1番、第5番「運命」

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2014/10/08
  • メディア: CD



評価
★★★★★★☆☆☆☆

ベートーヴェン発の交響曲。英雄的で格好良い。

第一楽章 いきなり、不安定な和音から入る、とても印象的な出だし。その後、少し長い序奏を経て、英雄的な主題が流れる。

第二楽章 穏やかで高貴な緩徐楽章。高級レストランで流れていそうな音楽。
第三楽章 メヌエットらしいのだが、スケルツォ的な力強い楽章となっている。
第四楽章 楽しさと力強さを併せ持つ、まさに英雄的な堂々とした楽章。

全体的に非常にまとまっており聴きやすい。あまり取り上げられることのない作品だが、名前がつけられれば結構聴かれる作品になるのではないだろうか。
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