SSブログ
映画 ジェイン・オースティン ブログトップ

分別と多感 [映画 ジェイン・オースティン]





最近ジェイン・オースティンの映像作品をよく観ており、久しぶりにこの作品も観てみた。
何故か、三女のマーガレットが登場しないと思っていたのだが、結構登場しており、しかも結構活躍している。

映画「いつか晴れた日に」よりも数十分長く、色々な場面が丁寧に描かれている。主役の二人の演技も非常にうまく、しかも美しい。色々な性格の悪い男女が出てくるが、皆嫌な奴っぷりが発揮されていてとても良い。

「いつか晴れた日に」の方が良いと思っていたが、こちらの作品もかなり良い。

エリノアとエドワーズ、自分の感情を押し殺しながら誠実に生きる姿が美しすぎる。
かなりの名作。
nice!(0)  コメント(0) 

高慢と偏見 [映画 ジェイン・オースティン]


高慢と偏見 [DVD]

高慢と偏見 [DVD]

  • 出版社/メーカー: IVC,Ltd.(VC)(D)
  • 発売日: 2013/10/25
  • メディア: DVD



BBC版の『高慢と偏見』を見終わった。
これで3~4度目。何度も観ても素晴らしい作品だと思う。

一番初めに、ジェイン・オースティンを読んだとき、それこそ「高慢」な印象があり、基本的に結婚のためにみんながあたふたしているだけという感じであまり好きにはなれなかった。

ニュージーランドに行ったとき、ゲームの景品でこの映画が当たった人がいて、その時「誰もが大好き、Pride&PrejudiceのDVD」と紹介があり、みんなが拍手喝采で、そんなに面白いの?と思ってこのDVDを購入し、観たのがきっかけで一気にジェイン・オースティンが好きになったきがする。

私にとって、エリザベスのはまり役はキーラ・ナイトレイで、このDVDのジェイン役の人はあまり好きではないのだが、なぜか観ているうちに慣れてきてしまう。これは何度も観ても同じだから不思議だ。

映画版よりも原作に近い形で丁寧に描かれているのが良い。
nice!(0)  コメント(0) 

説きふせられて [映画 ジェイン・オースティン]





ジェイン・オースティン最後の作品。
十数年前、初めて読んだときは、ほとんどわからなかった。数年後もう一度読んだがそれでもあまりわからなかった。
その後このBBCによるドラマを観て、非常に感動した覚えがある。

『分別と多感』の姉、エリノア同様、自分の想いを理性的に押し殺し、静かに穏やかに生活しながらも心の奥に激しい恋心を持った主人公アンの姿が素晴らしすぎる。そしてジェイン・オースティンの素晴らしいところは、そういった心が美しい女性が最後に最高のそして最愛の相手と結ばれるところだ。

もう一度、persuasionを原作でじっくり読みたいと思う。
nice!(0)  コメント(0) 

いつか晴れた日に [映画 ジェイン・オースティン]


いつか晴れた日に [AmazonDVDコレクション]

いつか晴れた日に [AmazonDVDコレクション]

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 発売日: 2016/09/21
  • メディア: DVD



Jane Austen原作、エマ・トンプソン、ケイト・ウィンスレット主演、アカデミー賞受賞作品。

『知性と感性』という題名だけ見るとつまらなそうな作品だが、すばらしく美しい恋愛物語。
常に冷静で自分の感情を抑えて生きる姉エリノアと自分の感情の赴くままに自由奔放に生きるマリアンヌの対照的な二人の恋愛を描いた作品で、結局最後は二人共素敵な男性と結ばれる。しかも、ほかのよくある小説のように、この男と結局は結ばれちゃったの?的なところがなく、やっぱりこの人と結ばれたのね、よかった、と思えるエンディングなのが、Austenの素晴らしいところ。

物語の最後、常に冷静で自分を抑えてきたエマ・トンプソン演じるエリノアが感情を抑えながらも嗚咽してしまうところが感動的。三女のマーガレットもとても愛らしく、非常に良い味を出している。

エマ・トンプソンとケイト・ウィンスレットの演技が素晴らしすぎるので、

わたしの大好きな映画で、ベスト5に入る名作。

今回3~4度目だが、やはり面白く感動的だった。
nice!(0)  コメント(0) 

プライドと偏見 [映画 ジェイン・オースティン]


プライドと偏見 [DVD]

プライドと偏見 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
  • 発売日: 2012/04/13
  • メディア: DVD



私はキーラ・ナイトレイという俳優さんが好きだ。恐らくこの『プライドと偏見』を観て好きになったのではないかと思う。

知的で自分をしっかり主張できる女性を演じさせたらピカイチなのではないかと思う。

実は、この映画を観るまで、あまりJane Austen作品が好きではなかった。イマイチ、スノッブな感じがしたし、特に事件もおこらずひたすら恋に右往左往しているだけ、と思ったからだ。

しかしこの映画はとにかく素晴らしかった。キーラ・ナイトレイが美しいのはもちろん、景色も美しく、音楽も最高だ。そして全ての人々の抑制された心が非常にうまく映し出されていて観たあととても気持ち良い気持ちになれる。

何度も観たくなる映画というのは少ないが、この作品はその中の一つで、今回見直してみてもやはり素晴らしかった。

nice!(0)  コメント(0) 

エマ [映画 ジェイン・オースティン]


ジェイン・オースティン・コレクション エマ [DVD]

ジェイン・オースティン・コレクション エマ [DVD]

  • 出版社/メーカー: アルバトロス
  • 発売日: 2008/09/26
  • メディア: DVD



もう十数年以上前になるが、Jane Austenの全6作品を洋書で読んだ。
なかでも、PersuasionEmmaはほとんど理解できなかった。

小説家で英文学者のDavid Lodgeはじめ、多くの人が、Austenの最高傑作として挙げることの多い『エマ』。日本語版を読むのは癪なので、とりあえず映画を見てみようと、こちらも十数年前に観た。

映画で観てもやはり面白さがわからなかった。ちなみに、BBC版のAusten作品も、『高慢と偏見』『分別と多感』『エマ』『説得』は購入して観た。こちらの方は、結構愉しめはしたが、やはり最高傑作?と疑問だった。














今回再び観てみたがやはりもう一歩だった。

話としては、エマという金持ちのお嬢さんが、周りの人々の恋愛に首をツッコミ、キューピッド役に失敗しまくり、怒られてしまう。最後は自分の恋心に気がつきハッピーエンドという内容で、正直???という感じ。


現在、Dickensを原書で読み直しているところなので、ディケンズを読み終わったら、Austenを再読してみたい。
nice!(0)  コメント(0) 
映画 ジェイン・オースティン ブログトップ