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呪われた狩人 [フランク]


天国と地獄~アンセルメ/フランス音楽コンサート

天国と地獄~アンセルメ/フランス音楽コンサート

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2001/04/25
  • メディア: CD



評価
★★★★★★★☆☆☆
教会に行かずに狩りに出かけた伯爵が、冒涜の罪で、神に未来永劫の罪を着せられるというストーリーらしい。
ホルンの狩りを告げるファンファーレで始まる。結構長くホルンが鳴った後、教会の鐘が鳴り響く。この対比が結構面白いし、のどかで美しい。
闘いを告げるかのような激しく悲劇的なファンファーレに変わり、天気の急変を告げるかのような暗く凄まじい音楽へと変わっていく。タッタラタ~タタというはねたリズムの動機がひたすら形を変えて繰り返される。
少しおさまって若干牧歌的な雰囲気にあるが、再び風雲急を告げる感じに有り、激しく悲劇的になっていく。
混沌としていき、最後は鐘の音がなり、悲劇的に終わる。

悪くない聴きやすい曲。
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ヴァイオリン・ソナタ イ長調 [フランク]


フランク: ヴァイオリン・ソナタ、ブラームス: ホルン三重奏曲

フランク: ヴァイオリン・ソナタ、ブラームス: ホルン三重奏曲

  • 出版社/メーカー: ポリドール
  • 発売日: 1995/10/25
  • メディア: CD



ブラームスのホルン三重奏曲が欲しくて買ったCDだが、先に入っているフランクの方が気に入ってしまったと共に、私がフランク自体を知るきっかけになったCD.

第一楽章 Allegretto Ben Moderato
★★★★★★★★★☆
憂いのある美しい第一主題で始まり、ロマンティックかつドラマティックな第二主題が流れる。ピアノのアルペジオがこの上なく美しくこの後に続くヴァイオリンとピアノのやり取りもロマンティック。美しい展開部の後、主題がそれぞれ回帰され静かに祈るように終わる。完璧な美しい楽章。

第二楽章 Allegro
★★★★★★★★★☆
嵐が吹き荒れているような激しい始まり。ピアノが激情的に奏した後、ヴァイオリンが入ってくる。その後曲はだんだんとロマンティックな雰囲気となっていく。第一楽章の主題に似た静かな雰囲気があいだに挟まった後、劇場的でロマンティックなメロディが激しく奏される。一度静かになった後、静かに緊張感を持って盛り上がって行き最後は圧倒的な雰囲気で終わる。

第三楽章 Ben Moderato
★★★★★★★★☆☆
不安げなピアノの前奏に始まり、ヴァイオリンがソロでエキゾチックなメロディを奏でる。ピアノが静かに第一楽章の主題に似たメロディを奏で、ヴァイオリンが静かにそれに答える。静かな祈るような中間部。ヴァイオリンに導かれ、段々と感情が入っていきロマンティックな雰囲気へと変化していく。再び静かに祈るような雰囲気へと戻っていき、最後は静かに終わる。

第一楽章 Allegretto Poco Mosso
★★★★★★★★★☆
最高に素晴らしい牧歌的でありながら情熱的でロマンティックなカノンによる最終楽章。メロディも美しい。

超・名曲。この世で最も素晴らしいヴァイオリン・ソナタかもしれない。
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交響曲 ニ短調 [フランク]


フランク:交響曲&交響的変奏曲、ダンディ:フランス山人の歌による交響曲

フランク:交響曲&交響的変奏曲、ダンディ:フランス山人の歌による交響曲

  • アーティスト: ユージン・オーマンディ
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2014/11/19
  • メディア: CD



第一楽章 Lento Allegro Non Troppo
★★★★★★★☆☆☆
遠くから波が静かに押し寄せてくるかのような始まり。若干不吉な感じもある。
少し不安げな第一主題(動機)が弦楽器のトレモロ伴奏に乗って、管楽器によって静かに奏される。
おどろおどろしい雰囲気が一段落すると、静かな波が再び押し寄せてくる。
だんだんと盛り上がっていった後、力強く悲劇的に第一主題が奏でられる。
その後、明るく前向きな展開部となる。
牧歌的で平和な雰囲気と悲劇的な雰囲気が交互に現れる。
再び、主題が力強く奏される。最後は壮大に感動的に終わる。
20分近い楽章。

第二楽章 Allegretto
★★★★★★★☆☆☆
弦のピッチカートの音で始まる。中世のパーティーをイメージさせる始まり。
ピッチカートの伴奏に乗って哀愁漂う美しい中世的なメロディが管楽器によって静かに奏される。
緊張感とスピード感のある雰囲気となる
中世的なメロディと緊張感あるメロディが絡み合った後、平和で穏やかな世界が広がる。

第三楽章 Lento Allegro Non Troppo
★★★★★★★★☆☆
晴れやかで伸びやかな、ブラームス・ベートーヴェンのようなドイツ音楽的な分厚い世界で始まる。
第二楽章の中世的なメロディが第二主題として現れる。
勝利感に満ちた第一主題が回帰された後、少し悲しげな不安げな雰囲気となる。
平和な空気が流れた後、感動的に第一主題が奏でられ力強く終わる。

最後に向かって盛り上がっていくカタルシスが得られる名曲。
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交響的変奏曲 [フランク]


フランク:交響曲&交響的変奏曲、ダンディ:フランス山人の歌による交響曲

フランク:交響曲&交響的変奏曲、ダンディ:フランス山人の歌による交響曲

  • アーティスト: ユージン・オーマンディ
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2014/11/19
  • メディア: CD



主題と5つの変奏
★★★★★★★☆☆☆
劇的な短い前奏の後、静かに、ピアノが主題を奏でる。前奏と同じメロディをオケが奏で、それにピアノが再び静かに答える。暗く重いオケと悲しげなピアノが対話をしながら絡み合って盛り上がっていく。ピアノがソロで哀愁漂う美しいメロディをアルペジオの伴奏に乗って奏でる。
その後もピアノとオケが絡み合ったり対話をしたりしながら進む。
美しい雰囲気のピアノソロがしばらく流れた後、軽快で華やかで明るい音楽へと変化し、最後は華麗に盛り上がって終わる。
正直どこで変奏が切れているのかよくわからない。
大きな波の中に入れられてずっと揺らされているような曲。「シンフォニック・ヴァリエーション」というバレエもある。


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弦楽四重奏曲 [フランク]


フランク:ピアノ五重奏曲ヘ短調/弦楽四重奏曲ニ長調(2枚組)

フランク:ピアノ五重奏曲ヘ短調/弦楽四重奏曲ニ長調(2枚組)

  • 出版社/メーカー: Brilliant Classics
  • 発売日: 2008/07/15
  • メディア: CD



第一楽章 ポーコ・レント・アレグロ
★★★★★★☆☆☆☆
ゆったりとした高貴な主題が朗々と奏される。その後牧歌的な静かな雰囲気で曲は進む。
一度落ち着いた後、緊張感のあるスピード感のある展開部になる。哀愁漂う美しいメロディが緊張感の中奏される。
再び落ち着いた後、それぞれがメロディを引き合い壮大なフーガを形成する。
段々と盛り上がって行き、再び緊張感のある主題が若干明るめに提示される。
最後ははじめの高貴でゆったりとした主題が回帰され平和に終わる。
悪くはないが長くて若干冗長。

第二楽章 スケルツォ
★★★★★★☆☆☆☆
明るく軽快に少し諧謔的に始まる。途中明るくなったり少し陰影をおびたり、ピッチカートが登場したりと色合いを変えながら進んでいく。中間部は少しなめらかな綺麗なメロディが登場する。
はじめの主題が回帰された後、ピッチカートで終わる。

第三楽章 ラルゲット
★★★★★★☆☆☆☆
悲しみを帯びた旋律が流れて始まる。
暗く悲しい旋律が続く。

第四楽章
★★★★★★☆☆☆☆
緊張感に満ちた力強い主題で始まる。第二主題は第一楽章の平和な主題が登場。
力強い主題と平和な主題が順々に繰り返される。
一通り落ち着いた後、牧歌的だが少し悲しげな展開部になる。
再び第一主題と第二主題が繰り返され、静かに第一楽章の主題らしきものが奏でられ消え入るようになるが、最後もう一度盛り上がって終わる。

全体的に悪くはないが何となくもやっとしたはっきりしない感じが曲を支配している。
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ピアノ五重奏曲 [フランク]


フランク&ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲

フランク&ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲

  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2001/12/19
  • メディア: CD



第一楽章
★★★★★★★★☆☆
悲劇的で力強い前奏をヴァイオリンが奏でた後、悲しみに満ちた美しい旋律を静かにピアノが奏でる。ヴァイオリンとピアノが同じやりとりを何度か繰り返した後、他の弦も主旋律に入ってくる。
第二主題は少し厳しい感じのメロディで、緊張感を持って曲が進んでいく。長い展開部を経て、主題が弦楽器のユニゾンで力強い劇的に奏される。後半新たなメロディが現れクライマックスに向かって盛り上がっていく。最後は主題が回帰され静かに終わる。

第二楽章
★★★★★★★☆☆☆
ピアノの和音の連続による静かな伴奏に乗せて、しっとりとしたどこか内省的なメロディがヴァイオリンによって奏でられる。悲しみに満ちた旋律が対話的に繰り広げられる。霊感に満ちた壮大な音楽が静かに瞑想的に奏される。

第三楽章
★★★★★★☆☆☆☆
ハチがブンブン飛び回っているような無窮動的なヴァイオリンの音で始まる。ピアノが低音で静かに厳かに入ってきて、段々とほかの楽器も混じり、明るさを帯びてくる。悲しげで美しい旋律がピアノによって導入され、弦楽器によって展開されていく。暗く沈んだメロディがピアノのゴツゴツした伴奏の上を奏でられた後、段々と盛り上がっていく。最後は結構あっけなく終わる。

第一楽章が素晴らしい。

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前奏曲、フーガと変奏曲 [フランク]


Piano Works

Piano Works

  • 出版社/メーカー: Brilliant Classics
  • 発売日: 2008/08/05
  • メディア: CD



もとはオルガン組曲の中の一曲。

1. 前奏曲
★★★★★★★★☆☆
物悲しく美しい主題。いつまでも聴いていたい美しい旋律が心に響く。

2. フーガ
★★★★★★★☆☆☆
劇的だが静かなつなぎ部分を経て、内省的で苦しみに耐えるような静かで美しいフーガとなる。

3. 変奏曲
★★★★★★★★☆☆
前奏曲の美しい主題が美しく変奏されて静かに終わる。

やっぱり名曲。
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前奏曲、アリアとフーガ [フランク]


Piano Works

Piano Works

  • 出版社/メーカー: Brilliant Classics
  • 発売日: 2008/08/05
  • メディア: CD




1. 前奏曲
★★★★★★★☆☆☆
緊張感に満ちた始まり。憂いに満ちた美しいメロディが流れる。ドラマティックに終わる。

2. アリア
★★★★★★★☆☆☆
こちらも憂いに満ちた旋律。悲しみをおびた美しい旋律が心に響く。

3. フーガ
★★★★★★★☆☆☆
静かで淡々とした始まりから圧倒的な盛り上がりを見せるつなぎ部分を経て、厳かな主題による壮大なフーガが展開される。中盤部分、スピードも上がり圧巻。最後は明るくなり華やかに終わる。

全体的に静かで内省的。地味だがじわっと心にしみる名曲。
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前奏曲、アリアと終曲 [フランク]


Piano Works

Piano Works

  • 出版社/メーカー: Brilliant Classics
  • 発売日: 2008/08/05
  • メディア: CD




1. 前奏曲
★★★★★★★☆☆☆
霊感に満ちたおごそかな主題で始まる。第二主題は平和な穏やかな雰囲気。壮大な展開部となる。第一主題のメロディが時々挿入されながら美しく静かに曲は展開していく。最後は儚げに主題が奏され終わる。

2. アリア
★★★★★★☆☆☆☆
優しくも穏やかな前奏の後、静かな内省的なメロディが奏でられる。途中少しキラキラとしてくるが、最後は静かに終わる。

3. 終曲
★★★★★★★☆☆☆
おどろおどろしい前奏で始まる。堅固に構築されたドイツ音楽風の厳しい雰囲気のはねたリズムで曲は展開する。華やかで美しい展開部を経て、堅固なメロディと華やかで美しいメロディが絡み合いながらドラマティックに曲は展開する。

地味だが心に響く曲。
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大オルガンのための3つのコラール [フランク]





1. ホ長調
★★★★★☆☆☆☆☆
もやっとした雰囲気。少し明るい音とこもった音が対話的にメロディを奏で曲は進んでいく。
中盤から盛り上がりを見せ、悲劇的なメロディへと変化していく。
最後は壮大な盛り上がりを見せて終わる。
10分を超える大作。

2. ヘ短調
★★★★★☆☆☆☆☆
暗く重い雰囲気で始まる。少し盛り上がってくるが基本暗い。
中盤高音が鳴り響き、不協和音を立て、一気に盛り上がる。
悲劇的に盛り上がっていくが最後は静かに終わる。
こちらも10分を超える大作。

3. イ短調
★★★★★☆☆☆☆☆
かなり激しく悲劇的に始まる。トッカータっぽい。迷宮に迷い込んだかのような混沌とした雰囲気となっていく。
中盤から穏やかな牧歌的な感じになる。
段々と悲劇性を帯び始め盛り上がっていく。
最後は悲劇的に終わる。
こちらも10分近い大曲。三曲の中では一番聴きやすくはある。
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ハルモニウムのための5つの小品 [フランク]





1. Andante
★★★★★★★☆☆☆
牧歌的で優しいメロディで始まる。少し陰影のあるメロディが副旋律のように奏でられた後、牧歌的な主題が戻ってくる。物悲しいメロディの展開部となる。最後は冒頭の優しい主題が回顧され穏やかに終わる。

2. Andantino
★★★★★★★☆☆☆
優しく穏やかな旋律で始まる。主題の旋律が少し悲しげに短調気味に奏される。最後ははじめの主題が優しく奏され終わる。

3. Andantino Poco mosso
★★★★★☆☆☆☆☆
1分足らずの静かな曲。

4. Andante
★★★★★★☆☆☆☆
少し悲しげな旋律の美しいメロディの1分強の曲。

5. Andantino Quasi Allegretto
★★★★★★☆☆☆☆
静かな若干荒涼とした始まり。段々と暖かさを増して行き静かに終わる。

優しいメロディの多い聴きやすい曲集。
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オルガン 7つの小品 [フランク]





1. 小品 変ホ短調
★★★★★☆☆☆☆☆
穏やかに始まる。途中少し混沌としてくる。中盤から少し優美な哀愁漂うメロディが静かに流れる。最後は結構華やかに終わる。
小品と言いながら10分近くある大作。

2. 大オルガンのための小品
★★★★★★☆☆☆☆
爽快感のあるメロディを持った壮大な雰囲気で始まる。一度落ち着き悲しげな雰囲気となる。段々と静かな穏やかなメロディへと変化していく。段々と壮大な雰囲気となり後半へと向かい盛り上がって行く。最後は穏やかに祈るように終わる。こちらも商品と言いながら10分近い大作。

3. アンダンティーノ ト短調
★★★★★★☆☆☆☆
ズッチャズッチャという軽快なリズムの、ゲーム音楽のような雰囲気で始まる。優しいがどこか不安げなメロディが印象的。おもちゃ箱を描いたような明るく優しい雰囲気となる。再びはじめのズッチャが戻ってくる。最後は悲しげに静かに終わる。

4. ファンタジー ハ長調 第一稿
★★★★★★☆☆☆☆
優しい天国的な雰囲気で始まる。讃美歌的な優しく愛らしいメロディが静かに奏でられる。少し不吉なメロディが流れ始め、どんどん盛り上がる。一旦落ち着き、少し厳かなフーガ的音楽が流れる。はじめの愛らしいメロディが戻ってきて、そのまま静かに終わる。

5. オッフェルトリウム イ長調
★★★★★★☆☆☆☆
静かで穏やかで美しい旋律を持った曲。短く聴きやすい。

6. ファンタジー ハ長調 第二稿
★★★★☆☆☆☆☆☆
第一稿よりも少し力強く若干悲しげな前奏で始まる。悲しげで哀愁漂う旋律が静かに流れる。段々と内省的になり一度静かに終わる。
その後悲劇的なファンファーレが鳴り響き、どんどん悲しげになっていく。最後は天に召されていくかのように静かに終わる。

7. 行進曲風に
★★★★★★☆☆☆☆
全く行進曲風ではなく、流れるように静かに始まる。そのまま悲しげに静かに進む。葬送行進曲のような暗く重い音楽。
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オルガン 6つの小品 [フランク]





1. ファンタジー
★★★★☆☆☆☆☆☆
もやっとした前奏の後、静かな厳かな美しいメロディが流れる。その後悲しげなメロディが静かに長く流れる。後半厳かなファンファーレが鳴り響いた後、最後にお祈りのような静かな音楽となり、消え入るように終わる。

2. 大交響的作品
★★★★☆☆☆☆☆☆
厳かな祈りのような前奏で静かに始まる。主題が悲しげにさらに静かに奏される。若干牧歌的なほのぼのとした雰囲気が長く続く。段々と悲劇性を帯びてくる。下降気味のメロディが音程を変え何度も繰り返された後、少し広がりをみせ明るくなる。再び悲しげなメロディがドラマティックに流れる。
一度落ち着いた後、平和で牧歌的な雰囲気となる。少しずつ悲しみを帯びてきて、一気にスピードが増し混沌とした雰囲気となる。平和で牧歌的なメロディが回帰される。
悲しげー牧歌的な主題が回帰された後、ドラマティックに盛り上がって行き、最後は壮大に終わる。
25分近い大作で飽きる。

3. プレリュード、フーガと変奏曲
★★★★★★★★☆☆
物悲しく美しい主題が静かに奏でられる。
内省的で苦しみに耐えるような静かで美しいフーガとなる。
最後ははじめの主題が静かに変奏されながら奏でられ終わる。
心が慰められる美しい名曲。

4. パストラーレ
★★★★★★☆☆☆☆
穏やかで牧歌的なメロディで静かに始まる。華やかな音に変わり伸びやかな旋律が奏でられる。
きらびやかでクリスマスを祝うかのような雰囲気となる。
突然苦渋に満ちた旋律が流れ、緊張感のある雰囲気となる。
最後ははじめの牧歌的な慰めに満ちたメロディが回顧され終わる。

5. 祈り
★★★★★☆☆☆☆☆
重く沈んだ始まり。メロディがイマイチわかりづらい。
途中単音が流れ、それに重音が答える感じで、まさに祈りの場面という感じとなる。
穏やかな旋律が流れた後、最後は重々しくなり終わる。

6. フィナーレ
★★★★★★☆☆☆☆
激しく若干華やかなファンファーレ風に始まる。段々と暗く重々しくなっていき、迷宮に迷い込んだかのような不吉さが漂い始める。
後半華やかさが戻り、いろんな音が鳴り響き、最後は華やかに終わる。
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オルガン 3つの小品 [フランク]





1. ファンタジー
★★★★★★☆☆☆☆
堂々とした荘厳な始まり。静かな伸びやかな主題が流れる。堂々とした雰囲気、伸びやかな雰囲気が繰り返され、段々と壮大になっていく。途中から静かに内省的な雰囲気となる。
悲劇的なドラマティックな盛り上がりを見せた後、少し明るくなり、壮大で宇宙的な広がりを見せる。
最後は落ち着きを見せ、静かに祈るように終わる。
とにかく主題の「レ~ミ~ファ~ラソファファ~」というメロディが何度も形を変えて登場するので12分近い大作ではあるが、結構聴きやすい。

2. カンタービレ
★★★★★☆☆☆☆☆
コラール風の美しいメロディを持ったゆったりとした雰囲気で始まる。静かで美しい曲ではあるが、ずっと聴いていると若干退屈。

3. 英雄的小品
★★★★★☆☆☆☆☆
ブルグミュラーの「アラベスク」のような伴奏で始まり、英雄的な堂々とした悲壮感漂うメロディが奏でられる。段々と混沌としていく。最後は堂々と英雄的に終わる。

全体的に悪くはないのだが、長く若干冗長な気がする。
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オルガンのための小品集 Part9 A♭ [フランク]





1. Poco Maestoso
★★★★☆☆☆☆☆☆
ゆったりとした静かな厳かな雰囲気の曲。

2. Allegretto Amabile
★★★★☆☆☆☆☆☆
優しい曲。

3. Andantino
★★★★☆☆☆☆☆☆
穏やかな少し暗めの曲。

4. Andantino
★★★★☆☆☆☆☆☆
少し悲しげな静かな曲。

5. Lento
★★★★☆☆☆☆☆☆
暗めの静かな曲。

6. Amen - Moderato
★★★★★☆☆☆☆☆
明るめの曲。

7. Soltie
★★★☆☆☆☆☆☆☆
壮大な感じではあるが、メロディがわかりづらくイマイチ。

全体的にもう一歩。
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オルガンのための小品集 Part8 C Noel [フランク]





1. Poco Allegretto
★★★★★★☆☆☆☆
明るく幸福感に満ちた曲。

2. Poco Lento 'Vieux Noel'
★★★★★★☆☆☆☆
憂いのある悲しげなメロディの曲。

3. Allegretto 'Noel angevin'
★★★★★★☆☆☆☆
明るく華やかな曲。

4. Quasi Lento
★★★★★★☆☆☆☆
ほのぼのとしたメロディの裏で忙しく伴奏が動き回る曲。

5. Quasi Allegro Noel angevin
★★★★★★☆☆☆☆
同じくせわしなく動き回る伴奏の上を、悲しげなメロディが奏でられて始まる。後半は壮大になる。

6. Allegretto vivo
★★★★★☆☆☆☆☆
ゆったりとした素朴な曲。

7. Amen - Moderato
★★★★★★☆☆☆☆
壮大なアーメン。

8. Sortie Allegro
★★★★★★☆☆☆☆
晴れやかで華やかな始まり。中盤少し悲しげになるが、最後は華やかに終わる。
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オルガンのための小品集 Part7 F♯ [フランク]





1. Andantino
★★★★☆☆☆☆☆☆
もやっとした音で、輪郭がつかめない感じの曲。

2. Poco Allegretto Andantino
★★★★★☆☆☆☆☆
少し広がりのある始まり。若干陰な感じも交じるが基本的には壮大な感じ。

3. Andantino
★★★★★★☆☆☆☆
悲しげな美しいメロディの曲。

4. Poco Lento
★★★★★★☆☆☆☆
爽快感のある優しい曲。

5. Poco Allegro
★★★★★★☆☆☆☆
管の音がわかる、高音のリズミカルでテクニカルな速い曲。

6. Poco Allegro
★★★★★★☆☆☆☆
優しく慰めるかのような穏やかな曲。

7. Amen - Moderato
★★★★★☆☆☆☆☆
悲しいアーメン。

8. Offertoire
★★★★★★☆☆☆☆
悲劇的な雰囲気が漂う曲。
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オルガンのための小品集 Part6 F [フランク]





1. Allegretto
★★★★★★☆☆☆☆
壮麗で元気な跳ねた感じの曲。

2. Andantino
★★★★★★☆☆☆☆
明るくワクワクした雰囲気の曲。

3. Lento
★★★★★☆☆☆☆☆
悲劇的な曲。

4. Allegretto
★★★★★★☆☆☆☆
緊張感のある、高音が印象的な美しい曲。

5. Allegretto
★★★★★★☆☆☆☆
明るく伸びやかで晴れやかな曲。

6. Poco Lento
★★★★★★☆☆☆☆
悲壮感漂う曲。

7. Amen - Moderato
★★★★★☆☆☆☆☆
明るいアーメン。

8. Sortie
★★★★★★★☆☆☆
華やかに明るく始まる。その後厳かな雰囲気となるが、最後は結婚式風の美しい音楽となる。
最終曲にふさわしい曲。

明るく華やかな曲が多く聴きやすい。
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オルガンのための小品集 Part5 E Minor [フランク]





1. Andantino quasi Allegretto
★★★★☆☆☆☆☆☆
物悲しい旋律。少しもやっとした感じ。

2. Sans titre
★★★★☆☆☆☆☆☆
前曲と似ている。

3. Piere
★★★★☆☆☆☆☆☆
相変わらずモヤっとしている。

4. Non troppo Lento
★★★★★★☆☆☆☆
少し明るいわかりやすい感じになる。

5. Allegretto
★★★★★☆☆☆☆☆
やはりもやっとしている。中盤からの高音部分は少し綺麗。

6. Poco Allegretto
★★★★★☆☆☆☆☆
少し明るくわかりやすい。

7. Amen - Moderato
★★★★★☆☆☆☆☆
明るいアーメン合唱。

8. Offertoire
★★★★★☆☆☆☆☆
暗く悲しげに始まる。途中少し明るくなる。

全体的に陰鬱でもやっとした印象。もう一歩。
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オルガンのための小品集 Part4 E♭ [フランク]





1. Andantino poco Allegretto
★★★★★★☆☆☆☆
柔らかく平和な雰囲気の優しい曲。


2. Quasi Lento
★★★★★★☆☆☆☆
雪道をゆっくりと会話を楽しみながら歩いているかのような曲。


3. Molto Moderato
★★★★★★☆☆☆☆
悲劇的な始まり。若干バッハをイメージさせる。

4. Allegretto
★★★★★★☆☆☆☆
穏やかなメロディを持った優しい曲。

5. Poco Allegro
★★★★★☆☆☆☆☆
若干混沌とした感じのある曲。

6. Andantino
★★★★★★☆☆☆☆
悲しげなメロディの静かな祈りのような曲。

7. Amen - Moderato
★★★★★☆☆☆☆☆
悲しげなアーメン

8. Offertoire
★★★★★★☆☆☆☆
壮大な雰囲気で始まる。段々と悲しみが混じってくる。再び明るさが戻りクリスマスの朝のような雰囲気となる。

全体的に愛らしく親しみやすい旋律を持った曲が多い。
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オルガンのための小品集 Part3 D Noel [フランク]





1. Quasi Allegro
★★★★★★☆☆☆☆
壮麗でドラマティックな曲。

2. Tres Lent Chant de la Creuse
★★★★★☆☆☆☆☆
ゆったりとした少し悲しげな旋律の曲。

3. Quasi Andante
★★★★★★☆☆☆☆
明るく若干ユーモラスな優しい音の愛らしいクリスマス・ソングっぽい曲。

4. Andantino Vieux Noel
★★★★★☆☆☆☆☆
「古いクリスマス」の意らしい。悲劇的な重い足取りで始まる。段々と明るさを帯びてくる。

5. Maestoso
★★★★★☆☆☆☆☆
堂々とした重いはじまり。やさしい旋律とはげしい旋律が交互に奏される。

6. Maestoso Vieux Noel
★★★★★★☆☆☆☆
跳ねた感じの荘厳な曲。

7. Amen - Moderato
★★★★★☆☆☆☆☆
明るいアーメン。

8. Sortie ou Offertoire
★★★★★★☆☆☆☆
元気で明るい始まり。少し悲劇性を帯びてくる。途中素朴で鄙びたメロディがユーモラスに奏でられる。段々と壮大な感じとなっていき盛り上がるが、一旦静かな祈りの場面が挿入される。最後は再び盛り上がり終わる。
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オルガンのための小品集 Part2 D♭ [フランク]





1. Andante
★★★★★★☆☆☆☆
開放感のある柔らかい音の美しい作品。

2. Andantino
★★★★★☆☆☆☆☆
オルガンの音が管を通ってなっているのがよくわかるポコポコした音がひたすらあちこちからなる水族館に合いそうな音楽。

3. Poco Andante
★★★★★☆☆☆☆☆
ゆったりとした温かい雰囲気の曲。

4. Poco Allegro
★★★★★★☆☆☆☆
少し悲しげな旋律の流れるような曲。

5. Lento
★★★★★★☆☆☆☆
こちらも少し悲しげで悲劇的な雰囲気。

6. Andantino
★★★★★★☆☆☆☆
こちらも悲しげな旋律。たゆたうような静かに流れていく曲。

7. Amen - Moderato
★★★★★☆☆☆☆☆
明るいアーメン。

8. Andante
★★★★★★☆☆☆☆
壮大な雰囲気の堂々とした曲。

全体的に悲しみを湛えた曲が多いが、優しい旋律が多く聴きやすい。
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オルガンのための小品集 Part1 C [フランク]





1. Poco Allegro
★★★★★★★☆☆☆
ロウソクのついている小さな部屋で静かに本を読んでいるかのような曲。非常に暖かく心落ち着く曲。

2. Andantino
★★★★★☆☆☆☆☆
静かなもやっとした曲。輪郭があまりつかめない。

3. Poco Lento
★★★★★☆☆☆☆☆
若干浮遊感のある不思議な雰囲気の優しい曲。

4. Maestoso
★★★★★☆☆☆☆☆
堂々とした悲劇的な始まり。静かな祈りのような旋律が流れた後再びドラマティックになる。

5. Poco Lento
★★★★★★☆☆☆☆
優しく温かい音による、拍子のとりづらい曲。若干ユーモラスな感じもある。

6. Poco Allegro
★★★★★☆☆☆☆☆
もやっとした輪郭のつかめない曲。

7. Amen - Moderato
★★★★★☆☆☆☆☆
数秒で終わる。

8. Offertoire
★★★★★☆☆☆☆☆
曲集のラストにふさわしい広がりのある堂々とした曲。宇宙的な広がりを見せ、悲劇的なメロディも流れるが、最後は静かにアーメンで終わる。

温かい音で悪くない曲集。







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