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ブランデンブルク協奏曲 第六番 変ロ長調 BWV1051 [バッハ 協奏曲]


バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全6曲)

バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全6曲)

  • 出版社/メーカー: 英DECCA
  • 発売日: 2021/09/14
  • メディア: LP Record



第一楽章 アレグロ
★★★★★★☆☆☆☆
それなりに美しく聴きやすいメロディなのだが淡々と曲が進んでいくのであまり盛り上がりがない。パーティのBGMで流れていそうな曲。ヴァイオリンが全く入っていない曲らしく地味な感じに聞こえるのはそのせいもあるのか・・・。

第二楽章 アダージョ・マ・ノン・タント
★★★★★★☆☆☆☆
安らぎに満ちた非常に美しいメロディを持った曲。天国的な雰囲気を持っている。

第三楽章 アレグロ
★★★★★★☆☆☆☆
とても落ち着いた高貴さのある曲。こちらも終盤に近づいて何となくそわそわした雰囲気のパーティのBGMにぴったりの曲。

全体的に大人の雰囲気でゆったりとした気分で聴きたい曲。
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ブランデンブルク協奏曲 第五番 二長調 BWV1050 [バッハ 協奏曲]


バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全6曲)

バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全6曲)

  • 出版社/メーカー: 英DECCA
  • 発売日: 2021/09/14
  • メディア: LP Record



第一楽章 アレグロ
★★★★★★★★☆☆
第四番同様、チェンバロが活躍する楽器。チャカチャカしたチェンバロの音が終始印象に残る曲。どこか哀愁漂う秋を思わせる音楽。ヴァイオリン、フルートのソロとチェンバロのやり取りも魅力的だし、最後の長大なチェンバロによるカデンツァも最高に緊張感があり素晴らしい。

第二楽章 アフェットゥオーソ
★★★★★★★★☆☆
フルート、ヴァイオリン、チェンバロによる三重奏曲。物悲しく美しい印象的なメロディが何度も繰り返される。

第三楽章 アレグロ
★★★★★★★★☆☆
こちらもベートーヴェンを思わせる田園的な雰囲気を持つ開放感のある伸びやかな美しい主題がひたすら繰り返される曲。

三楽章とも美メロの嵐で、名人芸的な部分も多く、ソロのやり取りも多く、観ても聴いても楽しめる超名曲と言えるのではないだろうか。
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ブランデンブルク協奏曲 第四番 ト長調 BWV1049 [バッハ 協奏曲]


バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全6曲)

バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全6曲)

  • 出版社/メーカー: 英DECCA
  • 発売日: 2021/09/14
  • メディア: LP Record



第一楽章 アレグロ
★★★★★★★★☆☆
フルート(?)とチェンバロ(?)の美しいメロディで始まる。そこに絡まってくるヴァイオリンの音色も非常に美しい。のどかで牧歌的でありながら高貴なメロディは非常に魅力的。独奏楽器がとにかく伸び伸びとしており非常に聴きやすい。

第二楽章 アンダンテ
★★★★★★★☆☆☆
悲劇的なメロディで始まる。どこか物悲しい中にほのかに光が指すあたりも良い。

第三楽章 プレスト
★★★★★★★★☆☆
ベートーヴェンの交響曲の最終楽章を思わせるような、広がりのある英雄的な対位法を効果的に用いた素晴らしい曲。メロディも非常に魅力的。

このブランデンブルク協奏曲、1~3番が若干残念な退屈な音楽であるだけに、この4番の素晴らしさはかなり光るものがある。相当な名曲ではないだろうか。
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ブランデンブルク協奏曲 第三番 ト長調 BWV1048 [バッハ 協奏曲]


バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全6曲)

バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全6曲)

  • 出版社/メーカー: 英DECCA
  • 発売日: 2021/09/14
  • メディア: LP Record



第一楽章 アレグロ
★★★★★☆☆☆☆☆
弦だけの合奏曲。次から次へ美しい高貴極まりない音楽が流れるが普通。

第二楽章 アレグロ
★★★★★☆☆☆☆☆
スピード感のある、前向きな音楽だが普通。

悪くはないがいたって普通の曲。
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ブランデンブルク協奏曲 第二番 ヘ長調 BWV1047 [バッハ 協奏曲]


バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全6曲)

バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全6曲)

  • 出版社/メーカー: 英DECCA
  • 発売日: 2021/09/14
  • メディア: LP Record



第一楽章 アレグロ
★★★★★☆☆☆☆☆
華やかな宮廷音楽。あまり特徴的な感じはない。

第二楽章 アンダンテ
★★★★★☆☆☆☆☆
憂いを帯びた暗い雰囲気のメロディを弦と菅楽器が奏でる。

第三楽章 アレグロ
★★★★★☆☆☆☆☆
最終楽章らしい華やかな音楽。悪くはないが普通。

この曲も、全体的に宮廷音楽の趣で聴いていて悪くはないが何度も聴きたい類の曲ではない。
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ブランデンブルク協奏曲 第一番 ヘ長調 BWV1046 [バッハ 協奏曲]


バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全6曲)

バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全6曲)

  • 出版社/メーカー: 英DECCA
  • 発売日: 2021/09/14
  • メディア: LP Record



第一楽章 アレグロ
★★★★★☆☆☆☆☆
高貴さ極まりない音楽。「タラタラタラタラタ」という印象的なフレーズが耳に残る曲。宮廷のパーティーでひたすら流れていそうな曲。

第二楽章 アダージョ
★★★★★★☆☆☆☆
哀愁漂うとても美しい旋律の曲。若干「G線上のアリア」を彷彿とさせる。ヴァイオリンとオーボエ(?)の掛け合いがとても美しく、オーボエの鄙びた音色が雰囲気にとても合っている。

第三楽章 アレグロ
★★★★★☆☆☆☆☆
第一楽章に似た高貴な楽章。バッハの音楽にしては、管楽器が活躍している気がする。

第四楽章 メヌエットーポロネーズ
★★★★★☆☆☆☆☆
何故かおまけのようについている舞踏楽章。普通、三・四楽章が反対な気がするのだが・・・。こちらも高貴極まりない曲。静かな哀愁漂う雰囲気の部分が美しい。その後鄙びた感じの、「タラッタラッタラッタラッ」という印象的なフレーズの後ろで弦楽器の伴奏がひたすら同じリズムを刻み続ける印象的な音楽が登場。途中、優雅なワルツのような感じになる部分もとても綺麗。ファンファーレのような元気な部分が続き、壮麗に終わる。
全体的に宮廷音楽の趣で聴いていて悪くはないが何度も聴きたい類の曲ではない。

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2つのヴァイオリン協奏曲 ニ短調 BWV1043 [バッハ 協奏曲]


J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲集(SHM-CD)

J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲集(SHM-CD)

  • アーティスト: ヒラリー・ハーン
  • 出版社/メーカー: Universal Music
  • 発売日: 2016/09/07
  • メディア: CD



第一楽章
★★★★★★☆☆☆☆
結構唐突な感じの始まり。高貴さと哀愁漂う雰囲気でソロ楽器も同じヴァイオリン、伴奏もヴァイオリンを中心とした弦楽器ということで、そこまでソロがすごく目立っているか、というとそうでもない気がする。スピード感と清涼感のある弦合奏曲というイメージ。

第二楽章
★★★★★★★★☆☆
最高に美しい曲。結婚式、卒業式などで用いられても良いほど綺麗などこか涙さそうメロディを持つ曲。

第三楽章
★★★★★☆☆☆☆☆
1楽章に似たスピード感のある曲。少し緊迫した感じがあるか。

ほかのヴァイオリン協奏曲よりは一段落ちる感じがある。
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ヴァイオリン協奏曲 第二番 ホ長調 BWV1042 [バッハ 協奏曲]


J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲集(SHM-CD)

J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲集(SHM-CD)

  • アーティスト: ヒラリー・ハーン
  • 出版社/メーカー: Universal Music
  • 発売日: 2016/09/07
  • メディア: CD



第一楽章
★★★★★★★★☆☆
優雅さ極まりない美しく伸びやかな旋律を持った名曲。

第二楽章
★★★★★★★★☆☆
少し不気味な感じのする幽幻な雰囲気の前半部と、水面に映る月を描き出したかのような後半部の対比が美しすぎる曲。

第三楽章
★★★★★★★☆☆☆
1,2楽章に比べ短いが華やかさを持った終楽章にふさわしい名曲。

実に素晴らしい聴きやすい名曲。
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オーボエとヴァイオリンのための協奏曲 ハ短調 BWV1060 [バッハ 協奏曲]


J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲集(SHM-CD)

J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲集(SHM-CD)

  • アーティスト: ヒラリー・ハーン
  • 出版社/メーカー: Universal Music
  • 発売日: 2016/09/07
  • メディア: CD



第一楽章
★★★★★★★☆☆☆
まさに、バロックの宮廷音楽という感じの、優美でどこか物悲しい雰囲気の曲。オーボエの若干乾いた感じの音色と艶のあるヴァイオリンの音が混じってとても美しい。

第二楽章
★★★★★★★☆☆☆
牧歌的なゆったりとしたメロディをオーボエが奏で、それをピッチカートの弦合奏が支える。どこからか優美なヴァイオリンが入ってきて、二人の掛け合いが始まる。最高に美しい楽章だ。

第三楽章
★★★★★★★☆☆☆
悲劇的な弦合奏から入る。緊迫感のある音楽。オーボエとソロ・ヴァイオリンも入ってくるが完全に弦合奏と混じっており、途中二者のやりとりが目立つソロっぽい部分もあるが、基本的には渾然一体となった盛り上がりが楽しめる交響的な楽章と言えるのではないだろうか。

結構隠れた名曲と言えるのではないか。
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ヴァイオリン協奏曲 第一番 イ短調 BWV1041 [バッハ 協奏曲]


J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲集(SHM-CD)

J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲集(SHM-CD)

  • アーティスト: ヒラリー・ハーン
  • 出版社/メーカー: Universal Music
  • 発売日: 2016/09/07
  • メディア: CD



第一楽章
★★★★★★★☆☆☆
冷静沈着な感じの高貴な美しいメロディで始まる。ソロ・ヴァイオリンと合奏ヴァイオリンのやりとりが何とも言えず美しい。

第二楽章
★★★★★★★☆☆☆
どこか迫ってくる感じのある、重厚な伴奏が流れたあと、ソロ・ヴァイオリンの優美この上ないしっとりとしたゆったりとしたメロディが流れる。重厚だった伴奏がスっと軽くなるのも素晴らしい。ソロ・ヴァイオリンが消えると再び重厚感を取り戻し、再びソロが入ってくると軽くなるというまさにソロを最大限に活かした全体の音楽のバランスが素晴らしすぎる。

第三楽章
★★★★★★★☆☆☆
哀愁漂うスピード感とリズム感のある最終楽章にふさわしい楽章。

全体的に短く、コンパクトで地味ながらも全編にわたって美しいメロディが堪能できる佳曲。

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チェンバロ協奏曲 第五番 ヘ短調 BWV1056 [バッハ 協奏曲]

第一楽章
★★★★★★★☆☆☆
力強い主題。冒頭のオケとピアノのやり取りがとても格好良い。その後に続くピアノのソロに若干オケがオブリガードをつけながら曲が進むところも綺麗であると共に英雄的で良い。

第二楽章
★★★★★★★☆☆☆
弦のピッチカートの伴奏に乗せて優美さと物悲しさの入り混じったとても美しいメロディが奏でられる。短いながらも素晴らしい佳曲だ。

第三楽章
★★★★★★☆☆☆☆
劇的で華やかな最終楽章。ちょっとうまくまとめ過ぎた感じもあるが。最後まで英雄的な格好良さがある曲。

ロマン派的な派手さはないがかなり名曲だと思う。
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チェンバロ協奏曲 第四番 イ長調 BWV1055 [バッハ 協奏曲]

第一楽章
★★★★★☆☆☆☆☆
第三番に似た、これぞバロックという感じの華やかな曲。

第二楽章
★★★★★★☆☆☆☆
哀愁漂う、これもバロックらしい曲。綺麗なメロディが光る。

第三楽章
★★★★★☆☆☆☆☆
まさに宮廷音楽。優雅で優美で華やかで美しい。

すべてが整い過ぎており若干つまらないが、BGMとしては最高の音楽なのではないだろうか。
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チェンバロ協奏曲 第三番 二長調 BWV1054 [バッハ 協奏曲]

ヴァイオリン協奏曲第二番の編曲版らしい。

第一楽章
★★★★★★★★☆☆
ヴァイオリン協奏曲で聴きなれた旋律なので、とても聴きやすい。ピアノの超絶技巧も楽しめる工夫も随所にしてあり、とても楽しめる。主題の扱いもとてもうまいと思う。

第二楽章
★★★★★★★☆☆☆
しっとりとした涙が滴るような美しさのある楽章。ピアノの淡々とした音がとても雰囲気に合っている。

第三楽章
★★★★★★☆☆☆☆
最終楽章にふさわしい堂々とした華やかな曲。
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チェンバロ協奏曲 第二番 ホ長調 BWV1053 [バッハ 協奏曲]

第一楽章
★★★★★★☆☆☆☆
オケの序奏らしきものはあまりなく、ピアノとオケがほぼ同時に入る。オケとピアノが一体化しており、ブラームスの協奏曲的な雰囲気を持っている。長調作品だけあり明るく典雅さに満ちている。第二主題の短調のメロディも美しく、途中洗われるピアノとヴァイオリンのやりとりが綺麗だ。

第二楽章
★★★★★★★★☆☆
映画の悲劇の場面のような、劇的で美しいメロディがオケとピアノで繰り広げられる。ピアノがソロになる(オケの音が小さくなる)部分はこの上なく美しい。一聴するとショパンの協奏曲なのではないかと思ってしまうくらい感傷的で綺麗な楽章。

第三楽章
★★★★★★★☆☆☆
華やかで優美さに満ちた楽章。爽快感もあり終楽章にふさわしい。

第一番同様素晴らしく、第二楽章が際立っている分第一番よりも良いかもしれない。

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チェンバロ協奏曲 第一番 ニ短調 BWV1052 [バッハ 協奏曲]

第一楽章
★★★★★★★☆☆☆
劇的なオーケストラの前奏のあと、同じメロディをピアノが奏でる。非常にロマンティックで一聴しただけでは恐らくバッハの作品だとは思わない。超絶技巧が楽しめたり、後半カデンツァ的な部分もあり、とても充実した楽章となっている。

第二楽章
★★★★★★☆☆☆☆
重々しい長めの前奏のあと、ピアノが美しい繊細なメロディを奏でる。二楽章も短調らしい物悲しいメロディに溢れている。ピアノとオケのやり取りがとても心に残る。

第三楽章
★★★★★★★☆☆☆
第一楽章に似た劇的な雰囲気を持っているが、最終楽章だけあり、若干前向きさがある気がする。

何にしろ、ロマン派的なドラマティックな音楽で美しいメロディに彩られた名曲だと思う。

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