オーボエとヴァイオリンのための協奏曲 ハ短調 BWV1060 [バッハ 協奏曲]
第一楽章
★★★★★★★☆☆☆
まさに、バロックの宮廷音楽という感じの、優美でどこか物悲しい雰囲気の曲。オーボエの若干乾いた感じの音色と艶のあるヴァイオリンの音が混じってとても美しい。
第二楽章
★★★★★★★☆☆☆
牧歌的なゆったりとしたメロディをオーボエが奏で、それをピッチカートの弦合奏が支える。どこからか優美なヴァイオリンが入ってきて、二人の掛け合いが始まる。最高に美しい楽章だ。
第三楽章
★★★★★★★☆☆☆
悲劇的な弦合奏から入る。緊迫感のある音楽。オーボエとソロ・ヴァイオリンも入ってくるが完全に弦合奏と混じっており、途中二者のやりとりが目立つソロっぽい部分もあるが、基本的には渾然一体となった盛り上がりが楽しめる交響的な楽章と言えるのではないだろうか。
結構隠れた名曲と言えるのではないか。
2021-09-12 04:36
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