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ヴァイオリン・ソナタ 第二番 ト長調 [グリーグ]


グリーグ:ヴァイオリンソナタ集

グリーグ:ヴァイオリンソナタ集

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2007/04/25
  • メディア: CD




第一楽章
★★★★★★☆☆☆☆
悲しげでしっとりとしたヴァイオリンで始まり。和音の連続による幻想的なピアノ伴奏の上を、静かなメロディが奏でられた後、明るく元気な主題が登場する。第二主題はしっとりとした悲しげなメロディ(実はこれが第一主題?)。展開部は壮大で広がりのある感じ。落ち着いた後、悲しげなしっとりとしたメロディが再登場。やっぱりこれが第一主題?。
若干散漫な印象の楽章

第二楽章
★★★★★☆☆☆☆☆
素朴で愛らしくどこか悲しげな主題がピアノによって奏でられ、ヴァイオリンがあとに続く。
中間部も静かな感じ。最後ははじめの主題が回帰され終わる。
トリオ形式?

第三楽章
★★★★★☆☆☆☆☆
躍動感のあるひなびたメロディ。段々と明るく楽しげになっていく。最後は劇的な盛り上がりを見せ派手に終わる。

全体的に心に残らないメロディが多く散漫な印象の曲。
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ヴァイオリン・ソナタ 第一番 ヘ長調 [グリーグ]


グリーグ:ヴァイオリンソナタ集

グリーグ:ヴァイオリンソナタ集

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2007/04/25
  • メディア: CD




第一楽章
★★★★★★★★☆☆
優雅で優しく少し牧歌的なメロディをヴァイオリンが奏でて始まる。同じメロディを優しくピアノが奏でる。第二主題は少し悲しげなメロディ。展開部は第一主題を少し悲しげにしたスロウな旋律。若干暗めの雰囲気も交じる。結構聴きやすいメロディがひたすら流れる。

第二楽章
★★★★★★★★☆☆
民族色豊かな美しいワルツで始まる。中間部は優雅な感じ。華やかに盛り上がった後、静かにはじめの民族色豊かなメロディが奏でられる。最後は静かに悲しげにピッチカートで終わる。

第三楽章
★★★★★★★★☆☆
派手なまさに最終楽章という感じの華やかな出だし。
優しく甘美な旋律を、ピアノとヴァイオリン繰り返す。
第一主題、第二主題が繰り返された後、フーガ風になり、凄まじい盛り上がりを見せる。
主題が回帰され、派手に終わる。

若々しさに満ちた美しいメロディ満載の傑作。

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David Copperfield Volume2 [文学 イギリス Dickens]


David Copperfield (Wordsworth Classics)

David Copperfield (Wordsworth Classics)

  • 作者: Dickens, Charles
  • 出版社/メーカー: Wordsworth Editions Ltd
  • 発売日: 1997/08/01
  • メディア: ペーパーバック



長い長い小説を読み終わった。
後半はDoraと結婚した後の結構悲劇的なDavidの生活が描かれている。
自分をchild-wifeと名付け、一向にちゃんと家事や家政を行おうとしない妻。そんな妻になかなか強いことを言えないDavid。そんな大変な私生活がある一方で、Davidの旧友Steerforthと逃げたEmily、ユライア・ヒープに乗っ取られそうな、昔学生時代お世話になった弁護士Wickfieldの事務所、そして無理やり結婚させられそうなその娘Agnes。

他にも様々な人物が登場するのだが、雑多で複数の事件が同時進行しているという感じではなく、一つの芯を持って最終的にそれが収斂していくように作られているのはさすがDickensというところ。

さらに、何でこんな人物がいきなり登場するの? 話の大筋に全く関係ないじゃんというMarthであったり、小人の女性であったりする人も、最終的に結構重要な役割を演じ、最後はDavidをいじめた義理の父とその妹のその後も語られる当たりさすがと思わせる。

基本的には主人公Davidの一人称語りのため、彼が立ち会わない場面は描けないという制約の元話を進めていくのもすごい手腕だと思う。しかしこれに限界を感じたがために、後の『荒涼館』では語りが一人称と三人称語りになるのであろう。

確かに面白いが、フィールディングの『トム・ジョーンズ』などと同じく、一人の人間の一生を描いたような作品はあまり惹かれない。
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間奏曲 [グリーグ]

チェロとピアノのための曲

評価
★★★★★☆☆☆☆☆
静かで穏やかな雰囲気の曲。チェロが朗々とメロディを奏でる。少し民謡風の響きがある。
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チェロ・ソナタ イ短調 [グリーグ]

第一楽章
★★★★★★★★☆☆
激しいピアノの短い前奏にかぶるようにチェロが情熱的なメロディを奏でる。劇的にピアノが第一主題を奏で、チェロもそれに答える。第二主題は静かな夢見るようなメロディ。第一主題が激しく回顧された後チェロのカデンツァとなる。第一主題と第二主題が回顧された後、激しい第一主題がドラマティックかつロマンティックに奏され、最後は有名なピアノ協奏曲の出だし部分のようなメロディが流れ終わる。

第二楽章
★★★★★★★☆☆☆
穏やかで心落ち着くメロディをピアノが静かに奏で始まる。チェロが入り少し悲しみを帯びてくる。段々と悲劇性が増して行き激しくなっていく。段々と明るい雰囲気となっていき、最後は穏やかに平和に終わる。

第三楽章
★★★★★★★★☆☆
チェロがソロで悲しげな少し民謡風のメロディを静かに奏でて始まる。民族色豊かな舞曲風のエキゾチックなメロディがスタッカート気味のピアノ伴奏の上で情熱的に奏でられる。第一楽章の第一主題をエキゾチックな味付けをしたようなメロディをピアノとチェロがバトルのように奏でる。ピアノ協奏曲を思わせるドラマティックな部分を経て、チェロとピアノがカデンツァ的な感じでそれぞれソロとなる。両者が段々と絡み合うようになりエキゾチックなメロディを再び奏でる。時に激しく時に穏やかにエキゾチックなメロディがひたすら奏でられ続ける。最後はドラマティックに終わる。

数あるチェロ・ソナタの中でもかなり聴きやすい名曲。
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分別と多感 [映画 ジェイン・オースティン]





最近ジェイン・オースティンの映像作品をよく観ており、久しぶりにこの作品も観てみた。
何故か、三女のマーガレットが登場しないと思っていたのだが、結構登場しており、しかも結構活躍している。

映画「いつか晴れた日に」よりも数十分長く、色々な場面が丁寧に描かれている。主役の二人の演技も非常にうまく、しかも美しい。色々な性格の悪い男女が出てくるが、皆嫌な奴っぷりが発揮されていてとても良い。

「いつか晴れた日に」の方が良いと思っていたが、こちらの作品もかなり良い。

エリノアとエドワーズ、自分の感情を押し殺しながら誠実に生きる姿が美しすぎる。
かなりの名作。
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むらさきのスカートの女 [文学 日本 今村夏子]


むらさきのスカートの女 (朝日文庫)

むらさきのスカートの女 (朝日文庫)

  • 作者: 今村 夏子
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2022/06/07
  • メディア: Kindle版



目立たない少し汚い格好をした少しミステリアスな女性、通称「むらさきのスカートの女」が、自称「黄色いカーディガンの女」の裏からの手助けで、職を見つけ、そこで仕事に真面目に取り組むうちに、段々と悪いことをするようになり、不倫までして、最後は・・・。

という話。語り手がいったい誰なのか、何故こんなにむらさきのスカートの女のことを知っているのか、こんなに気になっているのか、などミステリーの要素も若干含んだ作品。

初めはほのぼのとした感じなのが、段々と緊張感を増していくあたりが、この作家らしい。

一応芥川賞受賞作だが、そこまで私は惹かれなかった。

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小品 [グリーグ]


Gerhard Oppitz plays Grieg - The complete Solo Piano Music (Sony Classical Masters)

Gerhard Oppitz plays Grieg - The complete Solo Piano Music (Sony Classical Masters)

  • アーティスト: Gerhard Oppitz
  • 出版社/メーカー: RCA Red Seal
  • 発売日: 2014/02/25
  • メディア: CD




01. リカルド・ノルドローク追悼の葬送行進曲 EG. 107
★★★★★★★☆☆☆
美しくも悲しい旋律で始まる。段々と熱を帯びてきてドラマティックになっていく。
中間部は故人を痛むかのような優しく穏やかなメロディ。再びはじめの美しも悲しい旋律が回顧され、6分を超える大作。

02. ノルウェーのメロディ EG.108
★★★★★★☆☆☆☆
静かな穏やかな曲。1分強の曲。

03.あなたを愛す Op.41-3
★★★★★☆☆☆☆☆
静かな優しい旋律で始まり、段々と盛り上がる。
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交響曲第六番 ニ短調 [シベリウス 交響曲]





第一楽章
★★★★★★★☆☆☆
美しい朝や天国をを描いたような、弦の澄んだ響きで始まる。第二主題は大草原で子どもたちが遊んでいるような壮大で軽やかな音楽。展開部はスタッカート気味の伴奏の上を不安げなメロディが流れる。
段々と伸びやかに明るくなっていき、牧歌的な美しい第一主題が明るく回帰される。最後は若干不安げに終わる。

第二楽章
★★★★★★☆☆☆☆
第一楽章の不安げな最後を引きずった少し悲しげな旋律が管楽器によって奏でられて始まる。ヴァイオリンが少し悲しげな主要主題を奏で、それが形を変えながら何度も奏される。最後は素朴にそっと終わる。

第三楽章
★★★★★★☆☆☆☆
少し緊張感のある若干跳ねた感じの楽章。中間部で第一楽章の主題が顔を出す。一応スケルツォ楽章らしい。

第四楽章
★★★★★★☆☆☆☆
悲しげで劇的な旋律で始まる。チャイコフスキーの「弦楽セレナーデ」の出だしに似ていなくはない。少し牧歌的になった後、スピード感と緊張感のある雰囲気となってこれがしばらく続く。
はじめの主題が回顧された後、再びスピードが上がって行き盛り上がるが、すぐに落ち着き静かでのどかな雰囲気となる。最後は消え入るように終わる。

正直難しくとっつきづらい曲。
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気分 Op.73 [グリーグ]


Gerhard Oppitz plays Grieg - The complete Solo Piano Music (Sony Classical Masters)

Gerhard Oppitz plays Grieg - The complete Solo Piano Music (Sony Classical Masters)

  • アーティスト: Gerhard Oppitz
  • 出版社/メーカー: RCA Red Seal
  • 発売日: 2014/02/25
  • メディア: CD



グリーグ最後のピアノ曲集らしい。

01.あきらめ
★★★★★★★☆☆☆
深い情感をたたえた、同じメロディが何度も積み重なるように奏でられる曲。じわじわ心に迫ってくる。

02.即興的スケルツォ
★★★★★★☆☆☆☆
初めは明るく軽やかに始まるが、段々と深く激しくなっていく。

03.夜の騎行
★★★★★☆☆☆☆☆
激しいはじまり。中間部は少し穏やか。最後は激しく終わる。メロディも普通で、グリーグのきらめきがあまり感じられないかも。

04. 民謡
★★★★★★☆☆☆☆
穏やかで素朴なメロディが繰り返される。

05. 練習曲 ショパンへの頌歌
★★★★☆☆☆☆☆☆
確かに練習曲っぽい速い曲。

06. 学生のセレナード
★★★★☆☆☆☆☆☆
静かな穏やかな曲。

07. 山人の歌
★★★★★★★☆☆☆
暗く重い前奏で始まるが、段々と精神が高められていくように透明性を増していく。転調してはじめのメロディが奏でられる。素朴なメロディが幾重にも重なっていく様子は一曲目を思わせる。


はじめと最後が素晴らしい曲。
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4つのユーモレスク Op.6 [グリーグ]


Gerhard Oppitz plays Grieg - The complete Solo Piano Music (Sony Classical Masters)

Gerhard Oppitz plays Grieg - The complete Solo Piano Music (Sony Classical Masters)

  • アーティスト: Gerhard Oppitz
  • 出版社/メーカー: RCA Red Seal
  • 発売日: 2014/02/25
  • メディア: CD



01. テンポ・ディ・ヴァルス
★★★★★★☆☆☆☆
明るく優しい雰囲気のマズルカ風舞曲。

02. テンポ・ディ・メヌエット・エド・エネルジコ
★★★★★★☆☆☆☆
少し暗く悲しげな三拍子の曲。結構情感のある曲。

03. アレグレット・コン・グラツィア
★★★★★★☆☆☆☆
優しく愛らしい旋律で始まる。少し力強く悲しげな旋律が続く。優美な雰囲気の曲。

04. アレグロ・アラ・ブルラ
★★★★★☆☆☆☆☆
力強くリズミカルな曲。ちょっと単調。
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交響曲第五番 変ホ長調 [シベリウス 交響曲]





第一楽章
★★★★★★★★☆☆
夜明けで大自然が目を覚ましていくかのような美しく壮大な雰囲気で始まる。第二主題は少しモヤのかかったような若干不安げな旋律。弦のトレモロが緊張感を高める。段々と盛り上がり壮大で広がりのあるメロディが流れ出す。展開部は森に迷い込んだかのような若干混沌とした感じ。主題が回顧され、最後は壮大な雰囲気で盛り上がって終わる。

第二楽章
★★★★★★★☆☆☆
緩徐楽章。ゆったりとした旋律で始まり、弦のピッチカートに導かれ大自然に包まれたかのような温かい雰囲気となる。変奏曲となっており、こののどかな主題がゆったりと時に力強く繰り返される。

第三楽章
★★★★★★★★☆☆
疾走感と爽快感のある始まり。ゆったりとした壮大な第二主題が奏された後、再び疾走感あるメロディが登場。少し物悲しげな雰囲気を挟み、最後は再び壮大にドラマティックになり、感動的に終わる。

牧歌的で勝利感の漂う曲。
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ホルベルク組曲 Op.40 [グリーグ]


アリエッタ~妖精の森の詩

アリエッタ~妖精の森の詩

  • 出版社/メーカー: BMGビクター
  • 発売日: 1995/10/21
  • メディア: CD



01. 前奏曲
★★★★★★★☆☆☆
流れるような美しい旋律を持った、生き生きとした力強い曲。

02. サラバンド
★★★★★★★☆☆☆
少し物悲しいが優しい、どこか懐かしさを感じさせる、ゆったりとした曲。

03. ガヴォット
★★★★★★★☆☆☆
愛らしく優しい舞曲。少し高貴な雰囲気もある。

04. エア(アリア)
★★★★★★★☆☆☆
少し暗い旋律を持った内省的な曲。中間部で高貴で息の長い美しい旋律が現れる。

05. リゴードン
★★★★★★★☆☆☆
若干暗さのある始まり。段々と盛り上がり高貴で力強い雰囲気となる。最後は楽しげな高貴なメロディで明るく終わる。

バッハ的でありかつショパン的なメロディの美しさもある。素晴らしい曲集。
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ピアノ・ソナタ Op.07 [グリーグ]


Gerhard Oppitz plays Grieg - The complete Solo Piano Music (Sony Classical Masters)

Gerhard Oppitz plays Grieg - The complete Solo Piano Music (Sony Classical Masters)

  • アーティスト: Gerhard Oppitz
  • 出版社/メーカー: RCA Red Seal
  • 発売日: 2014/02/25
  • メディア: CD



第一楽章
★★★★★★★☆☆☆
アルペジオの伴奏に乗って劇的で悲しげな美しい第一主題が流れる。穏やかで静かな第二主題。
結構ドラマティックな楽章。

第二楽章
★★★★★★☆☆☆☆
ノクターン的な静かな始まり。段々と感情が高まっていく。最期は穏やかに静かになり終わる。

第三楽章
★★★★★★★☆☆☆
第一楽章の主題が効果的に使われた劇的で悲しげで力強い楽章。中間部の夢見るような部分も綺麗。

第四楽章
★★★★★★★☆☆☆
決然とした始まり。第二楽章の美しいメロディも顔を出す。最後は勝利感に満ちた堂々とした終わり。
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交響曲第四番 イ短調 [シベリウス 交響曲]





第一楽章
★★★★★☆☆☆☆☆
弦の低いうなるような音で始まる。静かな瞑想的な第一主題がチェロによって奏でられる。段々と壮大で若干光をおびた感じになってくる。
ファンファーレが鳴り響き少し壮大な大自然を模したかのような雰囲気となる。この部分は綺麗。
段々と緊張感が高まっていき現代音楽風のキンキンとした音が鳴り響く。
再びファンファーレがなり壮大で美しい大自然が描かれ、静かに若干明るく終わる。

第二楽章
★★★★★★☆☆☆☆
管楽器が明るく牧歌的な主題を奏でる。弦楽器も加わり子どもたちが大草原で楽しく遊んでいるかのような雰囲気となる。段々と雲が出てきて不安な影が入り込む。明るい雰囲気と暗い雰囲気が交差しながら進む。

第三楽章
★★★★★★☆☆☆☆
物悲しい沈鬱なメロディで始まる。少し明るい方向へと引っ張って行こうとする感じがあるが、すぐに悲しみの世界へ引き戻される。少し東洋風の響きがする。

第四楽章
★★★★★★☆☆☆☆
悲しみを断ち切って決然と進んでいこうという意志の強さを感じさせる始まり。その後シベリウスらしい牧歌的で広がりのある美しいメロディが流れる。少し不安げな雰囲気が続いた後、クライマックスへ向かってどんどん盛り上がっていく。しかし最後は荒涼とした感じになり、静かに静かに消え入るように終わっていく。

シベリウスの最高傑作などと言う人がいるし、玄人に多いのだが、やはり私はよくわからない、
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ピアノのための4つの小品 Op.1 [グリーグ]


Gerhard Oppitz plays Grieg - The complete Solo Piano Music (Sony Classical Masters)

Gerhard Oppitz plays Grieg - The complete Solo Piano Music (Sony Classical Masters)

  • アーティスト: Gerhard Oppitz
  • 出版社/メーカー: RCA Red Seal
  • 発売日: 2014/02/25
  • メディア: CD



01. アレグロ・コン・レジェレッツァ
★★★★★★☆☆☆☆
静かな前奏曲のような曲。途中少し感情が高まる場面がある。

02. ノン・・アレグロ・エ・モルト・エスプッレシーヴォ
★★★★★★☆☆☆☆
穏やかなゆったりとした始まり。中間部は民族的な香りのする舞曲的な雰囲気。はじめのメロディにドラマティックに戻り終わる。

03. マズルカ・コン・グラツィア
★★★★★★☆☆☆☆
情感たっぷりの美しい舞曲。

04. アッレグレット・コン・モルト
★★★★★★☆☆☆☆
堂々としたポロネーズ風の曲。ラフマニノフも彷彿とさせるような力強くロマンティックな曲。最後は静かに終わる。

プレリュード、ノクターン、マズルカ、ポロネーズといったショパンの曲を自分なりに作ってみた、みたいな作品集。

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ライオンのおやつ [文学 日本 小川糸]


ライオンのおやつ (ポプラ文庫)

ライオンのおやつ (ポプラ文庫)

  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2022/10/06
  • メディア: Kindle版



ホスピスで最期の時を過ごすひとりの女性を描いた作品。基本的には一人称がたりで物語は進む。
天使のように良い性格を持った主人公で、実の両親と死に別れ、実の父ではない父が一人で育てた子ども。父の再婚を機にひとり暮らしになり、そのまま父に会うことなくホスピスで最期の時を迎えようとしている。

「死」という重いと思われているテーマを、「おやつ」という楽しく明るいものによって綺麗に味付けし、そして、「死」と「生」というものはそんなに明確に線引きできるものではないのだということを後半明確に描いている。ファンタジー的という人もいるかもしれないが、私は場合によっては死者と話ができると思うし、人が死んだ時に、遠くにいる人がその人の姿をぼやっと見て死を確信する、みたいなことも起こると思う。

この作品を重層的なものにしているのは、主人公が死んだ後の3日間をそれぞれ3人、別の人の視点で語らせているところだ。バッハの無伴奏チェロ組曲をところどころに登場させているところも味わい深い。

p.167
「私ね、死って、最大級のオーガズムみたいなものなんじゃないかと、期待しているんですよ」

p.268~p.269
「おやつは、体には必要のないものかもしれませんが、おやつがあることで、人生が豊かになるのは事実です。おやつは、心の栄養、人生へのご褒美だと思っています。」

この二つの言葉が、この重いテーマの作品を、明るく美しい作品に仕上げている、根本にある作者の考え方なのだろう。

「死」をテーマにしているが、読みながら泣くということがなかった。ものすごい感動作、素晴らしい作品、という感じではないが、なんとなくじわっと、ほっこりとする佳作。
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叙情小曲集 [グリーグ]


アリエッタ~妖精の森の詩

アリエッタ~妖精の森の詩

  • 出版社/メーカー: BMGビクター
  • 発売日: 1995/10/21
  • メディア: CD



01. アリエッタ Op.12-1
★★★★★★★★☆☆
静かな美しいアルペジオに乗って、可憐なメロディが流れる。曲集の初めにふさわしい美しい曲。

02. 子守歌 Op.38-1
★★★★★★★☆☆☆
懐かしい響きの穏やかな始まり。中間部は少し暗めの行進曲風の曲。情熱的に盛り上がった後、穏やかに戻って終わる。

03. 民謡 Op.38-2
★★★★★★★☆☆☆
低音の歩くような伴奏の元、少し暗く悲しげな旋律が静かに奏でられる。第二主題は少し明るく軽いメロディ。

04. 蝶々 Op.43-1
★★★★★★★☆☆☆
練習曲風の流れるようなテンポの速い曲。

05. 小鳥 Op.43-4
★★★★★★☆☆☆☆
すこし引いた感じの、小鳥たちが会話しているかのようなユーモラスな曲。

06. 愛の歌 Op.43-5
★★★★★★★☆☆☆
ゆったりとした静かに愛を語りかけるような始まり。だんだん感情が高まっていく。最後はしっとり終わる。

07. 春に寄す Op.43-6
★★★★★★★☆☆☆
鐘の音のようなシャンシャンした音が遠くから響いてくるような感じで始まる。左手が静かに大地の中から春の歓びを歌うかのような静かでゆったりとしたメロディを奏でる。途中産みの苦しみを味わうかのような苦しげで激しい音楽となるが、最後はしっとり終わる。

08. ワルツ Op.38-7
★★★★★★★☆☆☆
すこし悲しげな旋律の美しいワルツ。

09. 夜想曲 Op.54-4
★★★★★☆☆☆☆☆
結構淡々とした淡白なメロディで始まる。中間部は少しロマンティックになるが、最後は淡白に終わる。綺麗な曲ではある。

10. ハリング(ノルウェーの踊り) Op.47-4
★★★★★★★☆☆☆
エキゾチックなメロディの元気な曲。左手が鳴らす、鐘のような音がひたすらなっているのも良い。

11. 小人の行進 Op.54-3
★★★★★★★☆☆☆
元気な行進曲。結構格好良い。中間部は行進を一休みして談笑する様子を描いたかのような穏やかな雰囲気。最後は元気に終わる。

12. 故郷にて Op.43-3
★★★★★★★☆☆☆
静かな懐かしいメロディの穏やかな曲。心和む。

13. スケルツォ Op.54-4
★★★★★★☆☆☆☆
まさに「スケルツォ」という感じの諧謔的な感じで始まる。その後、少し暗めのゴツゴツした感じになり、少しゆったりとした牧歌的な雰囲気となる。諧謔的な感じに戻り終わる。

14. 小川 Op.62-4
★★★★★★☆☆☆☆
さらさらした少し暗めの雰囲気で始まる。

15. 子供の歌 Op.68-5
★★★★★★☆☆☆☆
若干神秘的な静かな曲。

16. トロルドハウゲンの婚礼の日 Op.65-6
★★★★★★★★☆☆
民族的な香りのする元気な曲。楽しげで明るい。途中の静かなロマンティックな場面もとても綺麗。

17. その昔 Op.71-1
★★★★★★☆☆☆☆
かなり内向的な悩みに満ちた始まり。昔の楽しい思い出が戻ってきたのか、中間部は明るく楽しげ。最後は悩みに満ちて終わる。

18. 郷愁 Op.57-6
★★★★★★☆☆☆☆
暗く静かに始まる。中間部は幻想的。最後は暗く重く終わる。

19. 思い出 Op.71-7
★★★★★★★★☆☆
アリエッタと同じメロディ。やっぱり美しい旋律。

仲道郁代が選曲しているからであろうが、かなり聴きやすく美しい曲が多い。
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パルムの僧院 上 [文学 フランス]


パルムの僧院(上)(新潮文庫)

パルムの僧院(上)(新潮文庫)

  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2014/04/11
  • メディア: Kindle版



スタンダールの2作品目、『パルムの僧院』を読み始めた。
とにかくつまらない。ロマン主義文学から自然主義(写実主義)文学への橋渡し的作品と言われたりするらしいが、ロマン主義文学は大好きだが、自然主義文学が苦手な私はとにかく読み進めるのが苦痛でならなかった。

初めは、主な登場人物を登場させるための説明的なところで、結構多くの小説はこういった類の部分を持ち(ドストエフスキー、トルストイ、ユゴーなど)、そこを読み終えたら楽しくなったり、その部分ですら一応面白かったりするのだが、とにかくよく分からず結構飛ばし読み。

主人公のファブリスが活躍しだしてからはそれなりに読めるようにはなるのだが、ナポレオンを慕ってフランスに行き戦争に参加しようとしたり、貴族であることを鼻にかけ色々なことをしでかしたり、とにかく純粋に行動しているっぽいのだが、やっていること一つ一つが意味がよく分からず全く共感できない。ファブリスの叔母であり、ファブリスにひそかに想いを寄せるジーナも、美しいことはわかるのだが、全く魅力的ではない。

昔の風習なのかもしれないが、人を殺しておいて、逃げてそれが許されているのもよくわからない。

一応名作と言われており、せっかく上巻を読みきったのだから最後まで読む気ではあるが、とにかくつまらない。
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交響曲第三番 ハ長調 [シベリウス 交響曲]





第一楽章
★★★★★★★★☆☆
弦のピッチカートによる短い前奏の後、牧歌的で広大な第一主題が始まる。短い動機が様々に現れる。いろんな動物が囁き会話しているよう。時々現れる少し暗めの主題が魅力的。最後は堂々とした雄大な雰囲気で終わる。

第二楽章
★★★★★★★★☆☆
静かな囁きかけるような悲しげな旋律で始まる。この旋律を主題とし壮大な変奏曲が展開される。最後は暗く静かに終わる。

第三楽章
★★★★★★★★☆☆
明るく牧歌的な始まり。期待感が高まっていくような高揚感がある。
短い動機が積み重なっていき、段々と雄大な感じになっていく。最後はゆったりと壮大に終わる。
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ピレボス [哲学 プラトン]


プラトン全集〈4〉パルメニデス ピレボス

プラトン全集〈4〉パルメニデス ピレボス

  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2005/04/26
  • メディア: 単行本



この世の中で最も「善」なるものは何か、ということに関する議論。

ピレボス は、「快楽」である と主張し
ソクラテスは、「知性」である と主張する。

議論を聞いている若いプロタルコスはピレボスの意見に賛成しているため、若いプロタルコスを相手にソクラテスが、「善」なるものに近いのは「知性」の方であると意見を変えさせていく。

はじめに、「善」に最も近いものである一等賞は、ここではなかなか見つけられないので、二等賞を決めようという話になる。一等賞は「イデア」ということか?

そして、「正しい思いなし」「間違った思いなし」という話になり、快楽にも「正しい快楽」と「悪い快楽」がある話とかになり、「善」に近いものは、「度を越していないか」「適度か」などの観点で言っても「快楽」ではなく「知性」であるし、最大の「快楽」とみなされる「男女の交わり」に関しても、人々はそこに滑稽なもの、醜悪きわまるものが付随するのを目にし、そのようなことを夜にふりむけること自体が、光が見てはならないものだ、と判断し、これおを退ける。

結局、「真善美」「真実性」に近いのは、「知性」であるとして議論は終わる。

正直、年齢のせいなのか、こうした文章を読むのがかなり億劫になってきた。最近疲れているせいなのかもしれないが・・・。

とにかく議論の流れを追うことするしんどかった。
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交響曲第二番 ニ長調 [シベリウス 交響曲]





第一楽章
★★★★★★★★★☆
大自然の中で動物たちがささやきあっているような静かな始まり。ここだけで感動的。
少し不穏な空気が流れ、若干哀愁漂う第二主題となる。
二つの主題が繰り返された後、深い森に迷い込んだかのような展開部に入る。
後半元気に前向きになるが、最後はそっと終わる。


第二楽章
★★★★★★★★☆☆
ティンパニーの静かな低い響きで始まる。弦楽器が低い響きを保ったまま、歩くようなピッチカートでポツポツと音を奏でる。管楽器が静かに哀愁漂うゆったりとしたメロディを奏でる。段々と盛り上がり壮大な雰囲気となり一旦音楽が止まる。
その後穏やかな牧歌的な雰囲気となる。段々と悲劇性を帯びてきてスピードが上がって行きクライマックスを迎える。その後静かな天国的な雰囲気となりゆったりと曲は進む。最後は少し悲劇的に終わる。
15分近い長い楽章。

第三楽章
★★★★★★★★★☆
少し急速なせわしない感じで始まる。一段落し、牧歌的で優美な主題が静かに奏される。再び初めの主題が力強く奏される。再び一段落し、第二主題が優雅に奏でられる。段々と盛り上がって行き、アタッカでそのまま第四楽章へと突入する。

第四楽章
★★★★★★★★★★
感動的なファンファーレ的なメロディが高らかに奏される。
物悲しく哀愁漂う第二主題が流れ、段々と天に召されていくような感じになり、清らかな音楽が静かに流れ出す。段々と悲劇性を帯び始め盛り上がって行き、初めの感動的な主題へと流れ込む。
悲しげな旋律が静かに奏され、段々と盛り上がっていく。最後は、天に召されていくかのように壮大に清らかに終わる。

傑作。私が最も好きな交響曲かもしれない。
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フリーメイソンの儀式のための音楽 Op.113 [シベリウス 合唱曲]


The Sibelius Edition, Vol. 3: Voice & Orchestra

The Sibelius Edition, Vol. 3: Voice & Orchestra

  • 出版社/メーカー: BIS
  • 発売日: 2007/12/31
  • メディア: CD



オルガン伴奏曲
1. 開式の讃歌
★★★★★★☆☆☆☆
少し悲しげなメロディの曲。

2. 思いよ、我らの慰めとなれ
★★★★★☆☆☆☆☆
少し浮遊感のあるメロディをバリトンが静かに歌う。

3. 行列と讃歌:若葉はたとえ緑でも
★★★★★★☆☆☆☆
若干ユーモラスさも持った悲しげな前奏の後、堂々とした歌が流れる。

4. 行列と讃歌:涙を流しながらパンを食べたことのない人は
★★★★★★★☆☆☆
悲しげで美しい讃美歌的なメロディが長らく奏でられ、悲しげで美しいメロディが静かにうたわれる。名曲。

5. 大地は何と素晴らしいか
★★★★★★☆☆☆☆
ゆったりとした曲。

6. サレム 進め、同胞よ
★★★★★★★☆☆☆
若干勇ましい、悠々とした広がりのある美しいメロディを持った曲。

7. 愛を持つ者は誰でも
★★★★★★★☆☆☆
クリスマスソングのような美しいメロディの曲。

8. 兄弟たちへの頌歌
★★★★★★★☆☆☆
感動的な合唱曲。基本的にユニゾンで歌われているのも感動的。

9. 賞賛の讃歌
★★★★★★☆☆☆☆
ちょっと暗めのメロディを持ったテノールソロ曲。

10. 葬送行進曲
★★★★★★☆☆☆☆
悲壮な感じの前奏で始まる。その後も苦しげな旋律が続く。段々と壮大な雰囲気となっていく。
この曲集にあっては6分近くある長い曲。

11. 主よ、あなたは偉大なる者
★★★★★★★☆☆☆
広がりのある若々しい合唱曲。

12. フィンランディア讃歌
★★★★★★★★★☆
いわゆるフィンランディア。

全体的に賛美歌感があり、オルガン伴奏にしてはとても良い。

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主の祝福 JS. 95 [シベリウス ピアノ曲]





オルガン曲とバリトンの曲
★★★★☆☆☆☆☆☆
結構暗い曲。
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3つの詩篇 JS. 110 [シベリウス ピアノ曲]





オルガン曲
1.棕櫚の聖日に
★★★★★★☆☆☆☆

2.諸聖人の日に
★★★★★★☆☆☆☆

3.若人のためのキリスト教の祝典に
★★★★★★☆☆☆☆

基本全部、オルガンの伴奏の元、全部バリトンがソロを歌い、その後感動的なコーラスになり、明るいアーメンコーラスで終わる。
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二つの小品 JS. 153 [シベリウス ピアノ曲]





オルガン曲
1.前奏曲
★★★★★☆☆☆☆☆
荘厳な祈りの曲。心落ち着く曲。恐らく礼拝の初めに奏される曲なのだろう。

2.後奏曲
★★★★★★☆☆☆☆
荘厳な曲。綺麗なメロディ。
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二つの小品 Op.111 [シベリウス ピアノ曲]





オルガン曲
1.イントラーダ
★★★★☆☆☆☆☆☆
オルガン特有の壮大で荘厳な雰囲気で始まる。途中混沌とした様子を見せるが、基本荘厳で整っている。

2.葬送曲
★★★★☆☆☆☆☆☆
暗く重い始まり。途中ゲーム音楽っぽくなるが、最後は再び暗くなり終わる。
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交響曲第一番 ホ短調 [シベリウス 交響曲]





第一楽章
★★★★★★★★☆☆
カモメの鳴き声のような管楽器の単音で始まり、遠くからティンパニーの音が静かに鳴り響いてくる。
弦のトレモロが鳴り響き哀愁漂う美しいメロディが滑らかに奏させる。
その後決然とした主題が高らかに鳴り響く。
牧歌的な展開部も綺麗。第一主題が回帰され、力強く終わる。

第二楽章
★★★★★★★★☆☆
牧歌的で穏やかな平和な雰囲気で始まるが、段々と悲劇性を帯びてきて盛り上がっていく。
静かにしかし情熱的に音楽が展開されていく。
混沌とした激しい音楽になった後、最後は静かに牧歌的に終わる。

第三楽章
★★★★★★★★☆☆
弦のピッチカートとティンパニーが元気に曲を始める。途中少しエキゾチックなメロディが混じったり、平和な穏やかな曲調になる。最後は初めの元気な曲調が戻り華やかに終わる。ロンド形式?

第四楽章
★★★★★★★★☆☆
静かに穏やかに始まるが、段々と盛り上がり不穏な空気が流れる。
少し落ち着き伸びやかな壮大な雰囲気となる。
再び出だしの少し不穏な激しい音楽となる。
静かな平和な雰囲気が長く続き、その後段々と盛り上がって行き、最後は悲劇的にティンパニーが鳴り響いて終わる。


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アルベルト・ベッカーのためのコラール [シベリウス 合唱曲]


The Sibelius Edition, Vol. 3: Voice & Orchestra

The Sibelius Edition, Vol. 3: Voice & Orchestra

  • 出版社/メーカー: BIS
  • 発売日: 2007/12/31
  • メディア: CD



1. 王は夢を見た
★★★★★★☆☆☆☆
「ダニエル書」より
静かに語るように始まる。静かに盛り上がっていく。最後は荘厳に終わる。

2. 人の人生は草のように
★★★★★☆☆☆☆☆
「詩篇103」より
暗く重い始まり。最後は少し明るさが交じるが最後は暗く終わる。

3. 今日こそ主のみわざの日
★★★★★★☆☆☆☆
「詩篇118」より
爽やかに、語るかのように始まる。美しい曲。

4. あなたの光とまことを遣わしてください
★★★★★★☆☆☆☆
「詩篇43」より
厳粛な雰囲気の綺麗なメロディの曲。

5. 神の祭壇へと私は近づき
★★★★★☆☆☆☆☆
「詩篇43」より
男性の低く暗い声で始まる。女性が入ってくるが基本的に暗い。

6. 何を悲しんでいるのか、私の魂よ
★★★★★★☆☆☆☆
「詩篇43」より
勇気づけるかのような、少し暗めだが前向きな曲。

7. 主を誉め称えよ
★★★★★☆☆☆☆☆
非常に短い曲。

8. ハレルヤ、ハレルヤ
★★★★★★☆☆☆☆
「詩篇112より」
荘厳なハレルヤ合唱。

9. ハレルヤ! アーメン
★★★★★★☆☆☆☆
こちらは明るく晴れやかなハレルヤ合唱。

10. 大水はあなたを見た
★★★★★☆☆☆☆☆
「詩篇77」より
少し暗めの曲。

11. 主よ、試写はあなたを讃えない
★★★★★☆☆☆☆☆
「詩篇115」より
清廉とした美しい曲。
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マルティン・ヴェゲリウスのためのコラール [シベリウス 合唱曲]


The Sibelius Edition, Vol. 3: Voice & Orchestra

The Sibelius Edition, Vol. 3: Voice & Orchestra

  • 出版社/メーカー: BIS
  • 発売日: 2007/12/31
  • メディア: CD



1. 幸いなるかな、主を畏れるものは
★★★★★★☆☆☆☆
非常に美しくすがすがしいフーガ風の曲。後半「ハレルヤ」が連呼される。

2. 主よ、私の祈りに耳をかたむけてください
★★★★★★☆☆☆☆
少し暗めのフーガが非常に美しい曲。

3. 息あるものはみな 第一版
★★★★★★☆☆☆☆
ソプラノの美しいコーラスで始まり、男性が入ってくる。「ハレルヤ」で終わる。

4. 息あるものはみな 第二版
★★★★★☆☆☆☆☆
男性の静かなコーラスで始まり、女性が入ってくる。こちらのほうが穏やかで荘厳な感じがする。

5. クレド 第一版
★★★★★☆☆☆☆☆
ゆったりとした穏やかな曲。

6. クレド 第二版
★★★★★☆☆☆☆☆
同じメロディが繰り返される。こちらのほうが少し荘厳な感じ。

7. グロリア 第一版
★★★★★★☆☆☆☆
まさに「グロリア」という感じの美しい曲。

8. グロリア 第二版
★★★★★★☆☆☆☆
美しい流れるような「グロリア」。

9. キリエ
★★★★★☆☆☆☆☆
少し暗めの始まり。壮大なフーガが形成される。

10. 朝と夕べの門
★★★★★☆☆☆☆☆
男声合唱の伸びやかな旋律で始まり、静かにソプラノが入ってくる。その後荘厳なフーガとなり、最後は晴れやかに終わる。

基本、「第二版」のほうが宗教色が強く荘厳。
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