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交響曲第五番 変ホ長調 [シベリウス 交響曲]





第一楽章
★★★★★★★★☆☆
夜明けで大自然が目を覚ましていくかのような美しく壮大な雰囲気で始まる。第二主題は少しモヤのかかったような若干不安げな旋律。弦のトレモロが緊張感を高める。段々と盛り上がり壮大で広がりのあるメロディが流れ出す。展開部は森に迷い込んだかのような若干混沌とした感じ。主題が回顧され、最後は壮大な雰囲気で盛り上がって終わる。

第二楽章
★★★★★★★☆☆☆
緩徐楽章。ゆったりとした旋律で始まり、弦のピッチカートに導かれ大自然に包まれたかのような温かい雰囲気となる。変奏曲となっており、こののどかな主題がゆったりと時に力強く繰り返される。

第三楽章
★★★★★★★★☆☆
疾走感と爽快感のある始まり。ゆったりとした壮大な第二主題が奏された後、再び疾走感あるメロディが登場。少し物悲しげな雰囲気を挟み、最後は再び壮大にドラマティックになり、感動的に終わる。

牧歌的で勝利感の漂う曲。
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ホルベルク組曲 Op.40 [グリーグ]


アリエッタ~妖精の森の詩

アリエッタ~妖精の森の詩

  • 出版社/メーカー: BMGビクター
  • 発売日: 1995/10/21
  • メディア: CD



01. 前奏曲
★★★★★★★☆☆☆
流れるような美しい旋律を持った、生き生きとした力強い曲。

02. サラバンド
★★★★★★★☆☆☆
少し物悲しいが優しい、どこか懐かしさを感じさせる、ゆったりとした曲。

03. ガヴォット
★★★★★★★☆☆☆
愛らしく優しい舞曲。少し高貴な雰囲気もある。

04. エア(アリア)
★★★★★★★☆☆☆
少し暗い旋律を持った内省的な曲。中間部で高貴で息の長い美しい旋律が現れる。

05. リゴードン
★★★★★★★☆☆☆
若干暗さのある始まり。段々と盛り上がり高貴で力強い雰囲気となる。最後は楽しげな高貴なメロディで明るく終わる。

バッハ的でありかつショパン的なメロディの美しさもある。素晴らしい曲集。
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