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ベートーヴェン 鍵盤楽曲 ブログトップ

4手のための3つの行進曲 op.45 [ベートーヴェン 鍵盤楽曲]

評価
★★★★☆☆☆☆☆☆

その名のとおり3つの行進曲

第一番  ハ長調 ファンファーレのような音で始まり、英雄的な荘厳な雰囲気が一貫して流れる。
第二番 変ホ長調 流れるような、綺麗なメロディ。ふたりで弾いているのでメロディと伴奏が重厚。
第三番  ニ長調 こちらもファンファーレのような感じで始まる。英雄的な感じと愛らしい感じが順々に洗われる。

まあ、これも悪くはないが繰り返し聴く類の曲ではないか。
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4手のためのピアノ・ソナタ Op.6 [ベートーヴェン 鍵盤楽曲]

評価
★★★★★☆☆☆☆☆

4手つまり二人の演奏者によって奏でられるピアノ・ソナタ。

第一楽章 ベートーヴェンらしい強い和音の連続で始まる。そしてこちらもベートーヴェンらしい力強い英雄的な第一主題が流れる。そしてこちらもベートーヴェンらしい、短調の第二主題が奏でられる。展開部も短調と長調が入り混じり、装飾音なども楽しい。非常にベートーヴェンらしい楽章。

第二楽章 一転、平和な明るさに満ちたロンド。そこまで高貴さのようなものはないが、前向きな感じに満ちている。

面白い曲ではある。
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前奏曲 WoO. 55 & Op.39 [ベートーヴェン 鍵盤楽曲]

評価
★★★★★☆☆☆☆☆

WoO.55 も Op.39もどちらもPreludeと名付けられており、バッハの「プレリュードとフーガ」を彷彿とさせる充実した内容となっている。メロディを楽しむという感じではないが、美しいフーガをゆったりと聴くことが出来る。どれも長大な曲ではないので、結構気軽に楽しめる。
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幻想曲 Op.77 ト短調 [ベートーヴェン 鍵盤楽曲]

評価
★★★★★☆☆☆☆☆

ちゃんとした作品番号が付いた幻想曲。

たしかに、次から次へと雰囲気が変わり、「幻想曲」の名にふさわしい曲と言える。
バッハの有名な「トッカータとフーガ」のようなドラマティックな始まり方をしたと思えば、シューマン的なまさに幻想的な展開になり、途中フーガのような経過を辿ったり、変奏曲的な雰囲気になったりと、ベートーヴェンの様々な要素が楽しめる。

とはいえ、焦点がイマイチ定まらず全体として良い曲かというと微妙なところだ。
作品番号も付き、10分を超える大作なのにもかかわらずイマイチ知られていないのは、そのへんの部分なのではないだろうか。
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ピアノ小品 [ベートーヴェン 鍵盤楽曲]

評価
★★☆☆☆☆☆☆☆☆

WoO. 52 ピアノ・ソナタ第5番の三楽章として構想されたもの
Hess 69 ピアノ・ソナタ第5番の三楽章として構想されたもの
WoO. 54 バガテルー楽しい・悲しい
WoO. 48 ロンドハ長調
WoO. 49 ロンドイ長調
WoO. 81 ドイツ舞曲 アルマンド

などなど色々聴いたが、やはりあまり目立っていい曲はない。

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ポロネーズ WoO 89 ハ長調 [ベートーヴェン 鍵盤楽曲]

評価
★★★★★★☆☆☆☆

ショパンの「ポロネーズ」を彷彿とさせる、堂々とした華麗な曲。ショパンの「ポロネーズ」集の中に置かれて、題名を付けられたら多くの人に親しまれるようになったのではないかと思われるくらいわかりやすい曲となっている。
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バガテル 「エリーゼのために」 WoO.59 イ短調 [ベートーヴェン 鍵盤楽曲]

評価
★★★★★★☆☆☆☆

誰でも知っている超有名曲「エリーゼのために」。
正直私は、陰気な感じでもう一歩であると思っていたことと、聴き飽きている&弾き飽きている感じの曲ではあったのだが、ブレンデルの演奏で改めて聴いてみるとやはり良い曲であることを実感した。
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6つのエコセーズ WoO.83 変ホ長調 [ベートーヴェン 鍵盤楽曲]

評価
★★★★★☆☆☆☆☆

前にも管弦楽曲のところで書いたきがするが、「エコセーズ」とは、「スコットランドの」という意味。スコットランド風の愛らしい舞曲の変奏曲のような趣。そんなに悪くはないし聴いていて楽しいがそんなに何度もじっくり聴きたい曲ではない。
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アレグレット WoO.53 ハ短調 [ベートーヴェン 鍵盤楽曲]

評価
★★★★★☆☆☆☆☆

ピアノ・ソナタ第5番の三楽章として作られた曲らしい。
さすがに、ベートーヴェン得意のハ短調で作られているだけあり、劇的で美しい曲となっている。だが、曲単体として見るともう一歩か。
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バガテル WoO.60 [ベートーヴェン 鍵盤楽曲]

評価
★★★☆☆☆☆☆☆☆

なんということはない曲。一分強の曲であっという間に終わる。
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アンダンテ・ファヴォリ WoO.57 [ベートーヴェン 鍵盤楽曲]

評価
★★★★★★★☆☆☆

「ワルトシュタイン」の第二楽章として作られた曲らしいが、全体が長すぎるということで使用されなかったが、ベートーヴェン自身は気に入っていたので、世に出した作品らしい。

「ワルトシュタイン」の堂々とした中に美しさのある雰囲気にぴったりの曲。穏やかさの中に気品があり、ゆったりとした中にも様々な難しいピアノ技法が含まれており、ベートーヴェンが気に入っていたのも分かる。

ちなみに、「ファヴォリ」というのは「お気に入りの」という意味らしい。英語で言うFavoriteということか。
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11のバガテル Op.119 [ベートーヴェン 鍵盤楽曲]

評価
★★★★★★★☆☆☆

ベートーヴェンの甥カールにピアノを教えていた、フリードリヒ・シュタルケがピアノを教える時のために作られた曲らしいが、前半と後半では作曲時期が大きく異なっているらしい。

第1曲 とても優しいメロディ。中間部の若干暗い哀愁漂う感じの部分もとても良い。最初のメロディが若干変化した形で回帰して終わる。

第2曲 森の中の小鳥や小動物達のさえずりや語りを音楽にしたような可愛らしい音楽。右手と左手が対話を続けながら音楽が進む。

第3曲 非常に美しい前奏があり、堂々とした音楽が展開する。

第4曲 カンタービレと名付けられているのにふさわしい、歌うような感動的な音楽が流れる。これは実は相当な名曲だと思う。

第5曲 一転して暗い感じの若干激しい曲調の音楽。途中劇的な感じになるのが良い。この曲集では珍しい少し激しい曲。

第6曲 ただ曲と曲をつなぐ感じの曲。

第7曲 対位法的な手法を用いた曲。

第8曲 高音のトリルで始まる。左手がメロディを奏で、トリルが終わり、右手がメロディを引き受ける。その後、対位法的な曲が展開される。後半盛り上がりを見せて終わる。

第9曲 曲調が一転して、穏やかな安らぎに満ちた曲。

第10曲 劇的な躍動感のある曲。

第11曲 練習曲風な曲調で始まり、最後はこの曲集を閉じるために設けられたかのような美しい天国的なメロディが流れて終わる。

前半は、メロディを美しく奏でるため、後半はテクニックを身につけるための練習曲といった感じの趣の曲が並ぶ。全体的に短いがどれも魅力あふれる作品となっている。あまり注目されないが実は結構良い曲集な気がする。
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7つのバガデル op.33 [ベートーヴェン 鍵盤楽曲]

評価
★★★★★☆☆☆☆☆

1曲目 静かな淡々と進む曲。
2曲目 装飾音を用いた少し楽しい曲。第二主題(?)の低音を鳴らしながら暗いメロディを奏でる部分がまた楽しい。
3曲目 ブルグミュラーの練習曲にも出てきそうな、愛らしいメロディを持った曲。だんだんスピード感を増し盛り上がっていくのも良い。
4曲目 ソナタの緩徐楽章のような曲。穏やかな心休まるメロディが良い。アフタヌーン・ティーの時間によく似合いそうな曲。
5曲目 明るく華やかな曲。子どもの発表会で弾くと盛り上がりそうではあるが、メロディがそこまで魅力的ではないか・・・。
6曲目 こちらもソナタの3楽章あたりにポッと置かれる、最終楽章への序奏のような感じの曲。
7曲目 若干「ワルトシュタイン」の出だしを彷彿とさせる始まり方をする。が、その他の部分はあまり面白くないか。

全体的に悪くはないが、やはり何度もじっくり聴きたい感じの曲ではない。
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ロンド op.51 [ベートーヴェン 鍵盤楽曲]

評価
★★★★★☆☆☆☆☆

1曲目 高貴な優しいメロディで始まる。段々と流動性を増して行き、最後はロンドらしく、華やかに終わる。
2曲目 こちらも穏やかさを持った非常に美しい曲。一番に比べて若干地味であるとともに、演奏時間も倍の10分くらいあるので、若干飽きる。終始穏やかさを失わず演奏される。
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ロンド・ア・カプリッチョ op.129 [ベートーヴェン 鍵盤楽曲]

評価
★★★★★★☆☆☆☆

「カプリッチョ」とは、イタリア語で「きまぐれ」を意味するらしく、音楽では「奇想曲」などと訳されることが多いらしい。
リストのハンガリー狂詩曲をイメージさせる、リズム感と民族感を持った非常にドラマティックな聴いていて楽しい曲。コンサートのアンコールとしてとてもぴったりの盛り上がる曲。
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6つのバガデル op.126 [ベートーヴェン 鍵盤楽曲]

評価
★★★★★☆☆☆☆☆

「バガデル」というのは「平易なつまらない曲」という意味らしい。

1曲目 アンダンテ  落ち着いた穏やかな曲調。優しい雰囲気が漂っている。
2曲目 アレグロ   一転して不安感のある、スピード感のある曲になる。何かに追い立てられている感じ。
3曲目 アンダンテ  心安らぐ美しい音楽。
4曲目 プレスト   決然としたこれから戦いに赴くような曲。
5曲目 アレグレット フーガの主題のような感じのメロディ。
6曲目 プレストーアレグレット
           初めはスピード感を持って始まるが、その後は落ちついた音楽に変わる。

緩ー急ー緩ー急ー緩ー急という統一感の取れた構成になっており、全体的に簡易な感じで聴きやすいが、何度もじっくり聴きたい音楽ではない。
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12のドイツ舞曲 [ベートーヴェン 鍵盤楽曲]

評価
★★☆☆☆☆☆☆☆☆

読んで字のごとくドイツ舞曲。
仮面舞踏会のための曲らしい。
特に光った曲はない。
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7つのレントラー [ベートーヴェン 鍵盤楽曲]

評価
★★☆☆☆☆☆☆☆☆

レントラーとは、ドイツの舞曲らしい。
正直この曲もつまらない。
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6つのエコセーズ、エコセーズ Wo0.83&23 [ベートーヴェン 鍵盤楽曲]

評価
★★☆☆☆☆☆☆☆☆

エコセーズとは、スコットランドのフォークダンスらしい。
ピアノ独奏曲だが退屈。
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笛時計のための擲弾兵行進曲 Hess.107 [ベートーヴェン 鍵盤楽曲]

評価
★★★★★★☆☆☆☆

こちらもオルガン曲。ベートーヴェンの行進曲はどれも心躍る美しいメロディを持った素敵な曲が多い。
この曲も例に漏れず素晴らしい。

荘厳な感じなのだが、オルガンの音色のために、かわいらしい感じも醸し出している。

こちらもぜひ聴いてみて欲しい。
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音楽時計のための5つの小品 Wo0.33 [ベートーヴェン 鍵盤楽曲]

評価
★★★★★★★☆☆☆

題名からして非常に愛らしいのだが、この題名通りの楽しく、愛らしい作品。
チャイコフスキーの『くるみ割り人形』を連想させるような、クリスマスにぴったりの作品。
オルガン曲は、その音色からして私にはあまり合わず、好きな楽器ではないのだが、ベートーヴェンのオルガン曲はとても良い。

あまり簡単に耳にできる曲ではないのだろうが、ぜひ多くの人に聞いてみてもらいたい佳曲である。
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オルガンのための2声フーガ Wo0.31 [ベートーヴェン 鍵盤楽曲]

評価
★★★★★☆☆☆☆☆

ベートーヴェンのオルガン曲があるなどということを全く知らなかった。インターネットの情報によると、ベートーヴェンが若き日、宮廷でオルガンを習っているかなんかしていたらしく、その時の師匠に言われたか、試験のためだかなんだかで、作った曲らしい。

宮廷&オルガンということで、おそらく何らかの宗教的な場面で弾くことを想定して作ったのであろう。非常に讃美歌的であり、荘厳で美しい曲である。バッハの曲といっても誰もわからないであろう。とても美しく、礼拝前の前奏などで流れていたらとても心地よい曲である。
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