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幻想曲 Op.77 ト短調 [ベートーヴェン 鍵盤楽曲]

評価
★★★★★☆☆☆☆☆

ちゃんとした作品番号が付いた幻想曲。

たしかに、次から次へと雰囲気が変わり、「幻想曲」の名にふさわしい曲と言える。
バッハの有名な「トッカータとフーガ」のようなドラマティックな始まり方をしたと思えば、シューマン的なまさに幻想的な展開になり、途中フーガのような経過を辿ったり、変奏曲的な雰囲気になったりと、ベートーヴェンの様々な要素が楽しめる。

とはいえ、焦点がイマイチ定まらず全体として良い曲かというと微妙なところだ。
作品番号も付き、10分を超える大作なのにもかかわらずイマイチ知られていないのは、そのへんの部分なのではないだろうか。
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