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ピアノ三重奏曲 第四番 ホ短調 Op.90 [ドヴォルザーク 室内楽曲]


ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第3番・第4番<ドゥムキー>

ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第3番・第4番<ドゥムキー>

  • 出版社/メーカー: 日本コロムビア
  • 発売日: 2010/09/22
  • メディア: CD



1.Lento maestoso - Allegro quasi doppio movimento - Lento - Allegro
★★★★★★★★☆☆
チェロの悲しげな美しい旋律で始まり、それをピアノがドラマティックに盛り上げる。
ヴァイオリンがソロで静かにメロディを奏で、沈鬱な感じになった後、晴れやかな楽しげな舞曲風の音楽となる。
再び重く悲しげな雰囲気が戻ってくる。最後は明るく楽しげに終わる。

2.Poco adagio - Vivace non troppo - Poco adagio - Vivace
★★★★★★★★☆☆
重く悲しげな雰囲気で始まる。途中、ロマ風音楽となり、哀愁漂う心躍るメロディが登場する。
再び物悲しい雰囲気に戻るが、時折見せる明るい感じとしっとりとしたメロディが心に残る。
最後は心躍る哀愁漂うメロディが回帰され元気に終わる。

3.Andante - Vivace non troppo - Andante
★★★★★★★☆☆☆
静かで敬虔で、宗教的な雰囲気で始まる。ゆったりとした間の多い静かなどこか勇壮な雰囲気で曲は進む。段々とスピード感が上がって行き、民族色豊かなメロディが登場する。最後は静かに荘厳に終わる。

4.Andante moderato (Quasi tempo di Marcia) - Allegretto scherzando - Meno mosso - Allegretto scherzando - Meno mosso - Allegro - Meno mosso - Moderato
★★★★★★☆☆☆☆
悲しげではあるが、跳ねた感じの前向きな雰囲気始まる。チェロが憂いを帯びた旋律を奏で、ヴァイオリンが単調なリズムを刻む。時折違ったリズム・メロディが挟まれながら曲は進む。

5.Allegro - Meno mosso - In tempo -Meno mosso - Piu mosso
★★★★★★☆☆☆☆
チェロのピッチカートの伴奏に乗って、ゆったりとした勇壮なメロディが奏でられる。その後跳ねた感じのメロディとなるが、勇壮な感じは変わらない。

6.Lento maestoso - Vivace - Lento - Vivace
★★★★★★☆☆☆☆
最終楽章らしい勇壮な始まり。コロコロした感じとなり元気に盛り上がっていく。
壮大な、ゆったりとした郷愁を誘う美しいメロディが流れる。
最後は勇壮に終わる。

前半は素晴らしいが、後半がもう一歩。
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ピアノ三重奏曲 第三番 ヘ短調 Op.65 [ドヴォルザーク 室内楽曲]


ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第3番・第4番<ドゥムキー>

ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第3番・第4番<ドゥムキー>

  • 出版社/メーカー: 日本コロムビア
  • 発売日: 2010/09/22
  • メディア: CD



1.Allegro ma non troppo
★★★★★★★☆☆☆
悲しげな短い弦楽器のみの前走の後、情熱的で悲劇的な主題となる。第二主題はやや穏やか。幻想的で伸びやかなやや長い展開部を経て、第一主題、第二主題が回帰され、最後はドラマティックに終わる。

2.Allegro grazioso
★★★★★★☆☆☆☆
こ気味良い弦の伴奏の上で、ゆったりとしたメロディがピアノで奏でられる。中間部は少しゆったりとした若干牧歌的な雰囲気となる。最後ははじめのこ気味良い雰囲気に戻るが、段々と堂々とした感じになっていく。

3.Poco Adagio
★★★★★★★☆☆☆
穏やかで優しく素朴な旋律ではじまる。若干感情の高まりを見せるときはあるが、基本穏やかで高貴な雰囲気で曲は進む。

4.Finale: Allegro con brio
★★★★★★☆☆☆☆
面白いリズムの心沸き立つような舞曲。最後若干穏やかに叙情的になった後、急に激しくなり華やかに終わる。

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ピアノ五重奏曲 イ長調 Op.81 [ドヴォルザーク 室内楽曲]


フランク&ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲

フランク&ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲

  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2001/12/19
  • メディア: CD



有名な方のピアノ五重奏曲。

1.Allegro ma non tant
★★★★★★☆☆☆☆
シューベルトを彷彿とさせる、優しく穏やかな前奏で始まるが、すぐに悲劇的な激しい雰囲気となる。第二主題は少し緩やかで悲しげな旋律。最後はスピードが上がり、感情的にも高まっていき、最後は勇壮に若干の明るさをもって終わる。

2.Dumka, Andante con moto
★★★★★★★☆☆☆
物悲しい、美しい旋律で始まる。恐らく変奏曲形式で、悲しげな旋律が何度も繰り返されるため心に残る。

3.Scherzo, Furiant: Molto vivace
★★★★★★★☆☆☆
軽やかで躍動感に満ちた始まり。メロディも楽しげで思わず踊りたくなるような雰囲気。中間部はゆったりとした美しい舞曲となる。最後は楽しい躍動感に満ちた雰囲気となり終わる。

4.Finale, Allegro
★★★★★★★☆☆☆
最終楽章にふさわしい開放感に満ちたスピード感のある始まり。最後は堂々と終わる。

確かに親しみやすい旋律に溢れた良い曲だと思う。


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ピアノ五重奏曲 イ長調 Op.5 [ドヴォルザーク 室内楽曲]


ドヴォルザーク:弦楽五重奏曲第3番&ピアノ五重奏曲

ドヴォルザーク:弦楽五重奏曲第3番&ピアノ五重奏曲

  • 出版社/メーカー: 日本コロムビア
  • 発売日: 2008/12/17
  • メディア: CD




ドヴォルザークはピアノ五重奏曲が有名なのだが、この曲は若い頃に書かれた有名ではない方のピアノ五重奏曲。

1.Allegro ma non troppo
★★★★★★☆☆☆☆
穏やかな明るい短い前走の後、悲劇的な悲しげな第一主題となる。展開部も悲劇的な感じ。明るさのある部分もあるが、全体的に悲劇的で悲壮感が漂っている。最後は少し希望をもって終わる。


2.Andante sostenuto
★★★★★★☆☆☆☆
憂いに満ちた始まり。色々と思い悩む青年を彷彿とさせる。段々と感情が高まっていき、明るくなっていく。最後はこの上なく美しく清麗とした雰囲気となる。最後はゆったりと明るく終わる。

3.Finale: Allegro con brio
★★★★★★☆☆☆☆
少し緊迫感のある感じで始まる。明るさへ向かおうとする力と、それを抑えようとする力が対決している感じで面白い。最後は明るく堂々と終わる。

基本、悲劇的な雰囲気に支配されているが、全楽章明るく終わるのが面白い。
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弦楽四重奏曲 第12番 Op.96 [ドヴォルザーク 室内楽曲]


String Quartets

String Quartets

  • 出版社/メーカー: Polygram Records
  • 発売日: 1990/10/12
  • メディア: CD



1.Allegro ma non troppo
★★★★★★☆☆☆☆
美しいトレモロの前奏の後、郷愁を誘う、美しい第一主題が重なるように奏でられる。
第二主題も懐かしい感じのする伸びやかな旋律。
少し劇的な展開部を経て、牧歌的な第一主題に戻り終わる。懐かしいメロディに溢れた叙情的な楽章。

2.Lento
★★★★★★☆☆☆☆
悲しげな前奏の後、ゆったりとした哀愁に満ちた旋律が奏でられる。その後も静かなメロディが流れ続ける。幻想的で緩やかな楽章。

3.Molto vivace
★★★★★★☆☆☆☆
開放感に満ちた明るく伸びやかな始まり。中間部は、短調の悲しげな旋律が入ってくる。最後は堂々とした終わり。

4.Vivace ma non troppo
★★★★★★☆☆☆☆
民族舞踏風の楽しげな旋律始まる。途中ゆったりとした穏やかなメロディを挟む。ロンド形式。

楽しく美しいメロディが詰まった楽しい曲。
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弦楽五重奏曲 第三番 Op.97 [ドヴォルザーク 室内楽曲]


ドヴォルザーク:弦楽五重奏曲第3番&ピアノ五重奏曲

ドヴォルザーク:弦楽五重奏曲第3番&ピアノ五重奏曲

  • 出版社/メーカー: 日本コロムビア
  • 発売日: 2008/12/17
  • メディア: CD



二本のヴァイオリン、二本のヴィオラ、チェロという構成。

1.アレグロ・ノン・タント
★★★★★★☆☆☆☆
若干憂いのある郷愁あふれる前奏で始まり、少し明るく伸びやかな第一主題が流れる。たまに陰のあるメロディが混じるが基本的には伸びやかで明るい楽章。最後はゆったりと優雅に終わる。

2.アレグロ・ヴィーヴォ
★★★★★★☆☆☆☆
こ気味の良い、少し跳ねた感じの快活な始まり。中間部は非常に美しい哀愁漂うゆったりとしたメロディが流れる。快活に戻って終わる。

3.ラルゲット
★★★★★★★☆☆☆
悲しみに満ちた美しい旋律で始まる。途中途中に速いパッセージが挟まれる。ロンド形式?変奏曲?

4.アレグロ・ジュスト
★★★★★★★☆☆☆
快活で心躍るメロディで始まる。少し憂いのある東欧風の舞曲となる。伸びやかな旋律も交じる。この楽章もロンド形式?楽しく美しいメロディが詰まった引き締まった最終楽章。

聴いていて楽しい、珍しい編成の曲。

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