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Carol [ブリテン 声楽曲]

作品番号はないが、愛らしいクリスマスに合う曲たち。
少年合唱とピアノの曲。

King Herod and the cock
★★★★★★☆☆☆☆
力強く同じリズムのピアノ伴奏に乗って、優しく穏やかなメロディが語るように歌われる。

Fancie
★★★★★☆☆☆☆☆
軽やかなピアノ伴奏に乗って、跳ねるようなメロディが歌われる。後半どんどん高まっていき、Ding Dongという歌詞が何度も繰り返される愛らしい曲。

The Oxen
★★★★★☆☆☆☆☆
少し暗い幻想的な曲。

May
★★★★★★☆☆☆☆
元気な前奏に続いて、活気に満ちた愛らしいメロディが歌われる。ファラララという部分が、いかにも楽しそう。

The Twelve Apostles
★★★★★☆☆☆☆☆
テノールの力強い歌が鳴り響き、それに少年合唱が答える。基本同じメロディがテノールと少年合唱のあいだで繰り返される。the twelve days of Christmasに似た雰囲気の曲。

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SThree Rhymes By William Soutar [ブリテン 声楽曲]

1. Dawtie's Devotion
★★★★★☆☆☆☆☆
ゆったりとした子守歌のような穏やかな曲。メロディも綺麗。

2. The Gully
★★★☆☆☆☆☆☆☆
少し明るい、楽しい思い出を人に聞かせているような曲。

3. Tradition
★★★★☆☆☆☆☆☆
元気な明るい曲。
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Who are these children? Op.84 [ブリテン 声楽曲]

"A Riddle (The Earth)"
★★★★☆☆☆☆☆☆
明るく跳ねた感じのピアノ伴奏で始まり、元気な歌が流れる。

"A Laddie's Sang"
★★★★☆☆☆☆☆☆
流れるような優しいメロディの曲。

"Nightmare"
★★★★☆☆☆☆☆☆
静かな、少し恐ろしげな曲。ピアノが単音で淡々と歌とは違うメロディを奏でるのが面白い。

"Black Day"
★★★☆☆☆☆☆☆☆
諧謔的な感じの跳ねた曲。

"Bed-time"
★★★☆☆☆☆☆☆☆
暗く重い曲。寝るのを嫌がっている子供の曲?

"Slaughter"
★★★☆☆☆☆☆☆☆
激烈な曲。「虐殺」の意?

"A Riddle (The Child You Were)"
★★★☆☆☆☆☆☆☆
不思議な雰囲気の浮遊感のある短い曲。

"The Larky Lad"
★★☆☆☆☆☆☆☆☆
魔法の言葉のような短い曲。

"Who Are These Children?"
★★☆☆☆☆☆☆☆☆
暗く跳ねた感じの曲。

"Supper"
★★★☆☆☆☆☆☆☆
暗く間延びした感じのピアノ伴奏に乗って、半音階的な暗いメロディが歌われる。

"The Children"
★★★☆☆☆☆☆☆☆
幻想的なゆったりとした曲。

"The Auld Aik"
★★★☆☆☆☆☆☆☆
静かなゆ~っくりとした曲。

前半は悪くないが、後半どんどんつまらなくなっていく。
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The Poet's Echo Op.76 [ブリテン 声楽曲]

1. Echo
★★☆☆☆☆☆☆☆☆
暗く陰鬱な曲。

2. My Heart
★★★★☆☆☆☆☆☆
まあまあ綺麗なメロディを持った曲。

3. Angel
★★★☆☆☆☆☆☆☆
激しく暗い曲。若干ショパンのスケルツォをおもわせる。

4. The Nightingale and the Rose
★★★☆☆☆☆☆☆☆
小鳥がささやくよう前奏で始まり、不気味な歌が流れる。

5. Epigram
★★☆☆☆☆☆☆☆☆
ピアノも歌も激しい曲。

6. Lines Written During a Sleepless Night
★★☆☆☆☆☆☆☆☆
暗く静かなピアノ前奏で始まる。そして暗く物悲しい歌が流れる。

暗い曲集。
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Songs and Proverbs of William Blake Op.74 [ブリテン 声楽曲]

1. Loondon
★★★☆☆☆☆☆☆☆
激しい始まり。途中から間の多い、静かな感じになる。

2. The chimney sweeper
★★☆☆☆☆☆☆☆☆
ひたすら暗い曲。

3. The Bird A nest ー A Poison Tree
★★☆☆☆☆☆☆☆☆
こちらもひたすら暗い。

4. Think in the morning
★★★☆☆☆☆☆☆☆
暗い。途中ショパンの英雄ポロネーズっぽくなる。

5. The tigers of wrath ー the fly
★★☆☆☆☆☆☆☆☆
暗い。キラキラしたピアノ伴奏の元幻想的な歌が流れる。

6. The Hours of folly ー Sun Flower
★★☆☆☆☆☆☆☆☆
暗い。激しいピアノ伴奏をはさんで、少し盛り上がる。

7. To See a World ・Every night & Every Morn
★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
暗い

とにかく暗い曲集。

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Sechs Hölderlin-Fragmente Op.61 [ブリテン 声楽曲]

1. Menschenbeifall
★★★★★☆☆☆☆☆
「世の賞賛」
トリオ形式、元気に始まり、少し穏やかになり、元気の終わる。

2. Die Heimat
★★★★★☆☆☆☆☆
「故郷」
美しいメロディが、ピアノの流麗な響きの上で歌われる。

3. Sokrates und Alcibiades
★★★★★☆☆☆☆☆
「ソクラテスとアルキビアデス」
ポツポツとした単音のピアノの合間をぬって語りのような静かな歌が流れる。後半少しピアノも和音になり、歌も若干メロディアスに。

4. Die Jugend
★★★★★☆☆☆☆☆
「若き日々」
若々しいメロディの伸びやかな曲。

5. Hälfte des Lebens
★★★★☆☆☆☆☆☆
「人生半ば」
半音階を多用したゆったりとした曲。最後は盛り上がる。

6. Die Linien des Lebens
★★★★☆☆☆☆☆☆
「人生の線」
フランス印象派のようなピアノ伴奏の上を暗いメロディが流れる。

悪くはない曲集。
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Songs from the Chinese Op.58 [ブリテン 声楽曲]

ギターとテノールの曲。

1. The Big Chariot
★★★★★☆☆☆☆☆
少し東洋風のメロディを持った元気な曲。

2. The Old Lute
★★★★★☆☆☆☆☆
味わい深いゆったりとした曲。Ancient Melodyという言葉が聞こえる。

3. The Autumn Wind
★★★★★☆☆☆☆☆
元気で快活な曲。

4. The Herd-boy
★★★★★☆☆☆☆☆
悲しげなメロディで始まるが、すぐに諧謔的な感じになる。

5. Depression
★★★★☆☆☆☆☆☆
ゆったりとした不思議なメロディの曲。

6. Dance Song
★★★★☆☆☆☆☆☆
元気な不思議なメロディの曲。

ギター伴奏というのも珍しいし、結構異国情緒漂う面白い曲集。

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Two Settings of Thomas Hardy [ブリテン 声楽曲]

1. If it's ever spring again
★★★★★☆☆☆☆☆
少し暗めだが親しみ安いメロディで心落ち着く。Hardyの少しくらいが優しい世界観が良く出ている。

2. The Children and Sir Nameless
★★★★★☆☆☆☆☆
少し明るく、若干ファンファーレ風の音もなり、楽しい。

Hardyの世界観がよく表れている曲。
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Winter Words Op.52 [ブリテン 声楽曲]

1. At Day-Close in November
★★★☆☆☆☆☆☆☆
暗い前奏で始まる。激しいテノールの歌が始まる。

2. Midnight on the Great Western
★★★☆☆☆☆☆☆☆
幻想的で魔術的な雰囲気。ピアノが跳ねた感じで魔女的な雰囲気を作り出している。

3. Wagtail and Baby
★★★☆☆☆☆☆☆☆
ピアノの速いパッセージと、語りのような歌が順々に現れる。不思議な雰囲気の曲。

4. The little old table
★★★☆☆☆☆☆☆☆
静かな水の流れを表したかのようなピアノ伴奏に乗って、平坦な語りのような歌が流れる。

5. The choirmaster's burial
★★★☆☆☆☆☆☆☆
アカペラで始まる。どこか懐かしいメロディで、ピアノが控えめに伴奏に入ってくる。基本穏やかな曲。

6. Proud songsters
★★☆☆☆☆☆☆☆☆
激しい曲。

7. At the railway station,Upway
★★☆☆☆☆☆☆☆☆
間が多い不思議な雰囲気の前奏の後、半音階的な不安定な歌が流れる。途中激しくなるが最後は静かに終わる。

8. Before life and after
★★★☆☆☆☆☆☆☆
静かな悲しげな旋律の曲。意識が生まれたことにより、人生に苦しむことになってしまったことを嘆く歌。

私の好きなThomas Hardyの詩に曲をつけたものらしいが基本つまらない。
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A Charm of Lullabies Op.41 [ブリテン 声楽曲]

1. A cradle song
★★★★☆☆☆☆☆☆
ブレイクの詩。
穏やかな曲調ではあるが、少し不気味なメロディ。

2. The Highland Balou
★★★★★☆☆☆☆☆
バーンズの詩。
子守歌らしい美しくたゆたうような曲調。

3. Sephestia's Lullaby
★★★☆☆☆☆☆☆☆
ロバート・グリーンの詩。知らない人。
幻想的で魔女的な雰囲気。

4. A charm
★★☆☆☆☆☆☆☆☆
ランドルフの詩。知らない人。
おどろおどろしい曲。寝ないと連れて行かれちゃうよ、系の詩らしい。

5. The Nurse's Song
★★★☆☆☆☆☆☆☆
ジョン・フィリップの詩。知らない人。
アカペラで始まる。おどろおどろしい幻想的な曲。長い。

全体的につまらない。
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The Holy Sonnets of John Donne Op.35 [ブリテン 声楽曲]

1. Oh my blacke Soule
★★★☆☆☆☆☆☆☆
ピアノの、鐘の音を模したような激しい和音の連続で始まる。歌も激しい語りのような感じ。

2. Batter my heart
★★☆☆☆☆☆☆☆☆
激しく叩きつけられるピアノの音ともに、激しい歌が歌われる短い曲。

3. Oh might those sighes and teares return againe
★★★☆☆☆☆☆☆☆
時計の音のような高音がなり、幻想的な歌が始まる。途中から激しくなる。最後は静かに幻想的に戻り終わる。

4. Oh,to vex me
★★☆☆☆☆☆☆☆☆
諧謔的な感じで、ピアノも動き回る曲。

5. What if this present
★★☆☆☆☆☆☆☆☆
全曲に引き続き諧謔的、ピアノも暴れまわるが、少し暗い。

6. Since she whom I lov'd
★★★★☆☆☆☆☆☆
この曲集の詩を書いたジョン・ダンが亡くなった妻を思って書いた詩らしい。
さすがにブリテンも穏やかで美しいメロディをつけている。段々と感情が高まっていく感じをピアノの伴奏も盛り上げており美しい。とはいえ普通。

7. At the round earth's imagin'd corners
★★☆☆☆☆☆☆☆☆
キラキラした前奏に引き続き激しい歌が入ってくる。メロディは平坦でつまらない。

8. Thou hast made me
★★☆☆☆☆☆☆☆☆
ピアノも歌も激しいがとにかくつまらない。

9. Death be not proud
★★☆☆☆☆☆☆☆☆
ゆったりと歩くようなピアノ伴奏の上を暗く重いメロディが歌われる。暗くつまらない。

とにかくつまらない曲集。
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Seven Sonnets of Michelangelo Op.22 [ブリテン 声楽曲]

1. ソネット16番
★★★★★☆☆☆☆☆
リストっぽい激しく美しい短いピアノ伴奏の後、劇的な歌がテノールによって歌われる。

2. ソネット31番
★★★★☆☆☆☆☆☆
軽快なピアノ伴奏に乗って、苦しい内面が語られる。

3. ソネット30番
★★★★★☆☆☆☆☆
静かな淡々としたピアノ前奏の後、息の長いやや平坦なメロディが歌われる。ピアノもしっとりした感じで悪くない。段々と熱くなって行くが、最後は穏やかに戻り静かに終わる。熱烈なラブソング。

4. ソネット55番
★★★★★☆☆☆☆☆
軽快でやや諧謔的な感じの曲。ズッチャーチャという同じリズムで伴奏がなされる。

5. ソネット第38番
★★★★☆☆☆☆☆☆
少し緊張感のあるピアノ伴奏の上を、深刻そうな歌が流れる。

6. ソネット第32番
★★★★☆☆☆☆☆☆
キラキラした美しいピアノ前走の後、激しい歌となる。ピアノ伴奏は格好良いのに、歌のメロディがイマイチ。

7. ソネット第24番
★★★★★☆☆☆☆☆
重々しく劇的なピアノの前奏で始まる。その後息の長いドラマティックな歌が始まる。アカペラでしばらく歌った後、重いピアノ間奏が入る。感情が徐々に高まっていくが、最後は静かに消え入るように終わる。

現代的ではあるが、ポップスにも通じる歌の感じが面白くはある。

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Four Cabaret Songs [ブリテン 声楽曲]

1. Calypso
★★★★★☆☆☆☆☆
軽快なJazzっぽいピアノ伴奏の後、こちらも軽快な歌が流れる。

2. Tell Me The Truth about Love
★★★★★☆☆☆☆☆
静かな伴奏で始まり、ズーズチャッチャという軽快なリズムのピアノ伴奏の上を伸びやかな歌が流れる。段々と感情が高まっていくが、最後は静かに終わる。

3. Johnny
★★★★★☆☆☆☆☆
メロディアスな語りかけるような、若干民謡風のメロディのゆったりとした始まり。途中から少し激しくスピードも上がる。後半は思いがけない美しいメロディが流れ、最後は暗く重くなっていき静かに終わる。

4. Funeral Blues
★★★★★☆☆☆☆☆
暗く重い始まりだが、ピアノ伴奏は結構高い音を出している。題名通りひたすら暗い曲。

結構面白い、映画なんかで使われたら良い味出しそうな曲集。
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On This Island Op.11 [ブリテン 声楽曲]

1. Let the florid music praise!
★★★★★★☆☆☆☆
華やかな短い前奏の後、ソプラノが華やかで息の長い美しい旋律を歌う。ピアノ伴奏も綺麗。
後半は悲しげな雰囲気になって終わる。

2. Now the leaves are falling fast
★★★★☆☆☆☆☆☆
静かなピアノの前奏で始まる。歌が始まると行進曲風の伴奏になり、やや平坦なメロディをソプラノが歌う。後半は暗くなる。

3. Seascape
★★★★★☆☆☆☆☆
浮遊感のある不思議な雰囲気。ピアノが華やかに盛り上げる。最後は明るく終わる。

4. Nocturne
★★★★★★☆☆☆☆
暗く重い始まり。メロディは綺麗。しっとりとした美しい曲。

5. As it is,plenty
★★★★★☆☆☆☆☆
少し諧謔的な楽しいはねた感じの曲。

全体的Varietyに富んだ楽しく美しい曲集。
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Tit For Tat [ブリテン 声楽曲]

1. A song of enchantment
★★★★★☆☆☆☆☆
ピアノ伴奏による穏やかな歌で始まる。民謡風の優しいメロディがとても美しい。

2. Autumn
★★★★★☆☆☆☆☆
流れるような美しいピアノ伴奏に乗って、伸びやかな歌が歌われる。

3. Silver
★★★★★☆☆☆☆☆
ゆったりとした歌。穏やかで美しい。

4. Vigil
★★★★★☆☆☆☆☆
「寝ずの番」の意味。少し哀愁漂うピアノ伴奏に乗って、悲しげなメロディが歌われる。

5. Tit For Tat
★★★★★☆☆☆☆☆
少し跳ねた感じの諧謔的な雰囲気。若干悲しげな雰囲気もある。

ブリテンにしては、結構聴きやすい綺麗なメロディを持った曲集。
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The Heart of the Matter [ブリテン 声楽曲]

1. Prologue: Where are the seeds of the Universal Fire
★★★★☆☆☆☆☆☆
平和な感じの管楽器によるファンファーレで始まり、ピアノの音がなったあと、少し平坦な語りのようなテノールの歌が始まる。

2. Reading: The earth of my heart was broken and gaped low - Fanfare
★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
普通の語りがあり、間にファンファーレが入る。

3. Song: We are the Darkness in the Heart of the Day
★★★★★☆☆☆☆☆
ピアノ伴奏による美しいメロディの穏やかな曲。

4. Reading: In such a heat of the earth
★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ただの語り。

5. Canticle III, "Still Falls the Rain - the Raids, 1940, Night and Dawn"
★★☆☆☆☆☆☆☆☆
ピアノとオケによる暗く重い前奏で始まる。
悲しげなメロディをアカペラでテノールが歌い、たまにピアノが合いの手をいれる。
途中から少し跳ねた感じの諧謔的な雰囲気となる。
10分を超える長い曲で、基本単調なのでかなり飽きる。

6. Reading: I see Christ's wounds weep in the Rose on the wall
★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ただの語り。

7. Epilogue: So, out of the dark
★★★★☆☆☆☆☆☆
はじめの平和なファンファーレが鳴り響く。ピアノ伴奏でテノールが悲しげな歌を歌う。
段々と静かになっていき、最後は消え入るようになっていき、遠くでファンファーレが鳴り終わる。
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A Birthday, Hansel Op.92 [ブリテン 声楽曲]

テノールとハープのための曲

A Birthday Hansel.

1. "Birthday Song"
★★★★☆☆☆☆☆☆
シェイクスピア時代をイメージさせるような曲調で、メロディはかなり平坦。

2. "My Early Walk"
★★★★☆☆☆☆☆☆
幻想的で浮遊感のあるメロディ。少し悩んでいるような感じがある。

3. "Wee Willie Gray"
★★★★☆☆☆☆☆☆
暗く重い感じで始まる。歌は少し跳ねた感じ。ハープが高音で妖精が踊っているような感じを出す。

4. "My Hoggie"
★★★★☆☆☆☆☆☆
こちらも暗く重く始まる。歌も重く悲しげ。

5. "Afton Water"
★★★★★☆☆☆☆☆
流麗な前奏で始まり、流麗なメロディが流れる。水が流れるのをイメージしているのか?

6. "The Winter"
★★★★★☆☆☆☆☆
美しく伸びやかなメロディ。若干物悲しさが交じる。

7. "Leezie Lindsay"
★★★★☆☆☆☆☆☆
暗く始まり、段々と語りのようになっていく。最後は幻想的に終わる。

全体的に悪くはない。


Purcell Sweeter Than Roses
★★★★☆☆☆☆☆☆
パーセルの曲の編曲? バッハ以前の作曲家だけあり、中世感満載のメロディと雰囲気。後半少し明るく元気になる。
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カンティクル [ブリテン 声楽曲]

ピアノ&管弦楽伴奏による、声楽曲。「カンティクル」とは神を讃える曲のことらしい。

1. My Beloved is Mine Op.40
★★★★★☆☆☆☆☆
幻想的で優しいピアノ伴奏に乗って、たゆたうような優しい旋律が歌われる。
中盤部は激しくなる。少し感情が高ぶり、怒りの感情が見える。その後少し跳ねた感じのおどけた雰囲気となる。
後半、再び優しい雰囲気となり、最後は少し悲しげで物憂げな感じになり、静かに終わる。

2. Abraham and Isaac, Op.51
★★★★☆☆☆☆☆☆
アブラハムとサラの間には、長いあいだ子どもができなかったが、神のおかけで子どもが出来、その子をイサクと名付ける。しかし神にその子イサクを生贄として捧げるよう命じられ・・・、という聖書の逸話を語っているのか?

男性と女性の2重唱?。静かで優しい、間の多いゆったりとした出だし。
段々と悲劇的な雰囲気となっていき、男性と女性が悲しげに語り合うような感じになる。
男性=アブラハム、女性=サラなのか?
緊張感に富んだ、速い感じになる。ここで、「My father」という単語もなんとなく聞こえるから、
男性=アブラハム、女性=イサクなのか?
中盤ゆっくりとした牧歌的な感じになる。
その後、女性が主にメロディを歌うようになる。かなりゆったりとした穏やかな安らぎに満ちたメロディが流れる。
再び激しくなり、男性と女性が激しい対話を繰り返す。まさに生贄にしようとしてる場面か?
静かになり、天から何かが降ってきたかのような敬虔な雰囲気となる。
後半、少し激しく鳴り、男性が激しく語る。助けられたことを神に激しく感謝しているのか?
最後は、男性と女性が穏やかで伸びやかなやりとりをして平和に終わる。

15分を超える曲で、まさに「バラード」といった感じの、劇的な曲。

3. Still falls the rain Op.55
★★★★☆☆☆☆☆☆
重々しい前奏の後、荒涼感のある静かな歌がアカペラでテノールにより歌われ、ピアノが静かな伴奏を追うようにつける。
中盤から徐々に熱をおび始めるが、そのまま静かになり、終わる。

4. Journey of the Magi Op.86
★★★★☆☆☆☆☆☆
T.S.エリオットの詩らしい。
暗く重い始まり。ピアノと歌が荒涼とした雰囲気で演奏し始める。
少し動きが出始め、三人?の歌手が、追いかけっこ的であったり、重唱的であったりしながら静かに歌う。とにかくメロディは平坦で暗い。

5. The Death of Saint Narcissus Op.89
★★★★☆☆☆☆☆☆
これもエリオットの詩らしい。
ハープ?の幻想的な前奏で始まるが、歌は平坦で暗い。
途中若干コミカルになったり、盛り上がったりするが、基本暗く静かに終わる。

全体的に平坦で暗い曲が多い。

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カンタータ「フェードラ」 Op.93 (91?) [ブリテン 声楽曲]

オーケストラ伴奏によるソプラノ・ソロ曲

1. In May, in brilliant Athens
★★★☆☆☆☆☆☆☆
「素晴らしい天気に包まれたアテネ」ということだが、曲は不吉な感じで、激しいティンパニーの音も何度も響き渡り、恐ろしい雰囲気。

2. Oh Gods of wrath
★★★☆☆☆☆☆☆☆
「おお、怒りの神々よ」という題名だが、初めは、祈るような、語りかけるような曲。ハープシコードの音も鳴り、少し幻想的な感じ。

3. My time's too short, your highness
★★★☆☆☆☆☆☆☆
「私の時間は、あまりにも短いのです、神よ」という題名通り、苦悩に満ちた前奏で始まる。段々と盛り上がる。最後はヴァイオリンが泣き出しそうなソロを奏でた後、オケが若干音を出して静かに終わる。

はっきり言ってつまらない。
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ノクターン Op.60 [ブリテン 声楽曲]

弦楽器が基本、伴奏のソロ歌曲集なのだが、ソロ楽器がそれぞれの曲に加わる。

1. ひとりの詩人の唇の上で私は眠っていた
★★★★★☆☆☆☆☆
最後ファゴットが伴奏に加わる。弦楽器の不協和音の上を、穏やかで美しいメロディが歌われる、不思議な雰囲気の曲。

2. 深き天の雷鳴のもと
★★★★☆☆☆☆☆☆
そのままファゴットがソロで伴奏に加わる。ちょっとおどけた感じの曲。

3. 木の葉の帯を絡ませたもの
★★★★★☆☆☆☆☆
ハープの幻想的な前奏から始まり、穏やかで伸びやかな歌が絡む。

4. 真夜中のベルは鳴る
★★★★☆☆☆☆☆☆
ホルンの牧歌的な音で始まる。語りのような歌がはいる。後半はよくわからない楽器の音が鳴り、動物たちの鳴き声をもした歌が流れる。

5. しかしあの夜には 私はベッドに横たわり
★★★★★☆☆☆☆☆
ティンパニが独奏伴奏楽器として加わる。力強く格好良い曲。

6. 彼女は穏やかな最後の吐息をつき眠る
★★★★★☆☆☆☆☆
イングリッシュ・ホルンが独奏伴奏楽器として加わる。幻想的で美しい曲。

7. 夏の風よりも優しいものは何だろう
★★★★★☆☆☆☆☆
軽やかなフルートの前奏で始まり、歌とクラリネットの掛け合いが入ってくる。再びフルートが入り、歌との掛け合いとなる。クラリネットも加わり混沌としてくる。

8. しっかりと閉じたとき、私の両目は一番良く見える
★★★★★☆☆☆☆☆
シェイクスピアのソネット43番を詩として用いている。
ゆったりとした悲しげな旋律で始まる。結構分厚い感じの弦の伴奏。中盤から力強く壮大になるが、最後は静かに消え入るように終わる。

悪くはない曲集。

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イリュミナシオン Op.18 [ブリテン 声楽曲]

フランスの詩人ランボーの詩による、弦楽とテノール・ソロによる歌集

1. ファンファーレ
★★★★★★☆☆☆☆
少し不安げな伴奏に乗って、軽快で開放感に満ちたファンファーレが奏でられる。途中から力強いテナーの歌が入ってくる。後半は、ヴァイオリンの美しいソロ。

2. 大都会
★★★★★☆☆☆☆☆
軽快な感じで始まる。リズムもメロディも平坦だが、なんとなくウキウキした感じが出ている。段々と暗く沈んだ感じになっていく。

3a. フレーズ
★★★★★☆☆☆☆☆
ヴァイオリンの高音で始まり、しずかな囁くようなテナーの歌が入ってくる。1分足らずの短い曲。

3b. アンティーク
★★★★★★☆☆☆☆
前曲の雰囲気を引き継ぎながら始まる。歌と伴奏が違うメロディを奏でるのだが、どちらも美しい。最後は二つのメロディが重なり合うような感じになる。

4. 王権
★★★★★☆☆☆☆☆
堂々とした雰囲気で始まる。

5. マリーン
★★★★★☆☆☆☆☆
言葉遊びのような曲。伴奏も面白い。

6. 間奏曲
★★★★★☆☆☆☆☆
メランコリックな美しい前奏で始まる。同じメロディが何度も繰り返されたのち、静かな歌が入ってくる。

7. ビーング・ビューティアス
★★★★★☆☆☆☆☆
静かな子守唄のようなメロディと雰囲気で始まる。段々と不穏な空気が流れ出す。中盤のヴァイオリンとのやりとりは綺麗。

8. パラード
★★★★☆☆☆☆☆☆
ちょっとおどろおどろしく、こわい雰囲気の曲。緊迫感がある。最後は少し明るく終わる。

9. 出発
★★★★★☆☆☆☆☆
チェロのピッチカートで始まり、ゆったりとした穏やかなメロディが歌われる。

ヴァラエティに富んでいて、楽しい曲集ではある。
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テノール・ホルンと弦楽のためのセレナード Op.31 [ブリテン 声楽曲]

1. プロローグ
★★★★★☆☆☆☆☆
ホルンによる牧歌的なゆったりとした前奏曲。

2. 牧歌
★★★★★☆☆☆☆☆
前奏曲のイメージを引き継いだ、ゆったりとした途中少し哀愁漂う感じになる牧歌。途中から、弦がピッチカートで少し跳ねたような感じになるところが愛らしい感じ。

3. 夜想曲
★★★☆☆☆☆☆☆☆
題名からは想像できないような感じの、朝の音楽といった感じの明るい曲調で始まる。その後も天使が降りてきたような幻想的な雰囲気が続く。歌が段々と力強くなっていく。夜明け前といった感じか。

4. エレジー
★★★★☆☆☆☆☆☆
弦のゆったりとした悲しげなメロディで始まる。後半少しおどろおどろしい感じになる。基本暗い感じの曲。

5. 挽歌
★★★☆☆☆☆☆☆☆
半音階を多用した、暗く悲しげで、ドラマティックな音楽。

6. 讃歌
★★★★★☆☆☆☆☆
明るく跳ねた感じの軽快な音楽。

7. ソネット
★★★★★☆☆☆☆☆
静かな美しい夢見るような幻想的な曲。

8. エピローグ
★★★★★☆☆☆☆☆
プロローグと似たような(同じ?)メロディがゆったりと奏でられて終わる。

悪くはない歌曲集。

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Our Hunting Fathers Op.8 [ブリテン 声楽曲]

ソプラノと管弦楽のための曲

1. Prologue
★★★☆☆☆☆☆☆☆
緊張感のある始まり。

2. Rats Away!
★★★☆☆☆☆☆☆☆
攻撃的な、争いをイメージさせる曲。後半は少し引いた感じで静かになるが、不穏な空気は常に漂っている。最後は少しだけ滑稽な感じで終わる。

3. Messsalina
★★★☆☆☆☆☆☆☆
少し優美な、弦楽器のピッチカートの音で始まるが、歌が始まると不穏で悲しげな空気となる。最後はソプラノが絞り出すような声を出し、その後静かな後奏が不気味に流れ終わる。

4. Dance Of Death
★★☆☆☆☆☆☆☆☆
アカペラの、早口言葉のような語り口調のメロディで始まり、管弦楽が入ってくる。その後も相変わらず諧謔的な感じで曲は続く。段々と曲調が激しくなっていく。中間部から突然牧歌的な雰囲気となるが、再び悲劇性を増して行き激しく混沌としてくる。最後は静かなアカペラソロとなり、滑稽な感じで終わる。

5. Epilogue & Funeral March
★★★☆☆☆☆☆☆☆
木琴?の音で始まり、不吉な暗い歌が流れる。段々と滑稽な感じになっていき、木琴と歌の掛け合いとなり、木琴の音で終わる。

あまり面白くない曲。
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Orch Colin Matthews : Now Sleeps the Crimson Petal [ブリテン 声楽曲]

テノールと管弦楽のための曲

★★★★★★★☆☆☆
優しい管弦楽の前奏で始まり、やさしく語りかけるような穏やかで美しいメロディをテノールが歌い、同じメロディを管弦楽が追いかける。
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Quartre Chansons Francaises (4つのフランスのシャンソン) [ブリテン 声楽曲]

ソプラノのソロ曲。

1. Les Nuits De Juin 6月の夜?
★★★★★★☆☆☆☆
フランス印象派をイメージさせる、夜の不気味な森を表したかのような曲。幻想的で悪くない。最後は幻想的に弦とハープで終わる。

2. Segasse 叡智? 
★★★★★★☆☆☆☆
前曲に引き続き幻想的。少し悲しげなメロディで、管楽器の乾いた音が印象的。後半伸びやかで少しドラマティックになる。ちょっとオペラの静かなアリアのような感じ。

3. L'Enfance 少年時代? 
★★★★★★☆☆☆☆
管楽器の明るい前奏で始まるが、弦の伴奏は不安げ。歌も不安げに始まる。中盤静かで穏やかな息の長い旋律となり、後半はオケだけとなり静かに終わる。

4. Chanson D'automne 秋のシャンソン? 
★★★★★★☆☆☆☆
再び夜のイメージの曲。悲しげで暗い雰囲気。後半壮大で伸びやかな感じにある。最後は天に召されていくかのように美しく終わる。

幻想的で美しい作品。
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the birds [ブリテン 声楽曲]

評価
★★★★★★★☆☆☆
「イエスが4歳の時、天使が~に連れてった」と歌っている?
とても暖かく、心落ち着く曲。しっとりとした、語りかけるようなメロディが心に残る。
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