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イリュミナシオン Op.18 [ブリテン 声楽曲]

フランスの詩人ランボーの詩による、弦楽とテノール・ソロによる歌集

1. ファンファーレ
★★★★★★☆☆☆☆
少し不安げな伴奏に乗って、軽快で開放感に満ちたファンファーレが奏でられる。途中から力強いテナーの歌が入ってくる。後半は、ヴァイオリンの美しいソロ。

2. 大都会
★★★★★☆☆☆☆☆
軽快な感じで始まる。リズムもメロディも平坦だが、なんとなくウキウキした感じが出ている。段々と暗く沈んだ感じになっていく。

3a. フレーズ
★★★★★☆☆☆☆☆
ヴァイオリンの高音で始まり、しずかな囁くようなテナーの歌が入ってくる。1分足らずの短い曲。

3b. アンティーク
★★★★★★☆☆☆☆
前曲の雰囲気を引き継ぎながら始まる。歌と伴奏が違うメロディを奏でるのだが、どちらも美しい。最後は二つのメロディが重なり合うような感じになる。

4. 王権
★★★★★☆☆☆☆☆
堂々とした雰囲気で始まる。

5. マリーン
★★★★★☆☆☆☆☆
言葉遊びのような曲。伴奏も面白い。

6. 間奏曲
★★★★★☆☆☆☆☆
メランコリックな美しい前奏で始まる。同じメロディが何度も繰り返されたのち、静かな歌が入ってくる。

7. ビーング・ビューティアス
★★★★★☆☆☆☆☆
静かな子守唄のようなメロディと雰囲気で始まる。段々と不穏な空気が流れ出す。中盤のヴァイオリンとのやりとりは綺麗。

8. パラード
★★★★☆☆☆☆☆☆
ちょっとおどろおどろしく、こわい雰囲気の曲。緊迫感がある。最後は少し明るく終わる。

9. 出発
★★★★★☆☆☆☆☆
チェロのピッチカートで始まり、ゆったりとした穏やかなメロディが歌われる。

ヴァラエティに富んでいて、楽しい曲集ではある。
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