SSブログ

交響曲第四番 イ短調 [シベリウス 交響曲]





第一楽章
★★★★★☆☆☆☆☆
弦の低いうなるような音で始まる。静かな瞑想的な第一主題がチェロによって奏でられる。段々と壮大で若干光をおびた感じになってくる。
ファンファーレが鳴り響き少し壮大な大自然を模したかのような雰囲気となる。この部分は綺麗。
段々と緊張感が高まっていき現代音楽風のキンキンとした音が鳴り響く。
再びファンファーレがなり壮大で美しい大自然が描かれ、静かに若干明るく終わる。

第二楽章
★★★★★★☆☆☆☆
管楽器が明るく牧歌的な主題を奏でる。弦楽器も加わり子どもたちが大草原で楽しく遊んでいるかのような雰囲気となる。段々と雲が出てきて不安な影が入り込む。明るい雰囲気と暗い雰囲気が交差しながら進む。

第三楽章
★★★★★★☆☆☆☆
物悲しい沈鬱なメロディで始まる。少し明るい方向へと引っ張って行こうとする感じがあるが、すぐに悲しみの世界へ引き戻される。少し東洋風の響きがする。

第四楽章
★★★★★★☆☆☆☆
悲しみを断ち切って決然と進んでいこうという意志の強さを感じさせる始まり。その後シベリウスらしい牧歌的で広がりのある美しいメロディが流れる。少し不安げな雰囲気が続いた後、クライマックスへ向かってどんどん盛り上がっていく。しかし最後は荒涼とした感じになり、静かに静かに消え入るように終わっていく。

シベリウスの最高傑作などと言う人がいるし、玄人に多いのだが、やはり私はよくわからない、
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。