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Op.097a 組曲「馬あぶ」 [ショスタコーヴィチ 交響詩]

19世紀、オーストリアに占領されていたイタリアが舞台。「馬あぶ」とは、イタリア独立運動のリーダー、アルトゥールのことらしい。彼は若い頃、仲間を裏切ったり、恋人に振られたり、育ての親だと思っていた聖職者が実の父親であることを知ったり、と色々大変なことを経験し、イタリアを去る。その後独立運動に復帰するが、敵に捉えられ銃殺される。

01 Overture
★★★★★★☆☆☆☆
かなり深刻な雰囲気で始まる。最後は若干悠々とした感じで終わる。数分程度の短い序曲。

02 Contradance
★★★★★★☆☆☆☆
バロック音楽を感じさせる美しくも哀愁漂う美しい舞曲。

03 Folk Feast
★★★★★★☆☆☆☆
軽やかで元気な曲。楽しげな様子が良く伝わってくる。

04 Interlude
★★★★★★☆☆☆☆
不気味な始まり。これからの悲劇を暗示しているような曲。

05 Waltz - Barrel Organ
★★★★★★★☆☆☆
鳥の声を模したような音で始まり、優雅で美しいワルツとなる。

06 Galop
★★★★★☆☆☆☆☆
軽やかな跳ねるような曲。

07 Intorduction
★★★★★★★☆☆☆
ハープのアルペジオ伴奏に乗って、美しい息の長い旋律が奏でられる。うっとりさせられる曲。

08 Romance
★★★★★★★★☆☆
全曲に引き続き非常に美しいメロディの哀愁漂う曲。

09 Intermezzo
★★★★★★★☆☆☆
物事を達観したような静かな音楽。静かで美しい旋律が続く。

10 Nocturne
★★★★★★★☆☆☆
悲劇的な前奏後、ヴァイオリンが物悲しい旋律を奏でる。中間部は少し明るく前向き。

11 Scene
★★★★★★★★☆☆
「白鳥の湖」を彷彿とさせる、壮大で悲しげで哀愁漂う美しい曲。

12 Finale
★★★★★★★☆☆☆
悲劇的で悠々としたフィナーレにふさわしい曲。若干最後が尻つぼみか・・・。

チャイコフスキーのバレエ組曲に劣らない素晴らしい名曲だと思う。

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