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ティル・オイゲンシュピーゲルの愉快ないたずら [文学 ドイツ]


ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら (岩波文庫)

ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら (岩波文庫)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1990/05/16
  • メディア: 文庫



この本もリヒャルト・シュトラウスの同名の交響詩で非常に有名な作品。だが、あまり本としては知られていない。本屋で見つけ、また品切れ重版未定状態になっても嫌だったので購入。

正直あまり面白くはなかった。
生まれつきいたずら大好きなティルが、成長し、様々な職人になりすまして、各地の人々を騙しながら金を儲け、生活し、最後には死ぬのだが、その死ぬ際も最後まで頓智が効いている。

ドイツ版一休さんで、一休さんよりもいたずらの程度がひどい。聖職者や知識人、有産階級批判の書であるのだろうが、若干やりすぎな感がある。糞が出てくるネタが多いのも・・・。

リヒャルト・シュトラウスの曲の解説等を読むと、若干この原作と最後の方が違うっぽい。

何にしろ、せっかくなのでR・シュトラウスの曲をゆっくり聴き直してみたい。
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