SSブログ

アンデルセン童話集 5 [文学 その他]


完訳アンデルセン童話集 5 (岩波文庫 赤 740-5)

完訳アンデルセン童話集 5 (岩波文庫 赤 740-5)

  • 作者: ハンス・クリスチャン・アンデルセン
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1984/05/16
  • メディア: 文庫



アンデルセン童話集の5巻を読み終わった。

短めの作品が多く、風景描写などが多いせいかほとんど楽しめなかった。
「子供のおしゃべり」「墓のなかの子供」「うつくしいものよ!」といった、身分や、お金ではなく、心が大事なんだということを伝える作品や、キリスト教思想の色濃く出た作品なども数編あり、そうしたものは少しは楽しめた。
この巻の中ではかなりの長編である「氷姫」はそれなりにおもしろかったが、題名の「氷姫」はほとんど登場せず、氷姫を登場させずともこの本で伝えたかったことはうまく伝わったのではないかと思う。が、この作品もそれなりに読めた。
「父さんのすることはいつもよし」という作品は子供と読んだ『世界の名作童話集』のような本に簡略版が収録されており、その全訳が読めてよかった。

あと2冊、その中に面白い作品があることを期待して読みたい。
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。