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魅せられたる魂(二) [文学 フランス]


魅せられたる魂〈2〉 (岩波文庫)

魅せられたる魂〈2〉 (岩波文庫)

  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1989/11/16
  • メディア: 文庫



些細なことから喧嘩して別々に暮らすことになった姉妹アンネットとシルヴィ。未婚の母である姉シルヴィは、生きる糧を得るために孤軍奮闘するも、生まれつきの高潔さが仇となり中々良い職にありつけない。そんな中、息子のマルクとの心理的距離はどんどん離れていく。

そんな中、妹シルヴィの一人娘オデットが事故のため亡くなってしまう。そうこうしているうちに第一次世界大戦が始まり、近くにいる男性たちが皆戦場へ駆り出され、どんどん死んでいき、シルヴィの夫も死ぬ。

第一次世界大戦が始まるまでは心理描写なども結構細かったのだが、大戦が始まったあとの描写はただ事件を淡々と述べていくような文体へと変わる。正直起こる出来事の一つ一つがあまり面白いエピソードではないのであまり楽しめない。

取り敢えず2/5読み終わった。これから面白くなることを期待して残りの3巻を何とか読み切りたいところだ。
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