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西遊記 上 悟空誕生の巻 [文学 その他]


西遊記〈上〉悟空誕生の巻

西遊記〈上〉悟空誕生の巻

  • 出版社/メーカー: 偕成社
  • 発売日: 2001/03/01
  • メディア: 単行本



2018年の12月、長男の幼稚園で親子観劇会のようなものがあり、「西遊記」を観た。その劇自体はそんなに面白くはなく、話が飛び飛びでよくわからなかったので、これは『西遊記』を読んでみるしかない、と思い本を購入することにした。

初めは、岩波文庫から出ている10巻本のものを読もうと思ったのだが、せっかくなら長男と一緒に読もうと思い、いろいろ探した結果、この偕成社版が、一番内容も充実していて、子どもも読みやすそうだと考え購入。

すぐに長男と読み始めたもののやはり少し難しかったようで、すぐにストップ。それから読まずにいた。私もずっと気にはなっていたのだが他に読む本がたくさんあったので今まで読まずに来た。

初めは、天界の人々の名前がどんどん出てきて、それがまた漢字のオンパレードなので結構読みづらかったが、すぐに慣れてどんどん読み勧められた。

普通は、孫悟空が岩山に500年間閉じ込められ、そこを通りかかった三蔵法師に助けられる場面から始まるのが『西遊記』の定番だが、なぜ孫悟空がその岩山に閉じ込められたのかがしっかりと描写されており、そこまでのストーリーがこの『上巻』の半分を占める。目次の後ろに絵付きで登場人物が紹介されており、孫悟空が出会う順番に書いてあるので、ストーリーを非常に追いやすくなっている。

訳も読みやすく、子供にとっては非常に良い本だと思う。子供がもう少し成長したら読んでもらいたいと思う。
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