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合唱幻想曲 Op.80 [ベートーヴェン 合唱曲]

評価
★★★★★★★★☆☆

原題は、ピアノと合唱とオーケストラのための幻想曲。
ベートーヴェン得意のハ短調ということで、非常に劇的かつ悠然としており、幻想曲の名にふさわしく、構成を捉えづらい作品ではある。

ピアノのソロで入るので、初めはピアノ・ソナタのような趣。
そのあとオーケストラが入ってきて、ここからピアノ協奏曲のような形となる。変奏曲風である。
最後に長調に転じ、合唱が入ってくる。20分を超える大作なのだが、原題が原題なのでいつ合唱が入ってくるのかとず~と待っているがかなり最後の方で合唱が入ってくる。この合唱が第九交響曲の合唱をイメージさせ、非常に感動的になっている。

あまり、演奏される機会はないが、かなりの名曲である。
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