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アレフ [文学 その他]


アレフ (岩波文庫)

アレフ (岩波文庫)

  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2017/02/17
  • メディア: 文庫



ボルヘスの8作目、『アレフ』を読み終わった。というより、ページを全部めくり終わった。読み始めて文字を追うのだが、全く内容が頭に入ってこない。そのうち文字を追うのも億劫になり、意味を取ろうとする行為を諦めてしまう。そういった類の本だと思う。この本が読める人は相当すごい人だと思う。

基本すべての話がつまらないし、理解できないが、数篇面白い作品があった。

「エンマ・ツンツ」
部下に金を盗まれ、最後は死んでしまった父親の仇を打つために、悲壮な決意をし、一人で復讐をやり遂げる女性の話。緊迫感がありこれは非常に面白かった。

「ドイツ鎮魂曲」
ナチス・ドイツ時代の話。難しい話で、理解しきれない部分はあるが、内的葛藤を描いて再読してみても良いかな、と思わせる作品。

あとは、ほぼ読めなかった・・・。




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