3つのモテット Op.39 [メンデルスゾーン 宗教曲]
評価
★★★★★★☆☆☆☆
メンデルスゾーンがイタリアを旅した際に、修道院の修道女たちのミサなどに参加し、それがきっかけとなって作られた曲らしく、題名も、「女子合唱とオルガンのための」となっている。
一曲目 Veni Domine 「主よ、来てください」
オルガンの低音部に支えられ、女子の合唱が美しく歌い上げる。複雑に絡み合う声がとても素晴らしい。曲は4部分からなり、リズムを変えながら進んでいく。
二曲目 Laudate Pueri 「しもべらや、賛美せよ」
オルガンの音に導かれ、静かに曲は始まる。対位法を用いた旋律がとても美しく、本当に天国にいるかのような錯覚を覚える。曲は二部分からなり、後半は普通の讃美歌っぽい親しみやすいメロディとなっている。現代曲でも使われそうな美しいメロディ。
三曲目 Surrexit pastor bonus 「良い羊飼いが、復活された」
イエスの復活を喜ぶ歌らしい。だが、その割には結構地味な音楽となっている。静かなオルガンの伴奏に乗って静かに女子合唱が歌い上げる。曲は三部分からなり、この作品で唯一暗い感じの曲が真ん中の曲で現れる。この部分も対位法的に歌われ美しい。最後は華やかになり、「アアアアアアア」とスタッカートで対位法的にうたわれる部分が美しい。最後は「ハレルヤ」が繰り返され、華やかに終わる。
それなりに聴いていて楽しい曲だ。
★★★★★★☆☆☆☆
メンデルスゾーンがイタリアを旅した際に、修道院の修道女たちのミサなどに参加し、それがきっかけとなって作られた曲らしく、題名も、「女子合唱とオルガンのための」となっている。
一曲目 Veni Domine 「主よ、来てください」
オルガンの低音部に支えられ、女子の合唱が美しく歌い上げる。複雑に絡み合う声がとても素晴らしい。曲は4部分からなり、リズムを変えながら進んでいく。
二曲目 Laudate Pueri 「しもべらや、賛美せよ」
オルガンの音に導かれ、静かに曲は始まる。対位法を用いた旋律がとても美しく、本当に天国にいるかのような錯覚を覚える。曲は二部分からなり、後半は普通の讃美歌っぽい親しみやすいメロディとなっている。現代曲でも使われそうな美しいメロディ。
三曲目 Surrexit pastor bonus 「良い羊飼いが、復活された」
イエスの復活を喜ぶ歌らしい。だが、その割には結構地味な音楽となっている。静かなオルガンの伴奏に乗って静かに女子合唱が歌い上げる。曲は三部分からなり、この作品で唯一暗い感じの曲が真ん中の曲で現れる。この部分も対位法的に歌われ美しい。最後は華やかになり、「アアアアアアア」とスタッカートで対位法的にうたわれる部分が美しい。最後は「ハレルヤ」が繰り返され、華やかに終わる。
それなりに聴いていて楽しい曲だ。
2021-07-02 03:05
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