パルティータ 第三番 BWV827 イ短調 [バッハ 鍵盤楽曲 組曲]
1.ファンタジア
★★★★★★☆☆☆☆
幻想曲と名付けられた曲。2分弱と短い曲ながら壮大なドラマを感じさせる曲。
2.アルマンド
★★★★★☆☆☆☆☆
ほのかな悲しみを感じさせる、胸にジーンと来るような曲。
3.クーラント
★★★★★☆☆☆☆☆
少しスピード感はあるが、相変わらずのほの暗さがあり、心の不安が若干掻き立てられているかのような感じの迫ってくる感じの曲。
4.サラバンド
★★★★★★☆☆☆☆
左手の右手に答えるかのような「タラララーン」という音が印象的な曲。葬送行進曲のような趣のある曲。
5.ブルレスカ
★★★★★☆☆☆☆☆
「冗談」「洒落」などの意らしい。そこまで冗談ぽい感じはないが、装飾音がいい味を出してはいる。しかし相変わらず不安感がぬぐいきれない感じ。
6.スケルツォ
★★★★★☆☆☆☆☆
全曲同様、「冗談」を意味する曲だが、そこまでの感じではない。サラバンド同様、行進曲風の伴奏が面白い。
7.ジーグ
★★★★★☆☆☆☆☆
悲しみの雰囲気を持ちながらも広がりのあるどこか前向きなスピード感のある曲。
全体的にこじんまりとした内省的な曲だが、平均的で全体を通して落ち着いて聴ける佳曲ではないだろうか。
2021-07-26 03:31
nice!(0)
コメント(0)
コメント 0