6つのコラール BWV645~650 [バッハ オルガン曲 オルゲルビュヒライン以外]
Bach: The Organ Works Helmut Walcha
- 出版社/メーカー: Archiv Produktion
- 発売日: 2000/04/03
- メディア: CD
この曲集は、カンタータ(器楽とコーラスで演奏される宗教曲)からの抜粋ばかりらしい。今で言うベスト盤みたいなものだろうか。
#645 「目覚めよ!と物見らの声がわれらに呼ばわる」
★★★★★★★★★☆
カンタータBWV140番第四曲からの編曲。超有名曲。哀愁漂う美しいメロディ。いつまでも聴いていたい心安らぐ曲。
#646 「われいずこにか逃れゆくべき」
★★★★★★★☆☆☆
原曲は残っていないらしいがカンタータからの編曲であろうと言われているらしい。少し悲しげなメロディを持った流れるような曲。
#647 「尊き御神の統べしらすままにまつろい」
★★★★★☆☆☆☆☆
BWV93の第四曲が原曲。非常に敬虔なメロディが流れる。若干退屈。
#648 「わが心主をあがめ」
★★★★★★☆☆☆☆
BWV10の第五曲が原曲。バスのソロが静かに主題を奏でる。それを受けて悲痛な雰囲気が支配する。最後は再びバスのソロで終わる。何かにとても苦しんでいる様子がある。
#649 「われらとともにとどまりたまえ」
★★★★★★★☆☆☆
BWV60の第三曲が原曲。美しい静かな主題を奏でる。時々入ってくるゆったりとしたオブリガートが非常に効果的。
#650 「イエスよ、いまぞ汝御天より降り来りて」
★★★★★★☆☆☆☆
BWV132の第二曲が原曲。明るく華やかな曲。どことなく悲しげな雰囲気が交じるのが聴いていて飽きず良い。
ベスト盤的な曲集だけあり、結構良い曲が多くじっくり聴ける。
2021-08-23 05:36
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