狩りのカンタータ BWV208 [バッハ カンタータ]
評価
★★★★★☆☆☆☆☆
世俗カンタータと呼ばれる、教会礼拝用に作られたわけではないカンタータ。
ある大公の誕生日のために作曲されたらしい。
いきなり「我が楽しみは、元気な狩りだけ」というレチタティーヴォで入る。
その後、独唱あり二重唱あり、レチタティーヴォありと様々な形で曲は進んでいくが、目立った曲はあまりなり。
その中で、ひときわ目立つ曲が数曲ある。
4曲目:アリア
★★★★★★☆☆☆☆
チェロの若干、付点の跳ねるような哀愁漂う伴奏に乗せて、息の長い美しいメロディをテノールが歌う。
9曲目:アリア
★★★★★★★★★☆
信じられないほどの美しい名曲。フルート?の美しい前奏に導かれ優美さと風雅さと長閑さの共存した美しさこの上ない旋律をソプラノが歌う。多くの人が耳にしたことがあるのではないだろうか。
11曲目:合唱
★★★★★★★☆☆☆
まるで、教会音楽のような、荘厳なフーガが形成される美しい合唱曲。
そこまで全体的に名曲と言えるわけではないが、上記三曲は素晴らしい。
2021-09-27 04:52
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