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モーツァルト 歌曲集 K.300番台まで [モーツァルト 声楽曲]


モーツァルト歌曲をうたう

モーツァルト歌曲をうたう

  • 出版社/メーカー: 日本コロムビア
  • 発売日: 1991/08/21
  • メディア: CD



k. 147 「なんと私は不幸なことか」
★★★★★☆☆☆☆☆
深い情感を持った、優しい曲。確かに自分の不幸を嘆いているかのようだが、どこか温かみのある曲。短いが良い曲。

k. 307 「鳥たちよ、おまえたちは毎年」
★★★★★★☆☆☆☆
フランス語の歌詞の曲らしい。307と308はマンハイムのソプラノ歌手のために作曲されたらしい。
初めはとても元気な感じで始まる。オペラ『魔笛』の「パパゲーナ、パパゲーノ」の曲を思わせる。途中から短調の流れるような綺麗なメロディになり、その後短い間奏部をはさみ、走るような跳ねるようなパッセージをはさみ、最後は元気に終わる。

k. 308 「さびしい暗い森の中を」
★★★★★☆☆☆☆☆
こちらもフランス語の歌詞の曲。
初めは穏やかになめらかに始まる。途中から不安な感じが強くなり、切迫感が出てくる。情報によるとキューピッドを目覚めさせてしまったために、忘れようと誓った不実な女との恋の苦しみにとらわれる曲らしい。その通り、中間部からかなり激しい心の悩みが吐露される。最後は初めの流れるような美しいメロディにもどる。

k. 349 「満足」
★★★★★☆☆☆☆☆
金などなくても満足な暮らしだ、と歌う曲らしい。素朴な感じで美しい曲。

k. 351 「おいで、いとしいギターよ、おいで」
★★★★★★☆☆☆☆
ピアノのスタッカート(?)を多用した跳ねるようなポツポツした音の感じが、ギターの音をもしているのだろうか。歌というよりピアノに圧倒的に耳が持っていかれる。簡単そうでかなり演奏技術を要求される曲なのではないか。曲は終始ささやくような優しい雰囲気に包まれている。

k. 390 「私は私の道を」
★★★★★☆☆☆☆☆
非常に暗い感じの曲。恋に破れた若者が何とか恋人への思いを断ち切ろうとしているかのような曲。

k. 392 「偉大な人々の栄光に感謝あれ」
★★★★★☆☆☆☆☆
力強い讃美歌のような、どこか神々しさのある曲。オペラ『魔笛』の最後の方の曲に似ている。

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