パキータ [バレエ]
DVDで楽しむバレエの世界[鑑賞ナビ付] パリ・オペラ座バレエ「パキータ」(全2幕)
- 出版社/メーカー: 日本コロムビア
- 発売日: 2011/11/23
- メディア: DVD
ストーリー:★★★★★★★☆☆☆
バレエ :★★★★★★★★★☆
音楽 :★★★★★★★☆☆☆
♪レオン・ミンクス、エドゥアール・デルデヴェス
1846年にフランス、パリ・オペラ座で上演され、その後ロシアに渡りプティパが上演した後、ず~と忘れられていた作品らしい。2001年にパリ・オペラ座で再演されて人気演目に返り咲いたそうだ。
バレエの本などを見てもそんなに登場する作品ではないし、オススメ・バレエみたいなものにもほとんど登場しないので、持ってはいたが今までそんなに真面目には観ていなかった作品。
今回観てみてびっくりした。舞台はスペインのロマたちのいる洞窟と、フランス総督の宮殿。スペイン特有の哀愁漂うメロディに乗って踊られる民族舞踏的な踊りが存分に楽しめる第一幕。フランス宮廷的な高貴な踊りが存分に楽しめる第二幕。特徴の全く違う二つの素晴らしい踊りを楽しめるとともに、とにかく主役のパキータとリュシアンが超絶技巧を駆使して踊りまくる。音楽も綺麗でとにかく観ていて楽しくてしょうがない。しょうもないストーリーとはいえとってもわかりやすく、主役二人のほかに踊るダンサーたちの見せ場も多く、純粋にバレエとして楽しい作品である。
音楽にそこまで派手さもなく、耳に残るメロディもないので、あまり有名にならない作品なのかもしれないが、とても面白く何度でも見たくなる作品だ。
バレエ・ファンでまた観たことがない人は是非観て欲しいオススメの作品だ。
2021-12-13 16:13
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