8つのピアノ小品 Op.76 [ブラームス ピアノ曲]
第一曲 奇想曲
★★★★★★☆☆☆☆
クララ・シューマンの誕生日に送った曲らしい。緊張感に富んだ美しい旋律が続く。
第二曲 奇想曲
★★★★★★☆☆☆☆
ショパンの練習曲っぽい、跳ねるような感じの躍動感のある曲。中間部のゆったりとした部分もきれい。
第三曲 間奏曲
★★★★★★★☆☆☆
高音を使った天使たちがささやきあっているような美しい曲。途中の夢見るようなロマンティックなメロディもきれい。結構隠れた名曲かもしれない。
第四曲 間奏曲
★★★★★★☆☆☆☆
穏やかな流れるような伴奏に載って、若干哀愁のあるメロディが奏でられる。
第五曲 奇想曲
★★★★★★☆☆☆☆
若干劇的な不穏な雰囲気で始まる。スピード感のある第二主題も緊張感があって格好良い。再び劇的な不穏な雰囲気が戻ってきて、美しいゆったりとした中間部を挟み、スピード感と緊張感のある第二主題が回帰され、最後は初めの主題が提示され劇的に終わる。
第六曲 間奏曲
★★★★★☆☆☆☆☆
穏やかなメロディが終始流れる。中間部の哀愁漂う美しい部分など聴きどころはなくはないが、若干退屈。
第七曲 間奏曲
★★★★★☆☆☆☆☆
若干荘厳な感じの悲劇的な雰囲気で始まる。内面の不安を吐露したようなメロディが流れ出し、緊張感のある中間部に突入する。こちらも悪くはないが普通か。
第八曲 奇想曲
★★★★★☆☆☆☆☆
結構穏やかに始まる。中間部で若干スピードが増し盛り上がり、メロディも若干ドラマティックになる。最後は再び穏やかになり終わる。
前半の方が、メロディもきれいで聴きやすい曲が多いか。
2021-12-20 06:55
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