クラリネット三重奏曲 [ブラームス 室内楽曲]
ブラームス:ピアノ三重奏曲第1-3番、ホルン三重奏曲、クラリネット三重奏曲
- アーティスト: ヴァーシャリ/ブランディス/ボルヴィツキー/ハウプトマン/ライスター
- 出版社/メーカー: (unknown)
- 発売日: 2014/11/05
- メディア: CD
第一楽章
★★★★★★★☆☆☆
チェロの、情熱的で哀愁漂うソロで始まる。その後クラリネット、ピアノが加わっていき壮大でドラマティックな音楽が展開される。素晴らしいメロディはあまり出てこないのだが何にしろ雰囲気が悲劇的で美しい。
第二楽章
★★★★★★★☆☆☆
優しいピアノ伴奏の上で、クラリネットとチェロが親密な対話を繰り返す。この楽章も何ということのないメロディなのだが、とにかく雰囲気が優しく美しい。
第三楽章
★★★★★★★☆☆☆
優しく牧歌的な雰囲気で始まる。美しい舞踏音楽も入ってきてとにかく楽しく美しい楽章。
第四楽章
★★★★★★★☆☆☆
民族舞踏音楽のような哀愁漂う激しい音楽。中間部のどこか悲しげなゆったりとした旋律も綺麗。フィナーレにふさわしい華のある楽章。
クラリネット、チェロ、ピアノという珍しい編成。ピアノが入るとかなり聴きやすい音楽になるのだなあとこの曲を聴いて改めて思った。
ブラームスのクラリネット、というと五重奏の方が有名な気がするのだが、こちらの方が聴きやすく美しい気がする。隠れた(隠れてない?)名曲か。
2022-01-10 05:07
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