交響曲 第45番 告別 [ハイドン 交響曲]
第一楽章
★★★★★★☆☆☆☆
ロマン派的な、激情的なメロディを持つ第一、第二主題と、平和な雰囲気の短い展開部の対比が見事な楽章。
第二楽章
★★★★★☆☆☆☆☆
穏やかなアダージョ楽章。若干長く普通な感じ。
第三楽章
★★★★★☆☆☆☆☆
高貴さに溢れたメヌエット楽章。跳ねた感じが楽しい。途中一瞬悲しげなメロディが挟まれるところがアクセントになっている。
第四楽章
★★★★★★★☆☆☆
かなりスピード感もある力強い雰囲気で始まる。緊迫感のある音楽が一通り終わった後、穏やかな平和な雰囲気がやってくる。牧歌的な雰囲気はかなり長く続き、森の中の動物たちの鳴き声を摸したような部分も多々出てくる。後半楽器がどんどん抜けていくらしい。最後のヴァイオリンのソロがかなり美しく聴き応えがある。最後はしっとりと終わる。
44番よりも全体的に大規模に作られており聴き応えはあるがメロディや雰囲気の良さ、音楽のまとまりといった点では、44番の方が上か。ちなみにこのCDはあの作曲家ブリテンが指揮しており、ライブ録音で客の咳払いなども聞こえて面白い。最後よくわからないが客は笑っている・・・。
2022-01-23 08:26
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