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色とりどりの小品 op.99 [シューマン ピアノ曲]


Schumann: Complete Piano Works

Schumann: Complete Piano Works

  • 出版社/メーカー: Documents
  • 発売日: 2009/05/29
  • メディア: CD



第1曲 3曲の小品1
★★★★★★☆☆☆☆
波のような揺れ動く左手の伴奏の上で、優しいメロディが奏でられる、美しい曲。

第2曲 3曲の小品2
★★★★★☆☆☆☆☆
心の苛立ちを曲にしたような激しい曲。右手のメロディを左手が受け持つ部分はドラマティック。

第3曲 3曲の小品3
★★★★★★☆☆☆☆
華やかな結婚式の入場のような曲。祝祭感に溢れた綺麗な曲。

第4曲 音楽帖1
★★★★★★☆☆☆☆
ブラームスがこの曲の主題を用いて変奏曲を書いた(シューマンの主題による変奏曲op.9)らしい。ゆったりとした荘厳なメロディ。しみじみとした佳曲。

第5曲 音楽帖2
★★★★★☆☆☆☆☆
練習曲のような、哀愁漂うメロディが速く動き回る分散和音の上で奏でられる。短い曲。

第6曲 音楽帖3
★★★★★★☆☆☆☆
穏やかで懐かしさを感じさせる優しいメロディの曲。

第7曲 音楽帖4
★★★★☆☆☆☆☆☆
暗く重々しい曲。もう一歩か。

第8曲 音楽帖5
★★★★★☆☆☆☆☆
ゆったりとした休日の午後を表したかのような穏やかな曲。

第9曲 ノヴェレッテ
★★★★★☆☆☆☆☆
楽しげなお祭りを描いたような、面白いリズムのワクワクした感じのある曲。中間部の流れるようなメロディが入るところは美しい。

第10曲 前奏曲
★★★★★☆☆☆☆☆
ドラマティックな激しい曲。

第11曲 行進曲
★★★★★★☆☆☆☆
葬送行進曲のような暗い感じの始まり。中間部で少し明るい部分が出てくる。亡くなった人の若かりころの元気だった様子を語っているかのような雰囲気。最後は美しいメロディの鎮魂歌で終わる。

第12曲 夜曲
★★★★★★☆☆☆☆
前曲を引きずった暗い出だしだが、朝の光がさしてくるような明るい兆しが見え始め、鳥たちの鳴き声のような短いパッセージが次々と現れる。段々と英雄的な雰囲気なる。ミドルテンポなから変化に富みなかなか良い曲。夜曲という題名があっていないきがする。

第13曲 スケルツォ
★★★★★☆☆☆☆☆
一拍目がとりづらい面白いリズムの曲。時折美しいメロディが登場したり、対位法的な感じがあったりと面白くはある曲。

第14曲 速い行進曲
★★★★★★☆☆☆☆
若干の不協和音を用いた元気で面白い曲。アンコールなどで盛り上がりそうな曲。

確かに寄せ集め的なごちゃごちゃした曲集だが、それなりに良い曲もある。

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