ピアノ三重奏曲 [ショパン 室内楽曲]
ショパン:チェロ・ソナタ、序奏と華麗なるポロネーズ/シューマン:アダージョとアレグロ
- アーティスト: ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、マルタ・アルゲリッチ
- 出版社/メーカー: Universal Music
- 発売日: 2012/05/09
- メディア: CD
第一楽章
★★★★★★★★☆☆
ピアノが激しく情熱的なメロディを弾いて始まる。ヴァイオリン、チェロが順番にメロディをかなで、その後少し滑らかな美しいメロディが流れる。繰り返しの後、哀愁漂う若干悲しげな展開部となり、再びはじめのメロディに戻り情熱的に終わる。美しいメロディに彩られた素晴らしい楽章。
第二楽章
★★★★★★★☆☆☆
優しいベートーヴェンをおもわせる、鳥たちのささやきあいを模したような愛らしく鄙びた雰囲気で始まる。対位法的なやり取りが可愛らしい。中間部は優雅なワルツ。後半は若干悲しげなメロディも交じるが基本的には優しくのどかな雰囲気。
第三楽章
★★★★★★★★☆☆
荘厳な序奏から始まるが、すぐに穏やかになり、ためらいがちで悩ましげなピアノを弦楽器が慰めるかのような優しい雰囲気となる。ヴァイオリンの優しく美しいメロディの後、すこし悲しげなチェロのメロディが入ってくる。ヴァイオリンとチェロが悲しげに語り合い、最後は静かに曲を閉じる。
第四楽章
★★★★★★★☆☆☆
エキゾチックなミドルテンポの舞曲風のメロディで始まる。最後はシリアスになっていきスピードを上げて終わる。
全編通じて美しいメロディが楽しめる名作。
2022-05-14 04:28
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