ヴァイオリン・ソナタ 第一番 BB84 [バルトーク 室内楽曲]
第一楽章
★★★★★☆☆☆☆☆
ピアノとヴァイオリンが喧嘩しているようなあまり噛み合わない感じで始まる。演奏するのが困難だろうと思われる。中間部は内省的で静かな感じになり、その後サラサラとしたピアノ伴奏の上を幻想的にヴァイオリンが動き回る。最後はバトルが戻り激しく終る。
第二楽章
★★★★★☆☆☆☆☆
厳しい感じのヴァイオリン・ソロで静かに始まる。その後荘厳な感じでピアノソロとなり、むせび泣くようなヴァイオリンが絡んでくる。中間部少しドラマティックに盛り上がりを見せる。後半、カデンツァのようなヴァイオリンの技巧的な部分を挟み静かに終る。
第三楽章
★★★★★★☆☆☆☆
躍動感に満ちた野性的な凄まじいバトルが繰り広げられる。ヴァイオリンのピッチカートを合図に若干スピードを落とすが、再びスピードを上げ、小競り合いのようなバトルとなる。再びスピードを落とし暗く情念的な感じになる。最後は野性的に激しく終る。
悪くはないがそんなに素敵な曲でもない。
2022-06-18 04:49
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