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ビブリア古書堂の事件手帖 5 [文学 日本 Modern]


ビブリア古書堂の事件手帖5 ~栞子さんと繋がりの時~ (メディアワークス文庫)

ビブリア古書堂の事件手帖5 ~栞子さんと繋がりの時~ (メディアワークス文庫)

  • 作者: 三上 延
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2014/04/08
  • メディア: Kindle版



第5巻を読み終わった。
今回のテーマは、手塚治虫『ブラック・ジャック』と寺島修司。
手塚治虫は国民的漫画家で、漫画を置かないような学校図書館でも平気で置いてある。
それだけの漫画家で、すでにクラシック化していると言える彼の作品でもやはり読む気がしない。私は漫画というものがあまり好きではない。そしてあまり手塚治虫という人自信に興味がない。さらにあまり寺島修司という人にも興味がない。

ということで内容的には興味深い巻ではなかったが、ミステリー要素はそれなりに楽しく読めた。前巻で告白した大輔とその返事を待たせる栞子、そしてそこに色々な影響を与える栞子の母智恵子の存在。色々な様子があって楽しんで読めた。

p.186
「作り話だからこそ、託せる思いもあるんです。もしこの世界にあるものが現実だけだったら、物語というものが存在しなかったら、わたしたちの人生はあまりにも貧しすぎる・・・・・・。現実を実り多いものにするために、わたしたちは物語を読むんです。」

物語を読む意味を書いたこの文章。結構共感できた。
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