チェロ組曲第一番 Op.72 [ブリテン 器楽曲]
Canto primo: Sostenuto e largamente –
★★★★★☆☆☆☆☆
劇的な重音で始まる。結構悲劇的。後半暗く重くなる。
I. Fuga: Andante moderato –
★★★★★★☆☆☆☆
厳しい感じの主題。一台でやっているとは思えないほど複雑にフーガが展開される。
II. Lamento: Lento rubato –
★★★★☆☆☆☆☆☆
暗く沈痛な曲。メロディがわかりづらい。
Canto secondo: Sostenuto –
★★★★★☆☆☆☆☆
大地から何かが湧き上がってくるような曲。
III. Serenata: Allegretto: pizzicato –
★★★★★★☆☆☆☆
ピッチカートによって、日本のお琴のような音を出している東洋風の曲。面白い。
IV. Marcia: Alla marcia moderato –
★★★★★☆☆☆☆☆
馬が草原を走るかのような曲。はじめの土を掻いているような音が面白い。ユーモラスな曲。
Canto terzo: Sostenuto –
★★★★☆☆☆☆☆☆
再び暗く重い曲。
V. Bordone: Moderato quasi recitativo –
★★★★★☆☆☆☆☆
低音をずっと鳴らしたまま、高音でいろいろな奏法で様々な音色を奏でる。結構面白い曲。
VI. Moto perpetuo e Canto quarto: Presto
★★★★★☆☆☆☆☆
最後はスピード感のある壮大な雰囲気の曲。
全体的に一曲一曲の個性があり、無伴奏の器楽曲にしては、それなりに聴きやすい曲ではある。
2023-03-09 04:39
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